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歯ッピーになる歯の話

歯ッピーになる歯の話

 

歯ッピーになる歯の話122

知多ホームニュース掲載/平成29年4月中旬号

「介護と入れ歯」

みなさんこんにちは、4月です。また新しいスタートです。一方で日々の生活では様々なことに追われ忙しいでしょうか?
今回は高齢者における入れ歯の話をしたいと思います。高齢者でも特に介護が必要な方の場合、本人が入れ歯の取り外しができない場合があります。人それぞれ口の中の状況は様々です。例えば総入れ歯の場合は取り外しはそんなに難しくはありません。が、部分入れ歯の場合一般的には、残っている数本のはり金を引っかけてあります。このはり金の部分をうまく入れたり外したりができなくなってしまいます。本人がこれを外せなくなってしまうと、他の人がこの取り外しや手入れを行うこととなる場合があります。他の人とは、家族や介護職の方などです。実際にはこの取り外しが難儀なため、ずっと外していて入れ歯を入れていない方をよく見受けます。が、入れ歯を入れていないということは咬み合わせがなくなり脳への神経伝達は悪くなり、いよいよ介護度は進行していく要因となるのです。
取り外しをしやすい入れ歯にするのには様々な工夫が考えられます。その方法の一つとしては磁石応用入れ歯をおススメします。はり金で引っかけることにあまり頼らず、磁石の力で入れ歯を安定させます。磁石の場合には、取り外しは比較的容易です。本人が少しばかり手が不自由でもできます。また第三者がその方の入れ歯を外すのも簡単です。
超高齢化社会を迎え、世界的にも磁石応用入れ歯は使われています。ちなみに私の父は70代後半ですが、磁石応用入れ歯を用いています。手はそんなに器用ではありませんが、何とか自力で取り外しができます。
最後に、おいしく楽しく、しっかりと咬んで脳によい刺激を与え、いつまでも元気に過ごしましょう。

 

歯ッピーになる歯の話121

知多ホームニュース掲載/平成29年3月中旬号

「歯のホワイトニング」

 みなさんこんにちは、もうすぐ4月です。新学期が始まり新たなスタートです。気分一新はりきっていきましょう。
こういったスタートの時期にやってみたくなる興味を持つものの一つにホワイトニングがあります。歯のホワイトニングについて少しお話ししたいと思います。歯のホワイトニングには大別して2つあります。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングです。
オフィスホワイトニングとは何でしょうか?何も会社でやるといった意味ではありません。オフィスとは歯科医院という意味です。歯科医院に行き、専門家に施術してもらう方法です。具体的には、約20分ほど歯にホワイトニング用のクリームを塗り、レーザーをあてる、その結果、歯を白くきれいにするという術式です。利点は患者さんは、ただ横にねているだけで楽。欠点としては、人によってはしみる、痛みを感じることもある。大抵の方は2、3回の通院でかなり白くなります。
ホームホワイトニングとは、まさに字の通り、お家で自分でやるホワイトニングです。まず最初に歯科医院で自分の歯型をとり、自分の歯のトレーをつくってもらいます。そのトレーにホワイトニング用ジェルを入れて、お家ではめるのです。はめる時間は1〜2時間くらいから6時間のものもあります。利点としては自分で好きな時間に自分のペースでできることです。欠点としては、ものぐさな人は、やらずじまいで成果が上がらないこと、成果が出るまでには、2ヶ月くらいは期間がかかることです。
では、どちらの方法がより優れているのでしょうか?実はどちらもとてもよい方法で、その人にあった方法をやるとよいです。実際には歯科医院にてよく相談して決めることをおすすめします。また最高の結果を出したいなら両方やることをおすすめします。オフィスホワイトニングで早期に白くなり、その後ホームホワイトニングでじっくりと、さらに細かいところまでだんだん白くなり、白さを維持することができます。いずれにせよ、努力が必要ということです。きれいになりたい、きれいでありたい、もっといえば健康であり続けるということは、多少の努力が大事だということなのです。

  では毎日楽しい笑顔で心から元気に過ごしましょう。

 

歯ッピーになる歯の話120

知多ホームニュース掲載/平成29年2月中旬号

「乳歯はどこから?」

 みなさんこんにちは、2月です。2月にはバレンタインデーがありましたね。チョコレートをたくさんもらいましたか?あるいはたくさんチョコレートを配りましたか?
では、前回は、咬むかむトレーニングの紹介をしました。筋肉をトレーニングして鍛えることはとても重要です。筋肉や骨は使わないと退化します。廃用萎縮を起こすのです。筋肉は体積が小さくなり長さも短くなります。また、骨も細く短くなります。その結果として機能不全が起こるのです。それは具体的には歯並びが悪い、そしてさらに様々な現代病です。現代病とは今まで何度も紹介してきた睡眠時無呼吸症候群、顎関節症、アレルギーなどです。
今回は、乳歯の話をしたいと思います。みなさんは乳歯はどこから最初はえてくると思いますか?前歯だと思いますか?奥歯だと思いますか?答えは前歯からはえてきます。上顎と下顎の前歯が最初にはえてきます。年齢にして約0.5才です。生まれてすぐにはえてくるのです。そして、上顎の前歯が、下顎の前歯の前にくるようにはえます。これは上顎の前歯が下顎の骨の成長をこれより先にいってはダメだよと骨の位置を定めながら誘導しているのです。顔や顎の骨の成長をリードしていく重要な役割をしているのです。
そしてこの最初にはえた前歯で、子供は自然と「引きちぎり」運動をしています。先ほど冒頭で述べた咬むかむトレーニングを前歯を使って行っています。小さい子をよくみると、タオルなどを咬んだり引っ張ったりしていると思います。この遊びは悪い癖ではなく、自然な必要な運動です。顔、口のまわりの筋肉を鍛え上顎、下顎の骨を正しい方向に成長させていきます。
現代人はこのような筋トレが足りないために小さな頃から「退化」が始まってしまっているのです。

  ではみなさん。チョコレートの食べ過ぎには気をつけてください。

 

歯ッピーになる歯の話119

知多ホームニュース掲載/平成29年1月中旬号

「かむ噛むトレーニング」

みなさん明けましておめでとうございます。平成29年の始まりです。正月休みで運動不足になっていませんか?
前回のおさらい、ヒトは狩猟生活から農耕生活へと変わり、肉を引きちぎることをほとんどしなくなった。結果、顎は小さくなった。筋肉や骨を使わないため退化が起きている。顎が小さいことによる現代病として呼吸不全、顎関節症、歯並びが悪いなど。
今回は、予防治療について話します。引きちぎる食生活をやめてしまった現代人の生活。引きちぎりトレーニングを日々行うことによって「歯並び」が予防改善されることが多いです。

 

「タオルのかむ噛むトレーニング」

(1)足を肩幅に開いて床に立つ。(可能なら素足になり足の指にも力を入れ、しっかりと床をつかむような感じ)
(2)前歯から3、4、5番目の歯の位置でタオルを咬む(タオルを折って厚みをだすと咬みやすいです)
(3)唇を閉じてタオルを軽く引っ張る(コツをつかめば力が入るようになるので、最初は顎や歯に痛みがない程度の力で引っ張ります。タオルを引っ張り過ぎないように。唇はタオルを切断するようなつもりで口を閉じて)
(4)全力で目、唇、舌と顔の全部の筋肉を使って力いっぱいギューっと唇を閉じる(1回5秒を左右5〜10回ずつ。引きちぎる動作で全身の筋肉が働いていることを感じましょう)

  ではみなさん頑張ってやってみましょう。ポイントは頑張りすぎないことです(笑)ゆるく続けて行いましょう。何度もやってみると呼吸と動作が合ってきます。体の中心軸に沿って力が集中し、全身の筋肉のバランスも整ってきます。

 

歯ッピーになる歯の話118

知多ホームニュース掲載/平成28年12月中旬号

「退化と現代病」

 みなさんこんにちは12月です。もういくつ寝るとクリスマス。年末年始のイベントがせまっていますね。お元気にお過ごしでしょうか?
前回のおさらい、サルは二百万年以上の時間をかけヒトへと進化したが、現代人はたった一万年という短い間に退化の道をたどっている。それは狩猟生活から農耕生活への劇的な変化で、特に現代人の食生活は肉を引きちぎることはほとんどなく、結果、顎は小さくなってしまっているということでした。
今回は、顎が小さいことによる現代病について話します。引きちぎりの生活をやめて退化が起きました。それは顎の筋肉や顔面、表情筋や呼吸器系の筋肉などの萎縮症として現れています。1.呼吸不全、2.顎関節症、3.歯並びが悪い、4.咬み合せが悪い、5.飲み込みがうまくできない、6.コミュニケーション障害、7.うつの症状などです。
筋肉や骨が使わないと萎縮を起こします(退化)。筋肉は体積が小さくなり、長さも短くなります。そしてそこに一緒にある骨は細く短くなっていくのです。骨の体積や容積の減少が起こり、その結果として様々な機能不全が現れているのです。
ではこれら1〜7の様な現代病にどのように対処していけばよいのでしょうか。治療と予防です。治療に関して言えば、矯正装置を用いて顎を正しい形になおす、歯並びをなおす、舌(ベロ)の動きの癖をなおす等いろいろあるかと思います。
次に予防に関してお話ししたいと思います。元来このような様々な現代病が起きている原因は引きちぎり食生活をやめてしまったことにあります。ですので改めてしっかり咬む生活を取り戻すことが大切となっていきます。
では次回は、引きちぎりトレーニングによる予防について、詳しく話していきたいと思います。治療も大切ですが、それ以上に予防は大切で、一生関わりのあるものです。

  最後にみなさん、よいクリスマスを。

 

歯ッピーになる歯の話117

知多ホームニュース掲載/平成28年11月中旬号

「肉を咬んでヒトは進化した」

みなさんこんにちは。11月です。冬を感じる季節となってきました。元気に楽しくお過ごしでしょうか?
 前回は、サルが地上に降り、肉食中心の狩猟生活を始め、ヒトへと進化していく話をしました。
  今回は、肉食になったため、引きちぎって食べる、これがサルからヒトになっていく進化のポイントであることを更に詳しく話していきたいです。
 200万年以上の時間を経て、サルからヒトへと進化していくのですが、どうして、サルがサルのままではなくヒトへと進化したのか。1つのポイントは肉食中心になったことなのです。前回にも述べましたが、小動物の硬い肉を食べる生活に変わり、その肉を食べるためには、立った姿勢で全身の筋肉を使って引きちぎっていたのです。毎日この引きちぎりを繰り返していました。この時、ものすごく強い全身の筋肉の応力は骨にかかるのですが、その応力により骨の形は変わっていきます。どこに一番応力が加わったと思いますか?それは顔の目と目の間、鼻の上あたりに力がかかったのです。その結果サルの頭から、額が前方へ大きく進化していったのです。
 脳の前頭葉も発達しました。この引きちぎり全身運動を日々繰り返した結果、骨格特に顔がサルからヒトの顔へとなっていったのです。ヒトの誕生です。
 では、動物園のサルにこのような引きちぎりを繰り返せば、そのサルはいつかヒトに進化できるのでしょうか?答えはノーです。実はサルがヒトに進化していくにはもう1つのポイントがあるのです。母指対向性というのですが、ヒトには親指と人差し指でつまむことができますが、サルはできません。前回述べた、木の下に降りたグループのサルは、木の上での生活を捨てて木の枝にぶら下がらなくなり、そのかわり、母指対向性というつまむことができる手を獲得していたのです。これにより、引きちぎりの全身運動ができるのです。母指対向性のないサルは、全身に力を入れることができないので、顔の骨は、変化していきません。
 そして、ここからが現代人の退化にかかわる問題です。約1万年前より人間は、狩猟生活、引きちぎり中心の生活をやめ、農耕生活を始めます。200万年以上かけてゆっくり進化したにもかかわらず、たった一万年という短い時間で、引きちぎる日常運動をやめてしまい、現代の食生活へと一気に変化していったのです。その退化の代償として、特に顔のまわりの筋肉は使われなくなり、結果として顎が小さいということが起きているのです。
 次回は顎が小さいことによる現代病について話したいと思います。

 

 

歯ッピーになる歯の話116

知多ホームニュース掲載/平成28年10月中旬号

「人類の進化と咬みあわせ」

みなさん、こんにちは、10月です。食欲の秋です。楽しくお過ごしでしょうか?
前回まで、無呼吸症候群などに代表される現代病と咬みあわせの話をしてきました。
様々な病気と咬みあわせが関係があることが少しずつわかっていただけたと思います。
子供の矯正治療からはじまり、大人になっても咬みあわせは大切で生涯どう健康で楽しく生活していくか。その本質をさらに話していきたいです。
歯の治療、矯正治療は単に目の前の悩み、問題を解決するだけでなく、人生の豊かさをサポートするカギとなっています。
ヒトはサルからとても長い年月をかけ進化してきました。人類の進化といっても、それは「進化」と「退化」ということです。「進化」した部分もあるし、裏を返せば「退化」した部分もあるということです。
「進化」の落とし穴、それが顎関節症や、アゴが小さい、呼吸不全、歯列不正などに表れているのです。
我々はサルのような生物から、どのように変化(進化)をして、現生人になったのでしょうか?
人類の祖先は樹上で生活する小さなサルの仲間でした。彼らの歯は雑食性に適した歯の形状をしていました。その彼らの体はだんだん大きくなり、チンパンジーやヒトの祖先になり、ヒトの祖先は樹上から地上生活に移行していったのです。
樹上では雑食性といっても、木の実や新芽などの葉っぱが主で昆虫なども食べていました。それが地上に下りると、木の実や葉っぱが少なく、昆虫や小型の動物を食べるようになりました。
動物性蛋白質は腹持ちが良いし、高カロリーなので行動範囲が広がり、それに伴い動物性蛋白質を探す機会が多くなって、だんだんと肉食になっていきました。しかし歯の形態は雑食性なので、肉を食べるのは少し難儀したのでした。
先に述べたように、人類の歯の形は雑食性でありますが、環境の変化のために肉食の割合が増えました。そして、これが大切なポイントなのですが、植物を食べる時と肉を食べる時では全身の筋肉の使い方が異なっているのです。
雑食性の歯の形で肉を食べるのは苦労があるのです。すでに手が器用に使えたので、口、顎のまわりの筋肉を中心に、筋肉の力を借りて肉をひきちぎっていたのです。肉の塊を小さくして口の中で咬むようにする必要があるわけです。
しかし、いつも走り回っている小動物の肉はスジが多く、前歯で簡単に切れないのでした。そこで、犬歯、小臼歯(前歯より少し後ろの歯)で肉を咬み、両手で強く引っ張り口のまわりの筋肉の助けも借りて、おもいっきり強く口唇を閉めて、引きちぎっていたのです。
肉を引きちぎること、それが生きていく上で、最も重要な日常の1つとなっていました。引きちぎりに使う筋肉はどこでしょうか?
とてもスジのある小動物を引きちぎるのです。イスに座ったような姿勢ではとても出来ないのです。足まで力をかけ、踏ん張って全身の筋肉を使いました。口のまわりの筋肉だけではないのです。
当然手でしっかり持ち、引っ張りました。この全身運動を毎日何度も繰り返し、200万年引きちぎりを続けサルはヒトへと進化していくのです。

  では次回、その引きちぎりこそがサルがヒトになっていく進化のポイントであるという話を続けたいと思います。

 

歯ッピーになる歯の話115

知多ホームニュース掲載/平成28年9月中旬号

「咬み合わせと呼吸」

 みなさんこんにちは、9月です。涼しくなり食欲も旺盛になってきていますか?
前回まで歯と呼吸の関係、人間に体にとって夜間寝ている時の呼吸の質がとても大切で、不眠や無呼吸症候群に関して話してきました。
さて、呼吸は大切だ!なんとなくみなさんもそう思いますよね。呼吸をして人は酸素を取り込んでいます。呼吸の最大の目的は体内に酸素を取り込むことです。
大気中の酸素はどれほどあるのでしょうか?100年前では24%あったと推定される空気中の酸素濃度が、現代では大気汚染、自然破壊などの影響により20・99%まで下がっています。
心臓は毎分70回、1日に約10万回脈動し続け、一生80年として約30億回、この驚異的な仕事のエネルギー源は冠動脈から与えられる酸素だけなのです。
また血液のサラサラ度は、血液の酸素濃度の差によるといわれています。酸素濃度の上げ方としては、2つです。それは「起きている時の運動」と「寝ている時の呼吸」です。
また、野口英世は「すべての病気の原因は酸素欠乏症である」と言っています。ノーベル医学賞受賞者のオット・ワールドは「ガンの原因は酸素不足による」と述べています。いかに呼吸(=酸素)が重要であるかということがおわかりいただけるでしょうか。
特に寝ている時の呼吸の質を良くするには、歯の咬み合わせが良いかどうかなのです。
そこで呼吸の質を考えた咬み合わせを良くするには、2つの方法が考えられます。
1つは夜間寝る時に専用のマウスピースをはめることです。下の顎の気道を広げやすく動きやすいタイプのマウスピースです。
もう1つは、かぶせ物や矯正治療などを行って咬み合わせを良くしていくことです。特に矯正治療の場合、今までは歯の位置を水平的に移動して、きれいに並べていくことが中心となって行われていましたが、最新の考え方では、咬み合わせを高くして呼吸に適した歯並びをゴールとするようになってきています。

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歯ッピーになる歯の話113

知多ホームニュース掲載/平成28年7月中旬号

「歯と呼吸」

みなさんこんにちは。暑くなりましたね。夜ぐっすり眠れますか?暑くて寝つけないですかね。実は夜寝ている時の呼吸と歯には重要な関係があります。
さて、歯の役割とは何でしょうか。「食べ物を粉砕する」「発音を助ける」「表情を作る」「体のバランスや姿勢を保つ」「ものを咬むことで脳に刺激を与える」などが考えられます。
そんな役割を持つ歯ですが、現代人には進化とともにいくつかの問題が起きています。
それは「顎の発達が弱く口の中が狭くなってきている」その結果、「舌のスペースが口の中で十分に確保できていない」「無呼吸症候群が増えた」ということです。
平成25年度国民健康栄養調査によれば、69.3%もの人が睡眠に課題があるというデータが出ています。最近のNHKスペシャルによれば、国民の20%以上が不眠で悩んでいる、それは人類の進化に起因しており、睡眠時無呼吸症候群といわれています。これは自然界の動物には起こらない、人間だけが患う病気です。子供のイビキが増加していることも見捨てておけない事象です。
ヒトは進化の過程の中で「言葉」を獲得しました。喉の奥に「声道」を得たのです。
その結果、舌が後退する構造になりました。人の舌は通常丸い形で落ち着き、前後左右上下に自由に形を変えられ、舌の形が作り出す「声道」ができて言葉を得たのです。しかし、その代わりに口の中の容量は狭くなり上気道閉塞を患うようになったのです。
これらの進化が加速度的に起こっている要因として、現代人の生活習慣に着目していきましょう。「歩かなくなった」ことと、「咬まなくなった」ことです。
一回の食事に飛鳥時代には約4000回も咬んでいたのに対して現代人は620回です。現代人は理想として1食1000回以上がよいとされています。この2つの「歩かなくなった」「咬まなくなった」ことにより、骨格の発育不足、特に下顎の発育不全、歯の萌出不全が起きています。そして。冒頭で述べたぐっすり眠れない、睡眠時無呼吸症候群につながっていくのですが。この治療法と歯、顎、呼吸についてさらに話をすすめていきたいと思います。

では続きは8月にまたお会いしましょう。

 

歯ッピーになる歯の話112

知多ホームニュース掲載/平成28年6月中旬号

みなさんこんにちは6月です。雨の日も多いかと思います。こんな時期、カビが気になります。部屋の窓の隅、お風呂、台所の流しなど。
 それ以外にも、実はお口の中にもカビが住みついているのをご存じでしょうか。
お口の中にはいろんな細菌が多かれ少なかれどうしても入ってきます。歯周病菌、これらはあまりついてほしくないですよね。歯周病菌は歯をしっかりみがいたり、様々な努力でその菌の数を減らしていくことが割合可能です。場合によっては抗生剤などの飲み薬によっても効果があり、改善されていきます。
しかし、カビに対しては抗生剤はあまり効果は期待できません。歯周病がなかなか治らない、こんなに一生懸命に歯を磨いているのに良くならない。そんな人は、お口の中にカビが住んでいることがあります。カビに対しての対策が必要です。
 また、義歯(入れ歯)をお口の中に入れて使っている人の場合、義歯のプラスチック部分にカビが住みついていることがとても多いです。入れ歯の手入れとしては、入れ歯洗浄剤などを毎日使うことが一つの方法となります。
 また最近では、入れ歯を銀イオンでコーティングして、カビなどの様々な菌から守る方法もあります。一回のコーティングで約3ヶ月ほど効果が持続し、その間は水洗いだけで十分なので楽ですし、また安全にお口の中を守ることが可能です。
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歯ッピーになる歯の話111

知多ホームニュース掲載/平成28年5月中旬号

「金属アレルギーと歯科材料」

 

 みなさんこんにちは5月です。楽しいゴールデンウィークを過ごされましたか?休みも終わり平常が戻ってきました。仕事に学校に家事に集中です。
  さて、今日は金属アレルギーと歯科治療についてお話ししたいと思います。
  歯の治療をする際、様々な歯科材料を使います。お口の中に完全にくっつけて長く使ってもらう材料もあります。歯のかぶせ物、悪くなったムシ歯を削り、その部分を補うために歯型をとって歯型の金属をはめ込んだりします。
  歯を被せてはめ込むものにはいろんな材料があります。
  金属、プラスチック、セラミックなどに大別されます。これらの材料は人によってはアレルギーの原因となります。アレルギーが出る場合、お口の中に発疹がでる程度の人もいますが、ひどい場合は全身に症状が現れることもあります。
  金属は、アレルギーの出る最も多くの原因の一つとなっています。アレルギーの原因が歯科材料に起因していると思われる場合は、その金属を除去して違うタイプのものに入れ替えるなどします。
ただ、金属でもアレルギーがとても起こりにくいものもあります。その金属の種類は金、プラチナ、チタンなどです。金、プラチナはアクセサリーでもよく使われています。これらのアクセサリーをつけていて大丈夫な人は、これらをお口の中で歯科材料に使っても大丈夫な人が多いです。チタンは、人工関節など体の内部に埋め込む材料として長く使われてきた歴史もあり安全な金属です。
  またプラスチックタイプや、ハイブリットタイプ(プラスチックとセラミックをまぜあわせたもの)などの歯科材料は色が白いことと、金属ではないので、このようなもの代用していくこともありますが弱点もまだまだ多い材料です。水分を吸収して変色したり劣化します。最近は繁殖させ歯周病の原因となることもあります。
  現状、金属以外ではセラミックを使った材料が最も優れていて安定がよいです。
  ではみなさん、健康に留意して、楽しく日常をエンジョイしましょう。

 

歯ッピーになる歯の話110

知多ホームニュース掲載/平成28年4月中旬号

みなさんこんにちは、4月です。過ごしやすい、いい季節になりましたね。お元気でしょうか?入学式など4月は新しいスタートです。しかし、もう目の前にはゴールデンウィークがひかえています。
さて、今回は磁石を利用した入れ歯の話をしたいと思います。
入れ歯は何らかの形で、安定させるために、はり金などを用いてひっかけたりしていることが多いです。
実は入れ歯には多くの種類があります。ひっかける金具のかわりに磁石を用いる方法があります。
入れ歯の中には磁石が埋め込まれています。口の中にはその磁石にくっつく特殊な金属が固定してあります。この金属と磁石がくっつくことによって入れ歯がより安定するという仕組みです。
  磁石応用入れ歯のメリットは何でしょうか?
(1)取りはずしが簡単。これから超高齢化社会になってきますが、入れ歯を使う人も増えてくることが予想されます。入れ歯は先ほども述べたように、はり金でひっかける場合が多いですが、磁石ははり金に比べて取りはずしが簡単なのです。手が少し不自由でも、取りはずしに困りません。また介護者が入れ歯をはずしたり、入れたりも簡単に行えるのです。
(2)見た目。はり金が少ないので、目立ちません。
(3)掃除がしやすい。はり金などの複雑な構造が少ないため、歯ブラシで磨いたりする手入れが簡単です。
  では逆に磁石応用入れ歯のデメリットは何でしょうか?
(1)MRI検査。この検査をする場合には、検査画像が一部、見づらくなる点があります。ゴルフボールくらいの不透過像が現れることがあります。
(2)保険診療ではなく自費診療費がかかる。
  ではみなさん、今からゴールデンウィークの楽しい予定を立てましょう。遊びに行ったり、外食に出かけたり…ワクワクしますね!

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歯ッピーになる歯の話109

知多ホームニュース掲載/平成28年3月中旬号

「歯の色を測る」

 みなさんこんにちは、3月です。ホワイトデーです。もうお返しは渡しましたか?そしてようやく春らしくあたたかくなってきましたネ。
さて、ホワイトデーは「ホワイト」という文字が入っていますが、歯の白さについて話したいと思います。
歯の色は白ければ白いほどよいのでしょうか?歯の色が白というよりはくすんで茶色ぽかったり黄色っぽかったりしては、いやですよね。けど、あまりにまっ白というのもおかしいのです。
実は、歯の色には専用の色見本があります。10種類以上のたくさんの色の見本があります。この色見本は単に、白い、うす暗いといったものではありません。歯の色の構成要素には、白は白でも、その中に茶色、赤色、黄色、青色などが少し入り混じっていて、色のグラデーションをつくっています。
日本人の場合は、茶系、黄系の人が多いです。ですので、歯の色がちょっと濃いな、自信はないなという人の歯は、黄色がかっていたり、茶色がかっていたりすることが多いです。
そして、歯をかぶせて、治療する際には歯の色を測定することがあります。歯の色は何種類もありますので、色見本から、どれが一番近い色かを決めて、その色をオーダーするのです。
また、色をもっと白くしたい場合には、今の歯の色よりも1、2ランク白いものを選べばより白くなるということです。特に前歯を治す場合には、今までの色より少しだけ白いものを選んでやることが多いです。そのほうが、せっかく治すのだから、よりきれいに仕上がります。
では、みなさん、あたたかい春を楽しく満喫して下さい。食べ過ぎ注意報もでてますけど!

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歯ッピーになる歯の話108

知多ホームニュース掲載/平成28年2月中旬号

みなさんこんにちは、2月14日はバレンタインデーでした。
この日本中にあまたのチョコが飛び交ったことと思います。チョコレートって焦げ茶色ですよね。このチョコレート、いっぱい食べると、どんなことが起こるでしょうか?クイズです。
答え、その1、太る。そうです、カロリー過多になれば太ってしまい大変です。
その2、虫歯になる、そうです。チョコレートなど甘い物の中には砂糖が沢山入っているため、それを常に摂取し続ければ、とても虫歯になりやすいのです。虫歯になる原因は何もチョコレートなどの砂糖菓子だけが原因ではありませんが、現代人は砂糖を摂り過ぎている傾向にありますので注意が必要です。
例えばミャンマーという国は民主化され、外資が国の中に入り、食文化でチョコレートが急に国中に広まりました。その勢いと比例して虫歯が加速度的に増えてしまいました。
その3、歯の色が茶色くなる(?)そうです、濃い色のものを食べると歯の色は着色を帯びて黄色、茶色っぽくなりやすいです。タバコもそうです。(ただしすべての色の濃い食べ物がそうだというわけではありません)
身近な代表例を挙げると、「ソース、しょう油、カレー、コーヒー、お茶、ワイン、焼きソバ、トマトスパゲティ(ホワイトソースでも)」これらの食べ物から色の原因となる色素物質が歯の表面に着きます。この汚れのくっつきがくり返され、歯の表面から歯の中へ浸透します。そうなると歯みがきだけではなかなかとれません。
でも大丈夫です。「安」心して下さい。これらの色をとり除くホワイトニングという方法があります。ホワイトニングは歯の奥に入り込んだ色素物質を分解して歯本来の白さを取り戻す方法です。レーザーやスプレーなど色々種類があります。
=プチホワイトニング体験会のお知らせ=
日時 H28・3・12(土) 15時〜
場所 小島歯科室
参加費 500円(ホワイトニング500円off券、ハブラシ、歯磨材プレゼントあり)
持ち物 ハンカチ
※要予約

 

歯ッピーになる歯の話107

知多ホームニュース掲載/平成28年1月中旬号

「カラオケと入れ歯」

 みなさんこんにちは。平成28年のスタートです。今年一年の目標は立てましたか?いろんな目標、望みがあるなか、健康で楽しく生活していくのも大事な目標の一つかと思います。
みなさんはカラオケは好きですか?昨年、大晦日、紅白はご覧になられましたか?私はX−JAPANの歌をきいて、一人で気持ちが盛り上がっていました。歌がうまく歌えたらいいなあー。歌、カラオケは健康にとてもいいと思います。歌うことは運動です。しかも、その人に合った無理のない運動です。また、みんなで楽しく歌うことによって笑顔にもなれます。
さて、今回は発音について話したいと思います。私が以前にみさせていただいた患者様に声楽専門家や落語家の方がいました。これらの人は人前で歌ったりしゃべったりが専門のプロです。その方たちは義歯(入れ歯)を入れている方でした。
一般的に、入れ歯を使っている多くの方はたぶん、入れ歯を初めて入れた時はしゃべりにくいと気になることがあるでしょう。しかし、日々慣れて苦なくしゃべったり歌ったり出来るようになると思います。ただ先ほどの方、しゃべりのプロの方は入れ歯を入れた状態でうまくしゃべって歌うことは出来るのだけれども、時としてうまく発音できないことがあると気にされていました。特にサ行のサ・シ・ス・セ・ソを発音する時に自分の思っているように発音出来ないことがあるというのです。
このような場合、歯科治療として行うことは、上顎の入れ歯の形をみていきます。上顎の入れ歯のピンク色のプラスチックの部分の形を評価していきます。口の外からはまったく見えない所です。ここのピンク色のプラスチックの部分の凸凹を変えていきます。ほんの少し(0.1〜2ミリ程度)で発音のしやすさが変わることがあります。あるいはそのピンク色の部分を無くしてしまうような金属タイプの義歯に作り変えます。
ですが、自分の元々の歯ではないので、完全にというわけにもいきません。努力して慣れて、うまくしゃべるようになっていくのです。

  ではみなさん、歯を大切にして、今年一年も楽しく元気に過ごしましょう。

 

歯ッピーになる歯の話106

知多ホームニュース掲載/平成27年12月中旬号

「マウスピースと咬み合わせ」

みなさんこんにちは、平成27年も残りわずか、そしてもうすぐクリスマスですね。クリスマスプレゼントの準備は大丈夫ですか?あるいは自分へのご褒美は準備していますか?
では今年一年を振り返って、あらためて、咬み合わせの重要性について話したいと思います。
まず、義歯(入れ歯)を使用されている方は、夜寝る時にはずしていますか?あるいははめたまま寝ていますか?これは、今まではずして寝た方がよいということが一般的にいわれてきましたが、最新の考え方としては、夜寝る時は義歯をはめたまま寝るべきであるというふうに変わりつつあります。
それは夜間、寝てる時の無意識下で様々なことが起きていて、それが体の健康に大きくかかわっていることが解明されつつあるからです。特に、下顎の無意識下の動きが、健康に大きく影響を及ぼしていることがわかってきています。
上下の歯は寝ている時の呼吸運動と関連があり、歯がない状態で寝ているのはよくないという考え方がでてきたのです。ですので義歯の調子の悪い方は、義歯を治すか、インプラント、ブリッジなどの別の治療法で治すことをおすすめします。
また、無呼吸症候群に代表されるように、マウスピースの活用の研究も進んでいます。
マウスピースを用いて歯並び、咬み合わせを治す技術も進んできており、18才以上の方にはとても利用価値の高い方法かと思います。マウスピースを使うことによって歯並びを治すこともできるし、夜間の歯ぎしり、食いしばりからくる不健康状態の改善も期待できるからです。
すなわち、咬み合わせは、単に歯並びを治しているだけではなく、生涯に渡って健康な生活を送る上でとても重要です。親知らずの抜歯の評価も大切となってきます。
年齢に応じた、咬み合わせ、お口の中全体の評価が大事です。それが、全身の健康を守っています。

ではまた来年、元気に笑顔で再会しましょう。

 

歯ッピーになる歯の話105

知多ホームニュース掲載/平成27年11月中旬号

「磁石応用の入れ歯」

みなさんこんにちは、11月です。今年も残すところあと一ヶ月とちょっと。そして年末にはイベント、クリスマスが控えています。クリスマスの準備は進んでいますか?その先には年明け正月です。
さて、年末を迎えるにあたって、体、お口の健康はいかがでしょうか?特に入れ歯の具合はいかがでしょうか?
入れ歯を安定させて、快適にするためには、様々な方法が考えられますが、その1つには磁石を使う方法があります
自分のお口の中に歯の根が残っている場合、その根に金属のフタをつけます。一方、入れ歯の内側には磁石を埋め込みます。そうすることによって磁石の力が補助をしてお口の中でピタッとくっつき入れ歯を安定させるわけです。
歯が一本も残っていない場合は、お口の土手にインプラントを入れます。そしてやはり入れ歯の内側に磁石を埋め込んでおきます。
そうすることによって磁石とインプラントがピタッとくっついて入れ歯を安定させるわけです。
インプラントを応用する場合、インプラントの本数はその人によって様々ですが、2本から4本の人が多いです。
このようなインプラントを使った入れ歯の場合、よく患者様に質問を受けることがあります。それは「MRI」の検査を受けますが大丈夫ですか?ということです。
まず、インプラントについては特に問題ありません。
磁石については、入れ歯をはずしてMRIの検査を行いますので問題ありません。が、お口の中に、磁石とくっつかせるために、金属のフタをつけています。この金属が影響を及ぼすことがあります。
MRIの撮影自体は行うことはできますが、MRIのデータを診断してみる際にその金属が人によってはゴルフボールくらいの大きさの読みにくい部分が出ることがあるのです。大抵の場合は問題ないのですが、稀に、その様なことがあります。

その際は歯科医師と相談の上、金属を外すこともあります。

 

歯ッピーになる歯の話104

知多ホームニュース掲載/平成27年10月中旬号

「咬み合わせがずれる?」

 みなさんこんにちは、秋です。日々過ごしやすいですね。ちょっとお出掛けしてみたり、外食には花が咲いたり、楽しみは尽きないものです。
今回は咬み合わせについて、お話したいと思います。
毎日おいしく食事をするには、咬み合わせは大事です。あなたは、例えば5年前まではそんな事はなかったが、最近少しずつ自分の歯がずれて動いてきているのでは?と思った事はありませんか?
実はそのような方は意外に多いです。
あれ、自分の下の前歯はこんなに重なりあってずれていただろうか。あるいは、奥歯の咬み合わせが、段々横に倒れているような気がする。
このような歯の咬み合わせが、年齢とともに崩れていくことはよくあります。そして、すぐには気がつきません。大分ずれておかしくなってきて、初めて自覚するのです。
加齢とともに仕方ないのかなと思っている方も多いようです。
しかし、この咬み合わせが、崩れていく事は、とても危険です。この咬み合わせが、崩れてしまった場合、どのように治療したらよいのでしょうか。
1つは矯正治療です。矯正といっても、針金をつける場合もありますが、透明のマウスピースをつけてやる事も多いです。
特に年齢が40代50代以降の場合は、マウスピースで治療できることが多いです。
2つ目には、歯のかぶせ物を新たに作って咬み合わせを整えたり、歯のない場合は、入れ歯、インプラントで安定をはかる事があります。
全体の咬み合わせをバランスよくして、崩れていかないように作り直して固定していくのです。しっかり治療して安定すれば、歯周病によってグラグラするのを抑える事も可能とあります。

  ではまた来月、咬み合わせと呼吸について大切な事をお伝えしていきたいと思います。

 

歯ッピーになる歯の話103

知多ホームニュース掲載/平成27年9月中旬号

「歯周病とDNA検査」

みなさんこんにちは、ようやくすずしくなり過ごしやすくなってきましたね。
今回は歯周病の検査について話したいと思います。
成人のほとんどが歯周病にかかっているって、知っていましたか?
「えっ!私、歯周病なの?」
そうなんです。程度の差こそあれ、成人の方はほとんど歯周病の菌がお口の中にいます。
では具体的に歯周病の検査は何をするのか?
(1)歯茎の溝の深さを測る。歯と歯茎はくっついているようで、少しばかりすき間があります。歯周ポケットなどといわれます。この溝は正常な方でも2、3ミリの深さはあります。歯周病の程度が進んでいくと、4、5ミリと大きくなります。かなり進行すると8ミリなどということもあります。
(2)歯の動揺を調べる。歯がしっかりしていれば押しても咬んでもビクともしません。が、弱っていれば、歯が多少動揺して動くような感じがあります。この動揺の程度を0、1、2、3と数値で評価します。3ではかなり危なく、抜かなければならないこともあります。
(3)歯茎からの出血、歯周病が進行すると、歯茎から出血したり膿がでたりします。
以上(1)〜(3)までは一般的によく行われる検査ですが、最新の検査では以下のようなものがあります。
位相差顕微鏡によるお口の中の細菌の活動状態をみることにより、細菌の種類、数がどれくらい多いか、細菌の活発化などがみられて、ビジュアル的にもわかりやすいです。
DNA検査、これは、歯周ポケットの溝の中のだ液を摂取して、臨床検査技士のいる検査センターに送ります。
そこで、詳しく細菌の種類と数を調べます。(血液検査に少し似ています)
この検査の特長は、歯周病に悪影響を与える菌がどれほどいるかが正確に数値でわかることです。
それにより内服薬の必要性がわかり、治療方針が的確に決められることです。(ただしこの検査は、保険ではなく、自費診療となります。1万円〜3万円程度の負担負担があります)

  ではみなさん、しっかり歯を磨いておいしい食事を楽しみましょう。

 

歯ッピーになる歯の話102

知多ホームニュース掲載/平成27年8月中旬号

「虫歯とダイエット」

みなさん、こんにちは、暑い日が続きますね。食べ過ぎ、飲み過ぎていませんか?
また、アイスクリームなど食べたくなったりします。このようなものは、たいていの場合砂糖がたくさん入っています。これら冷たい飲食をした時、その場は気持ちよく、疲れもとれるようでよいのですが、実は気をつけなければいけないことがあります。
夏なので、水分をこまめに気をつけて摂取することはとてもよいことなのですが、砂糖をたくさん取ってしまうと、余計に口が乾いてしまうのです。
また何か飲みたくなる、また何か食べたくなる、と食べ過ぎのスパイラルに入ってしまうことが多いのです。
その結果は、砂糖の取り過ぎによる虫歯のリスク、そして太ってしまうということなのです。
さて、ダイエットはいつもいろんな方法が紹介され、流行っていると思います。みなさんも、いろんな方法にチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?
一般的なもので言えば、運動、走る、ウエイトトレーニング、エアロビ、ヨガなどなど。 
食事に関したもので言えば、糖質制限というのが有名かと思います。炭水化物を食べないというダイエット法です。具体的には、ご飯や、パン、麺類などを食べないということです。さらにお菓子など砂糖の入ったものも含まれます。逆にいうと食べてよいのは、タンパク質が中心になります。卵、肉、魚、豆腐、納豆などです。
この糖質制限ダイエットは、歯、お口の中にとってはよいこともあります。虫歯の原因となる砂糖を取らないことです。
また、ご飯などの炭水化物も食べないので、お口の中がネバネバすることも少なく、歯周病にもなりにくいことがあります。
ではみなさん、無理なダイエットはせず、けど食べ過ぎに気を付けて暑い夏を乗りきりましょう。

 

歯ッピーになる歯の話101

知多ホームニュース掲載/平成27年7月中旬号

「マウスピース」

 みなさん、こんにちは、7月です。毎日暑いですが、クーラーのもと体を冷やしすぎてはいませんか?暑くても、健康のため運動も大切ですね。
今回はマウスピースについてお話ししたいと思います。
マウスピースと聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか?例えばボクシングのマウスピース、と答える方が多いかもしれません。歯科医院で作られるマウスピースには実はいろんなものがあります。
(1)スポーツ用マウスピース。これはボクシング、ラグビーなど激しいコンタクトスポーツに使います。
この目的は、マウスピースをお口の中に入れて、歯と顎の保護を行うためです。歯が折れる、顎が折れるなどのケガを防ぐためには、マウスピースは欠かせません。
(2)顎関節症用マウスピース。顎がカクカクするなど顎に異常のある方に用います。
顎の関節に無理な力が加わらないようにして、顎の関節のリラクゼーションを図ります。
(3)矯正用のマウスピース。
歯の矯正をするには一般的には、はり金を用いることが多いです。が、一部の患者様には、透明で目立たないマウスピースをはめる事によって歯並びを治していくことが出来ます。(重度の不正咬合では難しいです)
(4)夜にはめるマウスピース。
無呼吸症候群の人など、夜寝ている間に、健康を守るため、マウスピースをはめた方がよい場合があります。顎の位置が下がりすぎ、舌の位置が悪く、呼吸が止まったり、酸素が十分確保出来ない状況が起きています。
夜間寝ているときに、酸素を確保することは人間の生命、健康にとって、とても重要ですので、無呼吸症候群でなくても、夜間マウスピースを入れることはあります。
では、楽しく食事して、力をつけて夏を乗り切りましょう。

 

歯ッピーになる歯の話100

知多ホームニュース掲載/平成27年6月中旬号

「歯科検診」

みなさん、こんにちは、6月です。梅雨です。恵みの雨ですネ。
6月には学校、会社、行政などで集団検診が行われることが多い時期です。
小学生の場合、歯科の集団検診は一年に一回行われています。中にはお子さんが学校から集団検診の結果用紙をもらって来たという方もいるのではないでしょうか。
集団検診とは何でしょうか?歯科検診では次のような項目をチェックしています。
(1)顎の関節に不具合がないか?顎がうまく動かなかったり顎から異音がする、ガタガタするなど。
(2)歯並び、咬み合わせについて、前歯が出ている、受け口、顎が小さいなど。
(3)歯の汚れ、磨き残しが多く、虫歯になりやすくなっていないか。
(4)歯肉の腫れ、歯肉炎、歯周病になっていないか。
(5)虫歯になっていないか。
この歯科の集団検診は、あくまでスクリーニングであり診断ではありません。ですので病気の可能性を拾い上げて、病院に行ったほうが良いかもしれないということを大まかに伝えています。ですので、紙をもらって医院に赴いて診てもらっても、必ずしも治療となるとは限りません。
特に(5)の虫歯の有る無しについては、最近では様々な治療法が普及していますので、歯が黒くなっていても、薬が塗ってあるだけということもあり得ます。
最終的には、かかりつけ医にて、診断を仰ぐことが良いと思います。

  では最後に、もうすぐ来る暑い夏が、ちょっとばかり待ち遠しいですね。お元気で!

 

歯ッピーになる歯の話99

知多ホームニュース掲載/平成27年5月中旬号

「歯と金属アレルギー」

 こんにちは5月です。ゴールデンウィークも終わり、通常が戻ってきました。落ち着いたところでしょうか?
この知多地域では、知多市民病院と東海市民病院が合併して西知多総合病院となりました。
私たちが医院にかかる場合、普段は自宅の近くのクリニックにかかることが多いと思います。そして必要に応じて2次、3次医療機関にかかるかと思います。
例えば歯科医院において、普段、診療している際に、患者様の金属アレルギー疑われることがあります。そのような場合は、他院での検査依頼をして、患者様に行ってもらうことがあります。
今回は、金属アレルギーについてふれたいと思います。歯の治療を進めていく際、お口の中に金属材料を使うことがあります。みなさんも、お口の中を鏡で見てみると奥歯に銀色のつめ物の金属がありませんか?どのような金属が使われているかというと、銀、パラジウム、銅、ニッケル、亜鉛、水銀などです。
人によっては、これらの金属と相性が悪く、アレルギー反応が出てしまう人もいるのです。その金属が原因で、お口の中が荒れる人もいますが、体全体に湿疹が出る人もいて症状は様々です。
歯科的な対応策としては、金属を除去することです。ただし、割合、アレルギーの少ない金属もあります。
それは、金、プラチナ、チタンなどの金属です。現在では金属以外の材料でつめ物を作る技術も進んできています。プラスチックタイプやセラミックなどを加工して行われています。
お口の中の金属アレルギーに関して、不安だな!と思われる方は、まず歯科医院に行って相談をしてみるのが良いと思います。お口の中にどれくらい金属が入っているのか、どの様な金属が入っているのか、いつくらいから入っているのか、どの様な症状が出るのか、必要に応じて原因金属の特定の検査をすることもあります。
では、だんだん暑くなっていきますが、健康に留意して楽しく過ごしましょう。

 

歯ッピーになる歯の話98

知多ホームニュース掲載/平成27年4月中旬号

「口腔外科とは?」

みなさんこんにちは4月です。また新たなスタートです。元気にはりきってお過ごしでしょうか?
さて、よく聞く話なのですが、「口の中にできものができました。どこの病院にいって診てもらえばいいのかわからない?」 その答えの1つが口腔外科です。
一般的にお口の中の病気、トラブルは今、みなさんがかかっている歯科医院で相談してみるのがまず第一かと思います。
でも、ちょっと気になる、という方は口腔外科で診てもらうのがよいでしょう。口腔外科で診てもらうとよいと思われるものはいろいろありますが、多くの方に聞かれる病気、症状は、以下のようなものがあります。
親知らずの痛み、特に顎の奥に埋まっているなど。口の中の粘膜のできもの、下顎の骨折、顎の関節が痛い、舌の味覚障害など。
では、口腔外科はどこでやっているのでしょうか?それをさがすのに簡単な方法の1つがインターネット検索です。インターネットで地域名と「口腔外科」というキーワードを入れて検索すれば、いろんな情報がみつかりますので、一度試してみて下さい。
みなさんの近くにもきっと「口腔外科」をやっている歯科医院が見つかると思います。

  では最後に、もうすぐゴールデンウィークですね。すぐ休みがきてしまいますが、日々健康に留意して充実した日々をお送りましょう。

 

歯ッピーになる歯の話97

知多ホームニュース掲載/平成27年3月中旬号

「新しい入れ歯」

今回は入れ歯について最新のお話をしたいと思います。歯をたくさん失ってしまうと入れ歯を使わなくてはなりません。
  入れ歯を使いたくない場合、インプラントという方法があります。歯を失った歯茎に土台の金属を埋め込み歯の根のかわりとするのです。そして、その金属の根の上にかぶせ物を固定して歯が以前あった時と同じように回復していくのです。
  しかし、このインプラントは、外科的な処置があるためどうしても痛い、恐いという人もいます。とても優れた選択肢なのですが、インプラントだけは恐くてできない、という人は入れ歯ということになります。
(1)クッションを使った入れ歯。入れ歯の内側にクッション剤を使ったものです。
  よく噛める入れ歯は実は内側は硬い材料でできていたほうがよいのです。硬い内側であるにもかかわらず、歯茎の土手にうまくのせて作ると、しっかり安定してカチッと噛めるためです。にもかかわらず、最新の技術で内側をやわらかいシリコーンでつくりながら安定させるものができるようになっています。
  今まではこのシリコーンを内側にくっつける技術がなかなかうまくいきませんでした。
また、シリコーンが半年も経たないうちに劣化していくこともよくありました。そういった弱点をクリアーしたものができてきました。
(2)バネを使わない部分入れ歯。
部分入れ歯でバネが見えることがイヤ、という人はよくいます。このバネの部分をほとんど見えなくするタイプの入れ歯があります。ただ、このバネなしタイプには弱点がありました。
それは、金属のバネの場合は入れ歯がゆるんできたときにバネを締めることができたのですが、バネなしタイプはそれができなかったのです。が、最新のバネなし入れ歯はゆるみを調整することができるようになっています。
(3)入れ歯の銀イオンコーティング。
  入れ歯は日々使っているうちに水分中の汚れを吸着させて色が汚くなったり、においがついて取れなくなったり、あるいはカンジダ菌などが繁殖してヌメリの原因になったりします。そのために洗浄剤を毎日使うわけですが、銀イオンコーティングをすれば、3ヶ月ほど水洗いだけできれいな状態が保てます。

 

歯ッピーになる歯の話96

知多ホームニュース掲載/平成27年2月中旬号

「バレンタインデーにご注意」

こんにちは。2月ですね。寒い日も続きますがお元気にお過ごしですか?
2月といえばバレンタイン、あなたはバレンタインデー好きですか?私は好きです。そしてチョコレートも好きです。
でも。そのチョコレート、食べると虫歯の原因になるかも知れないんですよね。何故チョコレートを食べると虫歯になりやすいのでしょうか?それは実はチョコレートの中に砂糖がいっぱい入っているからなのです。
虫歯ができる原因にはいくつかの要因があります。が、そのうちの一つは、砂糖を食べることです。
歯磨きをしっかりしていれば、虫歯のリスクは軽減しますが、バレンタインデーの時期などは、みなさん、たくさんのチョコレートやお菓子をもらって食べているのではないでしょうか
頻繁に食べていると虫歯になるリスクが上がりますので、注意が必要です。
私はチョコレートがとても大好きです。毎日食べているわけではないですが、やっぱりよく食べたくなりますね。
そんな人のために(?)虫歯になりにくいチョコレートなるものがあるのをご存じでしょうか?虫歯になりにくいチョコレートは甘味成分として砂糖を使わずに作られています。
砂糖が入っているかわりに、キシリトールが甘味成分として入っているものもあります。その他にも砂糖以外の代用糖が入っていたりします。このようなチョコレートを食べるのも一つの手ですね。
このようなチョコレートは一般的には、スーパー、コンビニなどではあまり売られていませんが、時々みかけます。あなたもチャレンジしてみて下さい。また歯科医院などではよく売られています。

  最後に、健康に工夫して、楽しい食生活をエンジョイしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話95

知多ホームニュース掲載/平成27年1月中旬号

「歯のホワイトニング」

新年明けましておめでとうございます。平成27年のスタートです。最近はとても寒い日が多いですね。そして幾日も雪がチラチラ。朝起きた時、外を見ると、辺り一面うっすらと雪化粧。真っ白。とてもきれいですね。
さて、今日は、ホワイトニングについてお話ししたいと思います。
ホワイトニングに関しては今までに何度もここで書いてお話ししているのですが、日進月歩。常に技術はバージョンアップしていくのです。より白く、より速くより痛くなく、と技術は進化しています。
では、具体的には、2つの観点からお伝えします。1つはホワイトニングをする際の薬液の進化。以前はより効果を上げるために濃度をこくするということがありましたが、最近では濃度をあまり上げず、触媒を入れていく工夫がなされています。このことは、ホワイトニングをする際、しみにくい、痛みがでないということにつながっています。(以前はホワイトニングをしたけど、2、3日歯がしみて痛くてということで困っていた人もいました。)
2つ目はホワイトニングをする際に使うレーザーです。レーザーといっても、実は種類は多いです。その中でもLEDを使ったものなど、様々なタイプがあります。レーザー機器からでる波長をある一定の幅に集め、波長をうまくコントロールすることにより、より効果的にホワイトニングを進めることができるようになっています。
では、あなたは、もっと歯が白ければ、人生や性格にどのような変化が生まれると思いますか?あるアンケートによると、「もっと積極的になれる」「明るい性格になる」「人前でも積極的に発言ができる」「異性とも積極的に話せる」「人と会うのが苦にならない」「笑顔に自信がつく」と答えているようです。
最後に、今は健康長寿の時代に入っています。ただ歯が残っているだけでなく、白くきれいに健康的であればなおうれしいことです。真っ白な銀世界をみるように。


 

歯ッピーになる歯の話94

知多ホームニュース掲載/平成26年12月中旬号

「タバコと歯の健康」

 みなさん、こんにちは、12月です。もうすぐクリスマスですね。クリスマスには家族、友人、恋人などと楽しく食事する方も多いのではないでしょうか。とっても寒い冬でも、仲間とおいしく食事できると暖まりますね。
さて、今回は喫煙(タバコ)についてお話したいと思います。タバコを吸うことは健康に様々な害があることはみなさんもよくよく何度も聞いたことがあろうかと思います。では歯とタバコの関係についてはどうでしょうか。
1つはタバコのヤニなどによって歯が汚れるということがあります。タバコのヤニは歯の表面にくっつき、歯が黒や茶色になってきます。結構がんばって歯磨きしても一度付いてしまった汚れはなかなか落ちません。歯の表面に付く汚れはタバコだけでなく、コーヒー、ワイン、カレーなどでも付きます。ですがタバコの場合、その着色の汚れは特に目立ち、また匂いもあるので大変です。でも、この匂いや汚れ自体は直接的には健康を害しているかというとそうでもないようです。ただイメージ的には不健康に見られてしまうことが多いかと思います。
2つ目には歯周病との関係です。みなさん、歯の周りには小さな溝があります。この溝のことを歯周ポケットといいますが、この歯周ポケットは健康的な人でも2、3ミリあります。歯周病など病的な人では4〜6ミリ以上あります。この歯周ポケットが深いと歯周病菌が繁殖しやすくて危険です。特にタバコを吸う人は、この歯周ポケットの溝にタバコの煙がしっかり入り込み、より病状を悪化させていきます。歯周病にとってタバコは大敵なのです。歯周病が進めば歯がぐらつき、抜けてしまいます。ですのでぜひとも禁煙をお勧めします。
その他に、お口の中のキズの治りが悪くなったりすることがあります。例えば親知らずを抜いてその直後何日もタバコを吸い続けていると、歯を抜いた後の治りが悪く、膿んだりします。またインプラント治療もそうです。タバコを吸う人と吸わない人では、吸う人の方がインプラントの脱落が起こりやすいです。せっかくインプラントで歯を治したのなら、タバコを吸わず長持ちさせたいものです。

  ではみなさん、平成26年一年間読んでいただきありがとうございます。みなさんの健康を祈っています。また来年元気よくお会いしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話93

知多ホームニュース掲載/平成26年11月中旬号

「呼吸と咬み合わせ」

今回は、呼吸と咬み合せについてお話したいと思います。人が生きていく上で大事なことは何でしょう?生物として何が大切で必要か?いろいろあると思いますが、例えば「水」が大事だと答える方もいるでしょう。もし人が水を全く飲まないで生きていくとしたら、どれだけ生きられるでしょうか。一説には一週間という話があります。けれども、もっと大切なものがあります。もし人が呼吸を止めて酸素が入ってこなかったら、ほんの数分も持たないです。呼吸をすること、すなわち酸素を取り込むことは人にとって大切な生命線なのです。その酸素は鼻や口から呼吸することで取り込まれます。もし海や川でおぼれかかったら、きっと必死で口で息をすると思います。普段は鼻で息をすればいいかと思いますが、いざという時は口を開けて必死に酸素を取り込もうとしているのが人の本能なのです。
では、寝ている時はどのように呼吸しているのでしょうか。実はこの時、人はとても多くの酸素を取り込むためにせっせと頑張っています。鼻ないし口を通して酸素を大量に取りたいのです。この時、もう一つの大事な体の器官があります。それは気道です。口や鼻を通った酸素が、次に気道を通ってようやく肺にたどり着くのです。ところが、現代人はこの気道がよじれたりせまくなっていることがあります。そのせまくなってしまっている気道を、広くしようとする運動を無意識のうちに寝ている間に行っています。それはすなわち顎を前に出すことによって気道のねじれを修正し、そして気道の体積を広くしていくのです。
ところが、残念ながら多くの人は顎を夜間寝ている間にうまく前へ出せないことがあるのです。その原因は咬み合せです。現代人は口全体の容積がせまく、咬み合わせが乱れていたり、咬み合わせが低いです。そのため、スムーズに顎を前へ出しにくい、あるいはどこかの歯に引っかかりながら前へ出していきます。緒の時、歯ぎしりが起こります。この歯ぎしりや、顎を無理に曲げながら前に出すため、結果、体全体の歪みにもつながっていきます。
人は寝ている時に必死に酸素を取りたがっています。そのため顎を前に出し十分な酸素が取れるように気道を確保したいのです。良い呼吸をするためには適切な大きさの顎が必要で、咬み合わせも安定していることが大切なのです。


 

歯ッピーになる歯の話92

知多ホームニュース掲載/平成26年10月中旬号

「咬む力はどれぐらい?」

 みなさん、こんにちは10月です。お元気にお過ごしでしょうか?食欲の秋などといいますが、おいしく楽しく食事していますか?
今回は咬む力についてお話したいと思います。咬むとき、どれくらいの力がでていると思いますか?食事のとき、力をふんばって重い荷物を持ちあげる時など、約60kgの力がかかっているといわれています。自分の体重に近いくらいの重さが、ギュッと咬んでくいしばった時にでているわけです。
しかし、実はもっと咬んで力がでている時があります。それは無意識の時です。自分で意識して力を出している時ではなく、自分で知らないうちにものすごい大きな咬む力を出しています。具体的には、無意識のうちに歯ぎしりをしたり、くいしばっている時です。しかも、それは寝ている時に起こることが多いです。そして、その力は240kg〜400kgぐらいだといわれています。自分の何倍もの体重の重さの力が歯や顎にかかっているのです。
ではこのような過度の大きな力が頻繁にかかるとどうなってしまうでしょうか?それは、歯が知らないうちに削れたり、折れたり、歯のかぶせ物がはずれてきたり、あるいは顎が痛くなったり…。いろいろなことが起きます。
そのような問題を解決する一つの方法はマウスピースです。寝る際に、マウスピースをはめます。このマウスピースがクッションの役割をしてさきほどの240kg〜400kgの過度の力をやわらげてくれます。またこのマウスピースはクッションの役割以外にも、顎や歯の左右アンバランスなために起こる、体のズレや疲れを予防することもあります。そのためには、マウスピース自体の咬み合せ調整が歯科医院で必要となります。

  ではみなさん、日々楽しく食事をとり、健康に過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話91

知多ホームニュース掲載/平成26年9月中旬号

「歯周病の検査」

 みなさん、こんにちは。9月も半ば、秋を少しはイメージできる季節となってきましたネ。元気に楽しく日々お過ごしのことでしょうか?
おいしく食事を楽しんで生活したいものですが、歯茎が弱ければ、せっかくの料理も楽しめなかったりします。
美食なる言葉で代表されるように、私たちは日々、多くのおいしい食事を味わっていると思います。でも歯が丈夫でそれらを味わうのと、歯が弱く、歯茎が悪ければ、喜びは半減です。
さて、歯茎の状態を調べるために、歯周病の検査というものがあります。歯茎の状態を検査して歯が健康であるのか、病的になっているのかを評価して治療、予防の指針としています。どのようなことを調べるのか、以下に紹介します。
(1)歯茎の溝(ポケット)の深さを計る。歯の周りには歯茎がくっついて支えています。が、このくっついている部分にはすき間があるのです。健康な状態の人でも、2、3ミリのすき間があります。歯周病が進行するとこの値は4、5ミリとどんどん大きくなっていく傾向にあります。
(2)歯のぐらつき(動揺度) 1本1本の歯を押すとぐらつくことがあります。前後や左右にぐらつくことがあります。歯周病がひどい場合には上下にぐらつく人もいます。
(3)歯茎の溝(ポケット)の出血。歯茎の溝を調べると、検査中に出血してくる歯もあります。歯周病が進行して炎症している場合です。
一般的にはこれら(1)〜(3)の検査の結果や、お口に中全体の状態をみて総合的に進行具合を評価します。それ以外にも以下のことをすすめる場合もあります。
(4)顕微鏡細菌検査。お口の中の汚れを採取して位相差顕微鏡で調べます。そうすると、どのような歯がいるのか、その歯の活発度が分かります。
(5)リアルタイムPCR検査。内科などで行われる血液検査に似ています。歯茎の溝の菌を採取して、それを検査センターに送ります。(痛くはありません)
この検査では位相差顕微鏡でもみつけられない歯周病の原因菌をみつけることができます。また結果が細菌の有無のみでなく数値ででてくるため、より客観的な歯周病菌のDNA診断をすることが可能です。
では最後にみなさん、日々の歯みがきを大切に自らの体を大事にしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話90

知多ホームニュース掲載/平成26年8月中旬号

「いつから矯正を始めるとよいか?」

みなさんこんにちは、お盆です。ある意味気持ちよい暑さですね。お盆には多くの家族、親せきが集まり、久しぶりに再会するという人も多いのではないでしょうか。そんな時、みんなの顔をよーく見てほしいのです。みんな親せき一同、顔が似ていませんか?
さて、歯並び・咬み合わせは、遺伝的要素が30%くらいあるといわれています。ですので、お父さん、お母さんはどんな歯並びだろうか?あるいは兄弟姉妹はどうだろうか?参考になります。
そして、よく多くの方から質問される、いつから矯正を始めるとよいのか?ということについてお話したいと思います。
(1)診断ははやい方がよい。程度の差こそあれ、まずは早めに診てもらうことがよいです。レントゲン写真をとると、まだはえていない大人の歯も骨の中でどうなっているかうつっていることも多いです。
早い段階で状況を把握しておくことはよいことです。この先どのようになっていくのか、いつ頃からスタートになるのか、おおまかではありますが予想がつき、準備がしやすくなります。
(2)定期的な観察。早期の診断後は、その後も定期的に予防処置などで、見てもらうことをおすすめします。特に子供の歯がある場合、はえ変わりの状況をみていき、場合によっては子供の歯(乳歯)の調整をしたりすることがあります。そのことにより咬み合せ・歯並びのズレがどんどん進まないようにおさえることもできることがあります。
ペースとしてはその人にもよりますが3、4ヶ月間隔です。
(3)矯正のスタート時期。早い子であれば4、5才からスタートです。多くの子は小学校2、3年生ぐらいです。遅くても大丈夫な場合は小学校5年生ぐらいです。このことからわかると思いますが、その子によってスタート時期はかなりの差があるのです。
それは、その子によって原因が一人一人違うわけです。ので、みんな同じということはありません。特に骨格に問題がある場合、下顎が前に出ている場合は早く(4、5才)からはじまり終了も15才ぐらいと遅いです。顎が小さい場合は、小学校2、3年生ぐらい、逆に骨格にあまり問題がなければスタート時期は遅いです。
(4)時期を過ぎてしまったが…。中学生、高校生、あるいは大人(30代40代)になっても矯正は可能です。スタート時期がこのように随分と遅くなってしまった場合には、何が問題なのでしょうか。それはそれは一つには抜歯して矯正治療することにほぼなるということです。骨がほぼかたまっていますので、小さい子供のような自由度がありません。ので、一部の歯を抜いてスペースをつくって、そのスペースを利用して歯を並べます。小さい子供の場合、90%ぐらい理想の状態に並ぶのに対し、年齢がいくほど80%、70%と残念ながら完成度は劣ることがあります。

最後にみんなで笑顔で食事して、残り少ない夏を楽しんで、元気に過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話89

知多ホームニュース掲載/平成26年7月中旬号

「歯磨きカレンダー」

みなさん、こんにちは。暑い夏です。お元気ですか?もうすぐ夏休み!子供達にとっては待ちに待った時がやってきます。
一方で親達は「あーどうしよう〜」という人も。夏休みは子供にとって学校に日々行かないため生活のリズムが乱れやすいのです。そして親達周りの人間もそれに巻き込まれ、生活リズムをくずしやすいことがあります。
生活のリズムがくるった場合、よく考えられることは朝きちんと起きない。朝ごはんを食べない。朝歯磨きをしないという状況などです。歯磨きに関して言えば、朝昼夜、食後にするべきなのですが、特にお母さんにとって、毎日3回も子供に歯を磨いたかを言い続けるのは大変なことです。
そこでおすすめなのが、歯磨きカレンダーです。歯磨きカレンダーは、朝昼晩、歯を磨いたら、カレンダーにチェックしていくものです。
例えば、7月のカレンダーに毎日一日3回分のチェックができるようになっています。このチェック部分に色エンピツなどで色をぬってもいいですし、シールを貼っていくというのもアリです。シールを貼る場合はシールを用意しなければいけませんが、これはけっこう楽しいので多くの子供が頑張れると思います。歯みがきカレンダーの入手方法についてですが、普段、家で使っているカレンダーを利用して、一日につき3つチェックしたり、色をぬりつぶせるようにするのもいいでしょう。インターネットで検索するとダウンロードして専用のカレンダーが手に入ります。これをプリントアウトすると、とてもきれいで使いやすいものが入手できます。
当院のホームページの中にもダウンロードして使えるようになっていますので参考にしてみて下さい。
またこの歯磨きカレンダーを夏休み中、しっかりつけると夏休みの宿題としても活用できますので、一挙両得ですね。
ではみなさん、健康に留意して楽しい夏を過ごしましょう。
生活のリズムをくずさず、朝ごはんをしっかり食べて、朝から元気なスタートでいきましょう。


 

歯ッピーになる歯の話88

知多ホームニュース掲載/平成26年6月中旬号

「顎の骨を守る磁石式入れ歯」

みなさん、こんにちは。6月梅雨です。お元気にお過ごしでしょうか。
今、日本では高齢化社会が極めて速いスピードで進んでいます。実に4人に1人が65才以上です。世界最速で高齢化社会へと向かっています。そのような高齢化社会にあって、多くの方が健康長寿で楽しい生涯を送りたいものです。
そして、高齢者の多くは、とりはずし型の義歯(入れ歯)を使っています。この入れ歯とどうつき合っていくかは、健康長寿に大きくかかわっています。入れ歯が合わないということをいう人がいますが、入れ歯が合っていないと認知症なりやすいという報告があります。まして、入れ歯を入れず、歯のない状態など、ますます認知症になる確率は上がります。高齢者において歯が20本以上ある人と歯がほとんどなくて、総入れ歯に近い人では認知症が発症する割合は3倍以上違います。
さて、健康長寿を考えた場合、総入れ歯など大きい入れ歯においては、安定のために磁石を使うとよいです。特に下顎の総入れ歯御場合には、世界的には2本のインプラントを用いて磁石を安定させるというのが第一選択となっています。このようにインプラントや磁石を用いるよい理由としては、(1)入れ歯の内側の土手の歯茎、骨を失いにくくなる。(通常の入れ歯の場合、5年で5ミリ骨を失っていくのに対し、インプラントを入れておくと0.6ミリという報告があります)顎の骨の保全に有利というわけです。
(2)1、2本の少ない数の歯が所々残っている場合、すれ違いの複雑な咬み合わせになってしまうが、それを解決できる。
(3)使用するインプラント、磁石の数が少ないので比較的安価にできる。
(4)ピンク色の床部分があるために発音の問題をコントロールしやすい。
(5)自分の歯のようなすき間がないため、食物を咬み合せる歯に運びやすく、スムーズな食事がしやすい。
(6)手の不自由さがあっても取り外しが簡単、メンテナンスが楽。
(7)磁石が2個以上使用してあれば、残った自分の歯にはり金をかけなくてもよい。
(8)磁石の吸引力はほとんど落ちない。逆に弱点としてはMRI検査をする際、ゴルフボールほどの読影しにくい部分がでることです。

では最後にみなさん「アンチエイジング」にいそしみ、楽しく過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話87

知多ホームニュース掲載/平成26年4月中旬号

「金属アレルギー」

みなさん、こんにちは。ゴールデンウィークも終わり、また平穏な日々へと戻ったかと思います。休みをうまく活用し十分元気を充電できたでしょうか?
今回は、アレルギーについてお話ししたいと思います。最近はアレルギーの人はとても増えてきていますが、その中でも、歯科治療における金属アレルギーについてです。
Aさんは体の手足などに湿疹がでて、皮膚科で治療を受けていました。首にネックレスなどのアクセサリーをつけると、なんとなく7首回りが赤くなり、かゆくなることも時々ありました。Aさんは金属アレルギーが疑われ、検査を受けました。検査はパッチテストといわれるもので、疑わしい金属の中でも銀があやしいという結果でした。
さて、金属には様々な種類があります。アクセサリーで使われる金属は銀や金、プラチナなどはよく知られていますが、それ以外にも多くの金属が使われています。それは、金属は加工する際に一種類の金属だけでは強度を保つことが難しく数種類のものを混ぜるのです。このことは歯科治療で使う金属の葉も同じです。銅、亜鉛、ニッケル、コバルト、クロム、パラジウムなど。
ですので、お口の中のつめてある金属がアレルギーの原因となっている人もいます。お口の中の金属が疑われる場合、この金属をはずすと、アレルギー症状が改善される人もいます。
ちなみに金属をはずした場合、代用のつめものの材料としては、セメントでつめる、プラスチック、セラミックなどが考えられます。セメントやプラスチックは強度がやや劣るため、大きなつめ物は作ることができませんが、比較的安価です。
一方セラミックは大きなかぶせ物を作ることはできますが、高価な場合が多いです。また最近ではジルコニアと呼ばれる材料が普及し始めています。強度がとても強く、アレルギーに対しても安心です。

  では最後にみなさん、健康に留意して、暑い夏を向かえましょう。


 

歯ッピーになる歯の話86

知多ホームニュース掲載/平成26年4月中旬号

「歯科検診の見方」

みなさんこんにちは。4月です。進学進級おめでとうございます。子供達にとっては新たなスタートですね。それはまた親にとっても、まわりの大人、社会にとっても新たなスタートです。
この時期、小学校などではよく健康診断が行われます。お口の中、歯の検査も行われます。歯科検診です。
もしあなたが歯の検査をしてみたければ、それは歯医者に行くのは一番手っ取り早いです。最寄りの歯科医院に行けばすぐに結果はわかることでしょう。が、小学生、中学生、高校生など(幼稚園、保育園児)は、学校で集団検診が実施されます。これは集団検診ですので、先に述べた歯科医院に自分で行って診てもらう場合とはちょっと違います。
集団検診というものは多くの集団を大まかに診ていくというものです。病気のリスクのある可能性のある人を大まかに拾い挙げるというものです。(正確に検診器具、レントゲンなどを使って調べているわけではありません。)
私自身、保育園、小学校など集団検診をしてきましたが、半日で何百人という人数を診ますので、正確な判断をしていくというよりは、リスクのありそうなものをピックアップして、もう一度歯科医院に行って、より精密に診てもらうといった感じです。
次に、学校の集団検診ではどんな項目を診ているのか?
(1)虫歯、これが一番よく診ているところですが、虫歯のあるなしをチェックしています。虫歯がある場合は、学校から虫歯があることがかかれた用紙を子供がもらってきます。虫歯の場合でも、大人の歯(永久歯)が虫歯の場合と、子供の歯(乳歯)が虫歯の場合で表現を変えている学校もあります。
(2)歯周病、子供の場合歯周病になっている子は少ないですが、歯が汚れている子はよく見られます。この場合、歯肉炎などと書かれてきます。
(3)歯並び、咬み合わせ、この項目にチェックがある場合は、矯正歯科医に一度相談してみるとよいでしょう。
(4)顎、顎の動きが悪い場合などにチェックが入ります。
以上のようなことが、一般的に検査されています。子供達にとっては、虫歯があるといわれるかも、とドキドキの検査です。

  ではみなさん、子供の健康、自らの健康に留意して、楽しく元気に過ごしましょう。だってもうすぐゴールデンウィーク!


 

歯ッピーになる歯の話85

知多ホームニュース掲載/平成26年3月中旬号

「入れ歯の話」

みなさん、こんにちは、ようやく春ですね。だんだんあたたかくなってきてうれしいですね。
さて、今回は入れ歯についてお話したいと思います。みなさんは入れ歯ときくとどんなイメージを持っていますか?自分はまだ関係ない!と思われる方もいるでしょう。
また、今、入れ歯を使っているが、食事をするたびに痛くて大変だ、という人もいるのではないでしょうか?人は歯を失うと、それを補うために入れ歯を入れることがあります。失った歯が、一、二本であれば、そんなに心配されないかもしれませんが、十本失ってしまったらどうでしょう。あるいは、ほとんど歯を失ってしまったら、入れ歯を入れて、食事を摂らなくてはいけません。事実、高齢者の9割近くが入れ歯を使ったことがある、使っているという統計があります。多くの方が入れ歯を使っているわけですが、そんな入れ歯にも、いろいろ種類があります。他人の入れ歯はどんなものなのか見る機会は少ないと思いますので、最近のいろんなタイプの入れ歯を紹介します。
(1)プラスチック義歯、これは一般的に最もよく使われています。プラスチックでできているため、人によっては口の中に違和感を感じます。はり金で引っかけるようになっています。
(2)金属床義歯、さきほどのプラスチック義歯に対し、プラスチックの量を減らし金属を多く使って作られます。金属で薄くなるために口の中の違和感が軽減できます。また、割れにくいという安心感もあります。
(3)ノンクラスプデンチャー、部分入れ歯ははり金を用いて引っかけますが、このノンクラスプデンチャーははり金部分もプラスチックで一体となって作られているので、入れ歯が目立ちにくいというメリットがあります。(ミラクルデンチャー、ウェルデンツ義歯などとも呼ばれます。)
(4)アタッチメント義歯、磁石(愛知製鋼)などを用いて入れ歯を安定させるタイプです。
(5)インプラント義歯、顎の骨にインプラントを入れ、入れ歯の安定性を向上させるタイプです。
(6)シリコーン床義歯、入れ歯の裏うちにクッション性のあるシリコーンを入れて、痛みの軽減を図るものです。
どうでしょうか?みなさん、たくさんの種類があることがおわかりかと思います。入れ歯を作る際は、よく相談されて自分に合ったものを選択していくといいですね。

  では、みなさん、楽しく食事して健康な日々を送りましょう。


 

歯ッピーになる歯の話84

知多ホームニュース掲載/平成26年2月中旬号

「虫歯にならないチョコレート」

みなさんこんにちは、2月です。2月といえば、バレンタインデー。みなさんは多くのチョコレートをゲットしましたか・あるいは多くのチョコレートを配りましたか?
チョコレートというと、虫歯になる代表選手のようなお菓子と思われがちです。確かに砂糖のたくさん入ったチョコレートを食べ過ぎると危ないかと思います。またダイエットという意味においても、女性の方など敵?かもしれません。
しかし、最近では砂糖の入っていないチョコレートなるものも販売されていますので、そのようなチョコレートを味わってみるのもいいかと思います。みなさんデパートなどでは、バレンタインに向けてとても大きなチョコレート売り場が展開されていたのを訪れた方もいるのではないでしょうか。そのほとんどのチョコレートには砂糖の入ったものばかり。けどよく探してみると少数派ですが、砂糖を使っていない、健康志向の商品も置いてありますよ!
また歯科医院においても砂糖の入っていないチョコレートが販売されているところもありますので、近場で手に入るかと思います。
さて、そのような砂糖の入っていないチョコレートには、砂糖のかわりにキシリトールが甘み成分として入っていることが多いです。キシリトールは、ガムなどでも有名かと思います。このキシリトールはチョコレートの甘みをだすだけでなく、お口の中の虫歯菌をやっつける力も持っているんですよ。凄いですね。(ただし、キシリトールは一時的にたくさんとり過ぎるとお腹の調子をくずすことがありますので食べ過ぎはダメです。)

  では最後になりますが、寒い日々が続きますが、もうすぐ3月、そしてホワイトデー。ホワイトデーにはキシリトール入りのチョコレートやガムをお返しに使ってみてはいかがですか。


 

歯ッピーになる歯の話83

知多ホームニュース掲載/平成26年1月中旬号

「ホワイトニング」

みなさん新年明けましておめでとうございます。平成26年のスタートです。お元気でしょうか。一年のスタートにあたり、気持ち新たに何か始めようなんて、いくつか決めていますか。
今回は新たなスタートの時期に多くの人に質問される「ホワイトニング」について話したいと思います。
ホワイトニングに対する声は様々で、仕事や就職活動において好印象を演出したい。挙式前に歯を少しでも白くしたい。年寄りくさくみられないように歯の黄ばみをとりたい。ずっと歯の色で悩んできたのでなんとか人並みに白くできないか。
そもそも歯の色は肌の色と同じように個人差があり、人種によっても違います。アジア系の人の歯は黄色味を帯びています。欧米系の人の歯は灰白色系の色をしています。そして加齢によっても歯の色は濃く変化していくものなのです。
現在最も多く行われているホワイトニングは、(1)歯科医院内で行うオフィスホワイトニング (2)歯科医師の指導の下に患者様自身が自宅でマウスピースを用いて行うホームホワイトニング。
(1)のオフィスホワイトニングは主に20〜30%の高濃度の過酸化水素が使用され、一回30分ほどの治療時間。これを一回〜数回通院します。この際過酸化水素を反応させるために専用の波長のレーザーをあてます。
(2)のホームホワイトニングは、数%程度の過酸化水素の薬剤を用います。一回2時間〜6時間ほどマウスピースを装着します。これを約2週間ほど継続使用します。
(1)オフィスホワイトニングと(2)ホームホワイトニングには、それぞれ長所、短所があり、最大の効果を出すためにこの(1)、(2)を同時に行う「デュアルホワイトニング」という方法をとることもあります。
そして、このようなホワイトニング後、とてもきれいに白くなっても、歯の色が戻ったかのように見えることがあります。それは、1つは再着色で、外因性の着色汚れです。タバコや食事(色の濃いもの)など。もう1つは内因性のもので、テトラサイクリン薬剤の影響などによって、もともと歯の中にどうしても濃い色が残っている場合です。

  では最後に、今年一年もみなさんにとって有意義な最新情報をお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします。


 

歯ッピーになる歯の話82

知多ホームニュース掲載/平成25年12月中旬号

「全身と歯の健康」

みなさんこんにちは、12月です。もう平成25年も残りわずかです。みなさんにとってこの一年は健康で楽しい日々だったでしょうか?
楽しく生活していく上で、健康であることは、とても基本的なことであり、また重要なことだと思います。そんな大事な健康のカギとなるのは実は、1つには、お口の健康です。
お口の中に問題があると、お口の中だけにとどまらず体全体にいろんな悪影響を及ぼします。むし歯や歯周病の細菌の数が増えると、それは全身へと拡がり、いろんな悪さをしていきます。糖尿病や、高血圧、心臓病など、とても心配な状況です。
また咬み合わせが悪ければ、口呼吸が増え、鼻、耳へと悪影響が出ます。かぜをひきやすかったり、歯ぎしりをして体の疲れが残ったり…。
ですので、楽しく生き生きとした充実した日々を送るためにぜひともお口の健康にこだわって下さい。そのためにいろんな対処法が考えられますが、具体的には定期的な予防処置を受けることをおすすめします。
歯科医院での予防、メンテナンス処置は、例えば、毎月美容院に行って髪を手入れするようなものです。あるいは車のオイル交換をしますが、オイルが減ったまま、メンテナンスを怠れば車のエンジンはダメになってしまいます。人間のお口も一緒なのです。
みなさん、まもなく平成26年です。社会はますます成熟していきます。だからこそ、みなさんも体を大切にして心を豊かに持ち、みんなが幸せな社会を実現していきましょう。
そのために、最も基本となるお口の健康(簡単そうで意外におろそかにされている?)を思い出して下さい。歯科医院での予防処置は痛くなく、むしろ快適です。ではよいお年を!
一年間お読みいただきありがとうございます。来年またお会いしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話81

知多ホームニュース掲載/平成25年11月中旬号

「フッ素キシリトール、リカルデント」

みなさんこんにちは、11月です。
寒くなってきましたね。風邪をひかずお元気でお過ごしでしょうか?今日は「むし歯予防」についてお話したいと思います。
みなさんは虫歯予防と言えば真っ先に何を思い浮かべますか?特に子供の虫歯予防といえば?そうです、きっと「フッ素」をあげられるのではないでしょうか。最近はいろんな雑誌、健康読本などの情報があり、熱心な保護者の方、年配の方はよく調べているかと思います。
私自身、そのような雑誌をなどをみると、それら例えば、育児書など、とても詳しいなと思い感心することがあります。これも多くの人たちが健康を意識して生活しているんだなということかと思います。そして、フッ素を使った製品はたくさん売られていると思います。実際人気も高いと思います。使ったことがあるのではないですか?
厚生労働省もフッ素の使用を推奨していますので、ますますそういったフッ素入りのはみがき粉など多くの商品が売られ、人気を博していると思います。
さて、それではフッ素以外の虫歯予防法を知っていますか。「砂糖を取らないようにする、歯磨きを上手にする!他には何だろう?」 そうなんです。意外とフッ素以外の虫歯予防法はありまり知られていません。そもそも虫歯は五つの要素から成り立っています。
(1)歯磨きの習慣、歯磨きの上手さ
(2)唾液の量、性質、虫歯菌の酸を中和したり殺菌する能力、歯の強さ
(3)食生活〈何を食べるか。特に砂糖〉
(4)食事やおやつの回数、時間
(5)お口の中の虫歯菌の種類、量。
この中でフッ素は(2)に関する予防です。
今、日本で行われている予防の多くは(1)、(2)に関する事ばかりです。理想は(1)〜(5)に対して全て予防するべきなのです。そのためには「キシリトール」と「リカルデント(CPP−ACP)」です。
キシリトールは虫歯菌のえさにならない糖分なので虫歯菌は酸をつくる事ができません。キシリトールを習慣的に使うことで、口の中が虫歯菌の居心地の悪い環境になり、虫歯菌は減っていきます。
リカルデントとは何でしょうか。これは牛乳から作られた「カゼインホスホ、ペプチド(CPP)」と「非結晶性リン酸カルシウム」の複合体でこれは、虫歯菌により、歯から溶け出したミネラルを元に戻し、歯を元の状態に近づけるミネラルバックの効果があります。
また、酸性になったお口を中世に戻す役割もあります。ですので、フッ素とともに、キシリトール、リカルデントも活用してみて下さい。もちろん、子供だけではなく大人にも効果がありますよ。


 

歯ッピーになる歯の話80

知多ホームニュース掲載/平成25年10月中旬号

「歯の中には神経がある」

みなさん、こんにちは、10月、運動会シーズンですね。健康で元気にスポーツを楽しんでいますか?
今回は、歯の中にある神経はとても大切だという話をしたいと思います。
みなさんの中には、歯が虫歯になって痛い!という思いをしたことがある人が大勢いると思います。
虫歯は最初、小さい虫歯であれば、まったく痛くないです。それは歯の中にある神経の虫歯の距離がまだかなり遠いため、神経は何も感じないからです。ところが、虫歯が中程度に進んでいくと、水がしみたり、食事の時になると痛いなど自覚症状が出てきます。この時虫歯は以前より大きくなっていて、歯の中にある神経に近づいているのです。イヤですね。
さて、そんな虫歯の治療、みなさんはできればあまりたくさん歯を削りたくないと思いますか?そう思う方もいるでしょう。またよくわからないという人もいるでしょう。
実は歯を大切にしようという観点からは、できるだけ削らないことがよいのです。歯をたくさん削るとよくないことがいくつかありますが、そのうち最も大切なことの1つは「歯の神経を守る」ということなのです。
そもそも、みなさん、歯の中には神経が入っているということをご存知でしょうか?
歯の中には神経が入っています。そして神経と一緒に血管も並んで入っています。血液が流れているのです。この血管は栄養補給の役目をしています。
もし、歯をたくさん削っていて神経をとるということになれば、この血管も一緒にとってしまうことになります。
神経がない歯は体から栄養補給されないということですネ。そして、その神経のない歯は脆くなり、欠けたり割れたりしやすくなります。
また次回悪くなった時には、痛みが出ないので、虫歯の発見が遅れてしまいます。(自覚症状も出にくいです。)
以上のことからわかるように、「歯の神経を守る」ということはとても大切なことです。そして「歯の神経を守る」ために、できるだけ削らず(あるいは最小限削って)神経も守る薬を入れていく治療も行われています。

最後に、スポーツを楽しんで、その後はおいしい食事を楽しんで下さい。


 

歯ッピーになる歯の話79

知多ホームニュース掲載/平成25年9月中旬号

「矯正治療はいつから始めるとよいか・2」

(8月号より続く)
ちなみにそれ以上年齢が上がってしまっても治療は行われますが、便宜的に歯を抜いて、すき間を作る必要がおきたり、さきほどの手術(入院が必要な手術)が必要になったりと、治療内容がより複雑になり、また、治療後の完成度が落ちてきます。
次に2番目に顎が小さくて歯並びがでこぼこしている場合。このような場合は、最近の人にとても多い傾向です。理想は小学校2年生ぐらい(8才)から始めるとよい場合が多いです。この場合は顎が小さいために、せっかく生えてくる大人の歯がうまく並びきらないので、まず、顎の骨格自体を正しい方向に成長促進させます。顎のカーブをより大きく成長促進する装置を使います。特に下顎は効果が出るのは、小学校2〜4年生ぐらいのわずかな期間で、これを逃してしまうと、歯を抜いてすき間をつくる治療になるかもしれません。
3番目に、出っ歯の場合。上顎も下顎も小さくはないが上の歯が出ている場合。この場合は、スタート時期を先に紹介した2つの場合よりも遅くすることが可能なことが多いです。具体的には、小学校4、5年生ぐらい。
以上、いつスタートがよいかの時期の説明をしてきましたが、最後に一つ大切なことを付け加えます。矯正治療のスタートの前に診査、診断があります。これは「いつやるか、今でしょ!」の通り、はやく、今すぐ行った方がよいです。いつスタートすべきかにかかわらず、診査、診断は早く受けることがよいと思われます。あせらず、余裕をもって安心して健康的な生活を送りたいものです。


 

歯ッピーになる歯の話79

知多ホームニュース掲載/平成25年8月中旬号

「矯正治療はいつから始めるとよいか・1」

みなさん、こんにちは。暑い夏です。そんな暑い夏こそ花火を見て、元気を体に注入したいものです。
さて今回は矯正治療は、いつから始めるのがよいのかについてお話ししたいと思います。
今をときめくあの有名なセリフ「いつやるか、今でしょ!」とあります。今すぐなのでしょうか?もう少し待ってからがよいのでしょうか?あるいはもう遅いので今からでも急いでやった方がよいのでしょうか。
まず一番目に、下顎のが前に出ている場合、反対咬合とか受け口といわれるものです。この場合は、できるかぎり早くに治療をスタートした方がよい場合が多いです。下顎が前に出てしまったままの状態でどんどん成長が進んでしまい、下顎骨が完全に完成してしまうと、それを後から小さくすることはとても難しいです。場合によっては、入院の手術が必要になってきます。(手術は子供のうちにはできませんので、体の成長が完全に終わった成人になってから入院1〜2週間程度で行います。)このような場合、具体的には5才ぐらいから装置を入れることがよいかと思われます。ただ5才といっても、4歳からでも上手に装置を入れられることはより早くにスタートしますし、子供の協力が得られす無理な場合は、7才くらいから装置を入れることもあります。
(9月中旬号に続く)


 

歯ッピーになる歯の話78

知多ホームニュース掲載/平成25年7月中旬号

「進化するホワイトニング・後編」

(6月中旬号よりの続き)
が最近では、裏うち構造を白い材料でつくる方法が増えてきています。
金属を同等くらいに強いタイプのものも出て来ているので、耐久性において安心です。又、金属を使わないという点でアレルギーの問題を回避できます。
次に色について、白い歯は単に白い訳ではありません。歯の先に行くほど透明度が増してやや透ける様になっています。逆に歯茎のそばに行く程、やや色が付いて薄く黄色や茶色に近い濃さをもっています。このようなグラデーションがあり、又、透明度が位置によって違いがあり、変化があるのです。これらがあるので白くて、かつ自然な歯のように見える訳です。
絵を描かれる方はよく判ると思いますが、白といっても、白は一色しかないということはありません。白といっただけでもものすごく沢山の色があり、表現法があると思います。
最後に、白さを大切にするには予防が一番です。
予防歯科の分野では、以下に歯を削る量を減らして治療をしていくかということが進んでいます。予防として未病で食い止めたいものです。そして削る事になったとしても、最小で守っていきたいものです。
だんだん暑くなりますが、健康に留意して楽しく過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話78

知多ホームニュース掲載/平成25年6月中旬号

「進化するホワイトニング・前編」

みなさん、こんにちは6月です。ジューンブライドです。この時期の結婚式が多いですね。
みなさんも、土・日曜日は披露宴に忙しいのではないですか?
花嫁といえば白のウェディングドレス。これを美しく着飾るのには、白い歯が理想的かと思います。白い歯について今回は述べたいと思います。
先日、3月にはホワイトニングについて書いています。まず、ホワイトニングについて追加がありますので少しお伝えします。
ホワイトニングとはそもそも何かといいますと、歯を削ることなく、白くしようとするものです。
自分の歯が様々な理由で、黄色くなってきたり、茶色くなっていく訳ですが、その歯をレーザーや薬液を使って白くしていく方法でした。
現在のところ、ホワイトニングにおいて最も効果が高いのはレーザーをあてるオフィスホワイトニングといわれるものかと考えられます。(歯科医院による施術)
そして、ホワイトニングの世界では、常に、日進月歩で様々な新製品が出て来ます。
ホワイトニングジェルも常に新しいものが出て来ます。又、レーザーの光線も進化しています。
そしてこのホワイトニングを行う際に、最近のものは副産物として歯周病を改善したり、ムシ歯を予防するという、効果の現れるものが出てきています。これはとても都合がいいですね。
単に歯を白くするというだけではなく、定期的に行うことにより歯の予防も一緒にできるようになってきています。数ヶ月に一度、ホワイトニングを兼ねてムシ歯予防、歯周病予防をするといいですね。
そして白い歯の本題に入りますが、確実に歯を白くするのは、白いかぶせ物による治療です。白いかぶせ物をすれば確実に白くなります。
この白いかぶせ物は従来は、裏うち構造として金属を使い、その金属の表面にセラミックを焼きつけて、白く見せるという方法をとっていました。
(7月中旬号に続く)


 

歯ッピーになる歯の話77

知多ホームニュース掲載/平成25年5月中旬号

「金属アレルギーと歯科治療」

みなさん、こんにちは。ゴールデンウィークも終わり、普段の日常に戻られたことかと思います。ゴールデンウィークに遊び過ぎて、まだ疲れがたまっているなんてことはないですか?
私はこのゴールデンウィークに東京スカイツリーを見学して来ました。まさに五月晴れで、とても眺めは良く、楽しいひとときでした。と共に凄い人、人、人でした。
東京スカイツリーの周りにはたくさんのショップがあり、おみやげ屋さんがもうこれでもかというほど。又、一般的なおみやげ以外にも東京下町にちなんだ伝統工芸品や、下町工場の特殊技術を駆使した金属加工グッズ等々…。
さて今回は、金属アレルギーと歯科治療についてお話ししたいと思います。歯の治療では削った場合、そのところを歯型をとってかぶせ物を作ります。そしてかぶせ物をはめ込みます。子のかぶせ物は金属でできている事が多いです。使われている金属は様々ですが、パラジウム・ニッケル・銅など、他にも少ないですが、金・プラチナ・チタン。金属材料を使う事には、いろんなメリットがあります。加工のしやすさ、硬さの調整、長持ち具合、お口の中の酸に耐える強さ。
しかし一方で弱点もあります。その一つが金属アレルギーです。
金属を治療に使う事で、お口の中に発赤がでたりする人がいます。又、体の皮膚に湿疹が出る人もいます。
歯科治療では、材料として金属を使う事はとても多いです。では、その治療を受けた人全員に金属アレルギーが起きるかというとそうではありません。一部の人だけです。
しかし、最近では金属アレルギーの症状を起こす人が増加しています。
金属アレルギーが疑われる場合は、皮膚科等でパッチテストの検査をする事があります。どの金属や材料にアレルギー反応を起こすのかを調べていきます。その結果を元に、アレルギー反応を起こす金属を使わないように治療計画を考えていきます。又、げんざいおくちのなかに原因となる金属が入っている場合、その金属を削って外す事もあります。
一般的に金属の中では、チタンでアレルギーを起こす人はとても少ないです。又、金やプラチナも少ないです。(しかし、たまに金やプラチナのアクセサリーでダメという人もいますね。)
では実際の治療ですが、最もアレルギーの少ないチタンでかぶせ物を作る場合、奥歯のかぶせ物や入れ歯の金属部分に使われることがあります。ただしチタンはかぶせ物が出来てから、お口の中で合わせていく時に多少削るのですが、この切削作業が難しくなるという弱点があります。
次に金・プラチナでかぶせ物を作る場合、これは100%の純金で作る事はありません。どうしても他の金属を数%混ぜて合金にします。そうしないと加工しにくく、出来てからお口の中での耐久度も落ちてしまうのです。ここで数%の金属を混ぜるために、この混ぜた金属がアレルギーの原因となる事があるので注意が必要です。
また現在では、金属以外の材料でセラミックがよく使われるようになってきています。
非金属で、金属に近いくらい加工しやすく、耐久度の上がったものが開発されてきていますので、セラミック等の非金属で前歯も奥歯もかぶせてしまう事があります。なお、チタン・金・セラミック等は費用が高価なので、安価におさえるという意味ではセメントで埋めたり、プラスチックで覆うなどの方法も考えられるかと思います。(強度的には劣ります。)
最後に皆さん、そもそもムシ歯や歯周病で歯を失わないことが一番良い事です。

自らの体を大切にして健康で元気で楽しい日々を過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話76

知多ホームニュース掲載/平成25年4月中旬号

「咬むこととダイエット」

みなさんこんにちは。4月も始まりました。良いスタートが切れているでしょうか。入社・入学・進級等様々な節目で、気持ち新たにスタートです。
こんな節目に、今度こそは痩せてやろうとダイエットを始められる方もいるのではないでしょうか。今、巷ではいろんなダイエットが流行っているかと思います。ロングブレスダイエット、大食いチャンピオンなんとかの大喰いダイエット、糖質制限ダイエット、等々。様々なダイエット法がある中、食事を摂るということは避けては通れません。そして、その食事の中身や、在り方、タイミングについても色んな戦略がとられているかと思います。そのダイエット食事療法の中で咬むという事について触れていこうと思います。
私事ですが、最近ダイエットをしました。そのダイエットの結果10kg以上痩せる事が出来ました。そのダイエットの際、食事を一口は50回以上咬むというノルマがありました。
皆さん、よく昔からしっかり咬めという話は聞きますよね。そしてそれは、一口30回以上咬んでから飲み込みなさいという感じではなかったでしょうか。(少ないパターンだと一口10回以上というものがあったと思います。)エッ!50回以上も咬むんですか?そう言われて必死に咬むように努力しました。そしたら一口30回咬めました。50回咬めと言われたので、30回までは出来たのです。ですので、皆さんも30回咬んで下さい。
ダイエットするとなると、色んな事に制限がかかったり、やらなければいけない事が出てくる事が多いといわれます。
例えば、走るとか筋トレ、毎日食事は減らす、おやつはダメ。…なかなか継続できないかもしれません。けど、咬むことはできそうですよ。
そして、咬む事の効用について触れたいと思います。咬むことにより、脳の中枢神経、満腹神経に命令が伝わり、もう充分食べた、満腹だと感じます。その結果過食することがなく、本来、人が生きていく為に必要なエネルギーだけの摂取で済むのです。一口につき30回以上咬む事により、脳に正しい命令を出すのか、あまり咬まず満腹中枢が刺激されないまま食べ過ぎてしまうのか。という事なのです。
さらに、歯科医学的に良く咬めない人は、どういう人かについて触れておきます。
1つは、歯並びの悪い不正咬合です。最近の子供にとても多いです。顎が小さく歯が並びきらずデコボコ、上下が咬み合わない状態。
1つは大人に多いのですが、虫歯や歯周病で歯が抜けていて咬み合わせがない場合です。このような、そもそもの咬み合わせがうまくいっていない場合には歯科診療をおすすめします。
咬み合わせをしっかり作り、おいしく食べる事は私たち現代に生きる人間の特権かと思います。実にたくさんのおいしい食べ物があり、それらをしっかり味わって咬んで食べて、元気に過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話75

知多ホームニュース掲載/平成25年3月中旬号

「ホワイトデーの後は歯のホワイトニング」

みなさん、こんにちは、春です。ようやく暖かくなってきましたね。子供たちはもうすぐ春休みで嬉しい限りかもしれません。
一方、大人はもうすぐ4月で又新たなスタート。そして今、3月がそのスタートに向けての準備期間かと思います。
今日は、ホワイトニングに関して話したいと思います。この3月は、歯のホワイトニングをされる方がとても増えます。それはやはり、気持ちも新たに4月を迎えたいからなのではと思われます。
新社会人になる方、大学生になる人等、3月中にいろいろな準備に追われている訳です。
さて、歯のホワイトニングですが、大きく分けて、2種類あります。1つはホームホワイトニング、2つ目はオフィスホワイトニングです。
では、1つ目のホームホワイトニングいついて。これは、お家などで自分でホワイトニングをするものです。
歯の形のマウスピースを歯科医院で作ります。そのマウスピース型に、ホワイトニング液を自宅で入れます。そして口の中に自分で入れます。マウスピースを入れたままで、2時間から4時間ぐらい放置します。エッ?ちょっと長いのではと思われる方もいるかもしれませんが長くマウスピース入れている人は、夜、寝る間6時間位入れています。短い人だと30分位ですね。マウスピースの利点の一つは家にいるとき、自分の好きな時に、いつでもできる事です。
例えば、車の運転中移動時間に入れる事も可能で、時間を有効に使えます。マウスピースを入れたまま喋る事は充分にできます。(食事するのはムリだと思います)
このホームホワイトニングは効果が出るのには時間・日数がかかります。最低1ヶ月はやり続ける事が必要です。ですが確実に一歩一歩色が白くなり良い方法なのです。ただ自己管理してやっていくので、不精な人には合わないかもしれません。
2つめは、オフィスホワイトニング。これは歯科医院で行う方法です。歯科医院において、診察台に寝て、歯の表面にクリームのような物を塗ります。そこにレーザーをあてて、白くしていきます。時間は約30分〜60分です。これを数回通院して行います。最低2回は通院した方が良いです。4回以上通うとかなり白くなります。ただ寝ているだけなので、楽かと思います。(ただし、口を開けているので、人によっては疲れるという人も…。)
このように2種類の方法があるのですが、オフィスホワイトニングの方が早くて楽かと思います。ですが、とにかく白くしたいし、その白さを維持したいという方は、この両方を行っています。年に3日程オフィスホワイトニングを行い、普段は自分でホームホワイトニングするのです。
最後に、ホワイトニング後の再着色について触れておきます。どんなに白くしても、コーヒー―タバコ、色の濃い食事等で、再着色する事があります。色がだんだんついてしまう事があります。ホワイトニング後も、アフターケアで歯の掃除をしっかりやったり、定期的な歯科医院でのクリーニングをした方が良いでしょう。
ホワイトニングは頑張れば必ず白くなります。何事も頑張れば必ず何かしら成果が出るかと思います。4月に向けて元気に頑張りましょう。

 

歯ッピーになる歯の話74

知多ホームニュース掲載/平成25年2月中旬号

「裏腹なチョコレート」

みなさん、こんにちは。昨日は言わずと知れた2月14日のバレンタインデーでしたネ。(平成25年2月15日現在)チョコレートもらいましたか?あるいはチョコレートあげましたか?
今年は昨年に比べ景気がやや回復傾向にあり、バレンタインの投入単価も上がっているという分析が発表されていましたが、成果の程はいかがでしたでしょうか。
そして、みなさん、チョコレートといえば、気になるのがムシ歯ですね。甘くておいしくてうれしいんですが、その先に怖いことが待っているかもしれないんです。おいしい話って危ないんですね。では、みなさん、チョコレートを食べ過ぎると、どうしてムシ歯になるのか?もうみーんな知っていると思います。チョコレートの中にたくさん砂糖が入っているからなんですね。ムシ歯ができるにはいくつかの要因(要素)があるのですが、その1つが砂糖(ショ糖)なのです。(逆に言えば、砂糖をまったく摂取していなければ、かなり安全なのです。)
さて、チョコレートの成分ってそもそも何で、できているのでしょうか。まずはカカオ豆です。カカオ豆が主原料です。カカオ豆を擂り潰して「カカオマス」がとれます。また、カカオ豆から「カカオバター」もとれます。さらに砂糖を加えて甘くします。中にはミルクを加えてミルクチョコレートになるものもあります。さらに様々な香料等食品添加物が入ってきます。こうして成分をみていくと、健康のためにいいものもいっぱい入っているんですね。特に「カカオマス」は今はやりのポリフェノールです。ポリフェノールはお茶やコーヒーなどでもたくさん摂ることも可能ですが、チョコレートを食べることによって効率的に摂ることは可能です。一方、「カカオバター」は摂り過ぎはよいとはいえません。
そして問題は砂糖です。(佐藤は脳に栄養を早く送ると言う説もありますが、最近ではそうでもないという説も出てきています。)チョコレートをよーくみていくと、砂糖が少量しか入っていないものも、増えてきていますので、そのあたりを狙ってみてはいかがでしょうか。
砂糖が少ないということは、結果的には「カカオマス」が増えています。すなわちポリフェノール効果が大ということになります。
最後に、詳しい方、よーく裏面なんかをしっかり見られている方はもうご存じかと思いますが、砂糖0で甘いチョコレートというものもマイナーですが時々売っています。バレンタインデー時期には売場をよーく探すとあります。その中に砂糖の替わりに「キシリトール」で甘みをつけているものがあります。この「キシリトール」入りチョコレートがある意味オススメです。それはどうしてか?キシリトールはお口の中でムシ歯抑制効果を発揮するからです。なんと、びっくりですね。通常のチョコレートとまったく逆の効果が現れるのです。食後にキシリトールチョコを一粒食べるというのもムシ歯予防としてはいいですね。
ただキシリトールチョコレートには弱点もあります。いわゆる板チョコをバリバリ食べるようにたくさん食べてしまうとお腹をこわし易いんです。適量はチョコボール1個から3個ぐらいだと思って下さい。ではみなさんの健康と健闘をいのっています。


 

歯ッピーになる歯の話73

知多ホームニュース掲載/平成25年1月中旬号

「iPS細胞と親知らず」

 

みなさん、新年明けましておめでとうございます。平成25年のスタートです。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年は京都大学山中教授がiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞して大変話題になりました。医療はどんどん進化していきます。皆さんもその恩恵が受けられるといいですね。早く実際の現場の医療で応用される事を期待します。
さて、iPS細胞とはそもそも何でしょうか。iPS細胞とは、ヒトの皮膚等からすでに成長した細胞を取り出します。それを分化する前の未成熟な段階に戻します。そうする事によって、その細胞はあらゆる細胞に変化する万能性を持つ事が出来るのです。そして最近では、親知らずや乳歯を抜いた際、ここから細胞を採取するという技術が発達してきています。
歯を抜いた際、その歯の中にある歯髄細胞をきれいに取り出し、その細胞を培養するのです。
歯の中にある歯髄細胞、ここには幹細胞と呼ばれる細胞があり、この幹細胞は、iPS細胞に近い役割を果たしてくれるのです。ですので、歯を抜いた際、自らの歯髄細胞のを培養して冷凍保管します。この保管機関を歯髄細胞バンクといいます。提携医院で歯を抜き、この歯髄細胞バンクに預ける事が可能となっています。
まだ現在では、預けるだけで、すぐに応用は難しいかもしれませんが、乳歯や親知らずを抜く際に、自分の歯髄細胞を預けてみるのも、一つの安心保険です。
では、前後になりますが、今年一年も元気で笑顔の日々を過ごしたいものです。


 

歯ッピーになる歯の話72

知多ホームニュース掲載/平成24年12月中旬号

「顎関節症について・2」

 

(11月中旬号より続く)
―治療法―
治療法にも随分ありますが、全身に対するものと、顎や歯等、場所に対するものに分かれます。
全身的には、内科、神経科、整形外科等で相談していく事が一般的です。顎や口の周り、口の中に関しては歯科医院にて顎関節症を扱っている医院を訪ねてみるとよいでしょう。
検査、診断の為、咬み合わせのズレはないか。抜けた歯はないか、親知らずはどんな生え方をしているか、歯周病、虫歯の状態はどうか等、基本的な事を話していきます。又、口の周りの筋肉を触診したり、歯の型を取って調べる、レントゲン検査等さらに詳しくみてきます。最近では、日常生活の中でのクセはないかをよく問診していく事が重要視されてきています。
そういった検査、診断の中で、咬み合わせの治療をするマウスピースを使っての治療(ボクシングのマウスピースのようなもの)。
お口の体操を普段する、クセの除去等、様々なことが選択され行われます。
では最後に皆さん平成24年も残り少なくなってきましたが、自分の体の健康に留意して楽しく元気に日々を過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話71

知多ホームニュース掲載/平成24年11月中旬号

「顎関節症について」

 

みなさん、こんにちは。ずいぶんと寒くなってきましましたね。
こんな時こそ張り切ってしっかり運動したいものですね。
運動をする上では、咬み合わせは大事です。しかし咬み合わせが悪いと顎が痛かったりということも起こり、運動のままならない人もいます。今回は顎の病気である顎関節症について話したいと思います。
顎の骨には、いろんな構造が複雑にくっついています。顎のつけ根の部分には筋肉がついています。又、顎が回転運動をするための関節があります。関節の中には、顎の骨がすれて痛くならない様クッション(座布団のようなもの)が入っています。又、その手前には歯が生えていて、その歯が口の中の咬み合わせを作っています。口の中の咬み合わせと連動している訳です。
最近、顎の関節の不具合を訴える人が増えてきています。又、TV番組でも、よく顎の関節の話は取り上げられている様です。病名として顎関節症(がくかんせつしょう)として紹介されています。具体的な症状としては、顎を動かす時、カックン・キシキシ等不快な音がする。食事の際口が少ししか開かず食べ辛い。或いは殆ど、口が開かない。そしてもっと酷い場合、顎の症状だけに留まらず、肩こりが酷い、耳に不快な症状を感じるといった方もいたりします。症状は人によって随分差があり、少し気になるけどたいしたことない人から、とても耐えられない様な重い人まで。ひとことに顎関節症といっても個人差がかなり強いのが特徴でもあります。
―顎関節症の原因―
その原因として色々考えられますが、上下の歯の咬み合わせの異常による場合が挙げられます。上下の咬み合わせが悪くて下の顎が横にズレたり、関節が正しい場所に戻らない為関節の構造が変形して症状を起こす事があります。
又、精神的なストレス、緊張が顎の周りの筋肉を高ぶらせ、咬み合わせに過度な力が入ってしまい、アンバランスになり、結果的に顎関節に負担がいく事もあります。それ以外では、生まれつき関節に形態的問題がある人、ケガ等外相を受けた人も症状が出て来ます。最近では習慣的によく歯を食いしばっていたり、わざと歯ぎしりをしたりする人もそのクセが原因であると考えられています。が未だに分からない点も多く残っているのが現状です。

(12月中旬号に続く)


 

歯ッピーになる歯の話70

知多ホームニュース掲載/平成24年10月中旬号

「針金のない入れ歯・2」

 

(9月号から続き)
又、入れ歯の針金が目立って見えてしまう事が嫌だという方がいます。部分入れ歯には自分の歯にひっかける構造があり針金でできています。前歯に針金をひっかけると目立つ事がありためらわれる訳です。奥歯でも見えることがあるので針金は嫌とさえ言われる事もあります。しかし針金をひっかける場所が前歯しかない場合、これはもう前歯、見える所に針金をひっかけるしかないんですね。ところが、それを解決するためにひっかけの針金を使わないタイプの入れ歯が最近は段々増えてきています。ひっかけ部がピンク色のプラスチックでできていて、あまり目立ちません。1m以上離れていれば、人に見られてもまずわからないと思います。(30cm位でもわからない場合が私的には多いと思います)針金がどうしても嫌だという方は、このピンク色のプラスチックタイプを一度検討してみると良いでしょう。(このピンク色のプラスチックタイプはどんな症状の場合でもできるわけではないのでよく担当の先生と相談する事が大切です。保険外の費用もかかります)そして、ここまでピンク色のプラスチックタイプの入れ歯を持ちあげておいて、もう一つ伝えておきたい事があるのです。それは針金タイプの入れ歯の方が頑丈な場合が多いという事です。頑丈を第一に考えた場合は金属をたくさん使ったタイプの方がしっかりしていますので、入れ歯といっても種類がたくさんあり、自分に何が一番合っているのか、自分が何を重要と考えているのかによって選択となってくる訳ですので、よく相談して進めていく事をお勧めします。
最後になりますが、お口の中はその人の人生の歴史です。長い長い年月を経て今の状態に至っています。歯を失って入れ歯を入れている方もその状態になっていくのに実に長い月日があったはずです。それが一週間・二週間で全く元の様になるという事はありません。自分の体を大切にして、元気で楽しい日々を過ごして下さい。


 

歯ッピーになる歯の話69

知多ホームニュース掲載/平成24年9月中旬号

「針金のない入れ歯」

みなさんこんにちは。暑い夏もようやく終わり秋の到来です。どんなおいしいものを食べましょうか?おいしいとは、すなわち舌で感じる部分もあるかと思いますが咬む触感もあるかと思います。歯が健康であってこその咬みごたえを感じ、楽しく味わえますね。さて、9月には各地、みなさんの身近でも防災訓練があったのではないでしょうか。実際に火事等災害があった際には入れ歯を失くす方が結構います。意外に思われる方もいるかもしれませんが、朝、昼食後、夜寝ている時等、たまたま入れ歯をはずしていて、災害にあうとパニックの中で入れ歯のことを忘れてしまったり、大切なのでいつもと違う場所にしまってしまったりして、失くしてしまうのだそうです。
今回も、入れ歯の話をしていきたいと思いますが、失くしてしまったり、こわしてしまったの為に入れ歯のスペアを持ってはいかがでしょうか。自分の入れ歯が2つ以上ある事のメリットはどうしても失くしてしまって見つからない時、助かりますよね。又、突然洗面台に落として割れてしまった時も助かります。しかし、入れ歯のスペアを持つ事に対し、一つ注意点があります。
(1)メインの入れ歯 (2)サブの入れ歯、この(1)と(2)の2つの入れ歯はいくらしっかりと作成しても全く同じ形という事はありません。(1)と(2)をいつ何時お口の中で入れ替えてもしっくりいくというのは難しいです。(1)メインに体が慣れていれば、(2)サブはどうしても微妙に違いが出ます。(1)に歯茎の土手が合ってしまえば、いざ(2)を入れてもそれはあくまでサブなのです。良くない使い方として (1)と(2)を何度も入れ替えながら使うことです。これでは、お口の中の歯茎はどちらにも合おうとして中途半端な状態になってしまいます。そうではなく、(1)メインを普段使い、どうしてもの時に(2)サブを使う事によって安心を得るためにスペアを持つと良いでしょう。

(次回10月中旬号へ続く)


 

歯ッピーになる歯の話68

知多ホームニュース掲載/平成24年8月中旬号

「入れ歯とアンチエイジング」

みなさん、こんにちは。暑い夏も過ぎましたが、まだまだ大変のようです。元気に食事をとっていますか?
今回は入れ歯について少し話したいと思います。
歯周病や虫歯で歯を失う事があります。その後、失った歯を補うために行う一般的な治療の一つは入れ歯を造る事です。もし失った歯が一本だけなら、その歯の両隣の歯を削ってブリッジという方法を行うかもしれません。あるいは、顎の骨を削ってのインプラントという選択もあります。が、入れ歯の場合はそのような処置が少ない場合が多いです。そういう意味では、恐くなく、体に負担の少ない治療といえるかもしれません。ある意味とてもお奨めの方法です。そのような一般的な治療である「入れ歯」ですが、実際には、嫌われていることも多いです。「違和感がある」「痛い」「噛めない」というイメージを連想することが多いそうです。
こと、入れ歯が合わなくて普段は外しているという人も聞きます。そのような方が、いざ、入れ歯をいれても、とても痛く咬みにくく、そして、これではと結局外したまま使わないという事も残念ながら聞きます。しかし、歯が抜けてそのままにしていると、歯茎は痩せて行きます。そして口元にはシワがよります。頬のラインも変わります。
又、咬み合わせの悪い入れ歯を入れている場合でも、口角が下がってしまい、怒っている様に見られたり老けて見える様な事もあります。口元を表現するのに大きく関わっているのです。逆に合う入れ歯であれば、口元にハリが生まれ、シワが薄くなり顔つきも良くなる事があります。印象も随分若返る事もあります。今の言葉で云うところの「アンチエイジング」です。
古く、削れ、咬み合わせの低くなったままで、何となく寂しい口元を、「入れ歯」の具合によって、今一度ふっくらさせる事も可能性としてあるので、是非とも入れ歯をはめた生活を考えていきたいものです。
又咬めるという点からは、口元の若返りだけではなく姿勢が良くなるという事もいわれています。食べられるものが増え、食事からしっかり栄養を摂る事ができるようにもなります。栄養バランスが良くなれば、顔色や肌のツヤにも影響が出ます。咬む事で胃腸の負担も減り、脳にも刺激が伝わります。何より食べる楽しみがある事で日々の生活にもハリが出て、外出が増えたり、アクティブな生活が楽しめる様にもなってきます。

最後に、温故知新ではありませんが、入れ歯は昔からある古いイメージの治療法かもしれませんが、最新の研究の中で磁石を使うタイプ等様々な進化のみられる分野でもあるのです。入れ歯を有効に使い、楽しい生活を過ごしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話67

知多ホームニュース掲載/平成24年7月中旬号

「舌の掃除」

みなさん、こんにちは、いよいよ夏本番。暑くて元気な夏の到来ですね。
本日は、「舌の掃除」についてお話ししたいと思います。「口腔ケア」という言葉を聞くことがあるかと思いますが、歯を磨く、歯肉は腫れていないか、このようなことはみなさんも注意していると思います。
では舌についてはどうでしょうか。実は口臭予防という点で舌のケアは口腔ケアの中でとても大切な1つなんです。
口臭の原因について、少しお話しします。口臭の原因として考えられるものは、(1)全身疾患由来のもの、(2)口の中の疾患由来のものにわかれます。そのうち、9割以上が(2)の口の中の疾患からきていると言われているのです。そして話はややこしくなりますが、その口の中に原因がある人のなんと6割は舌から口臭が起きていると言われているのです。驚きですね。
舌の上には凸凹の形があります。ここで口臭の原因が産生されています。その口臭の原因を「舌苔」といいます。「舌苔」のできる時、体全体の病気が関連している場合もありますが、健康な人でも、口の中が不衛生になると、下のあちこちに「舌苔」が付いてきます。口の中には、いろんなおまけが住んでいます。口の中の粘膜が剥がれ、また、食べ物の余りカス、白血球、唾液の中に含まれる蛋白質。このような様々なものたちが、集まって反応しあいます。その過程の中で口臭の原因である硫黄化合物が作られるのです。したがってこの口臭の予防には「舌苔」を除去することが効果的なのです。
では、口臭予防の為の舌の掃除に進みます。舌の表面を軽く歯ブラシで掃除して下さい。一日3回みなさん歯みがきしているでしょうか?その際、ついでに歯ブラシで舌の表面を軽く、サッと掃除して下さい。それだけでOKです。あまり強くしつこくやりすぎると痛くなりますからね。これにより舌の上にのっている「舌苔」を口の中から取り除き、口臭の原因が、かなり減ります。ただ、中には舌ブラシで歯ブラシとは分けてやりたいんだという人もいるでしょうから、舌ブラシについて触れておきましょう。歯科医院や、ドラッグストア―などで舌ブラシなるものが売っています。一度試しに買って使ってみて下さい。舌専用のブラシです。舌を磨くために適舌ブラシの硬さに調整されていて、舌を傷つけにくいです。先程も少し触れましたが、やりすぎはよくないです。下はやりすぎると傷ついてしまいますので、気をつけて下さい。人によってはとてもデリケートな人もいますので、普通の歯ブラシでもよいのですが、より安全を求める場合、舌を鏡等でチェックしながら、少しずつ、そっとやってみましょう。
最後に、舌は食べる、味わう、話すなどの機能を持ち、人々の生活に深くかかわっています。今一度、口の中、そして舌にも注目して、正しく掃除して、健康的で楽しい生活を送りましょう。



歯ッピーになる歯の話66

知多ホームニュース掲載/平成24年6月中旬号

「唾液を出すには」

みなさん、こんにちは、もう梅雨ですね。傘が友達になる季節です。
前回は唾液の大切さについてお話しをしました。で、今回は、ではその唾液をしっかり出すためには、どうしたらよいかについて、話をさらに進めていきたいと思います。
(1)唾液腺のマッサージ。 唾液の分泌を促すためには、唾液腺のある場所をマッサージすることが効果的です。特に大きい唾液腺が、3つあります。耳下腺、顎下腺、舌下腺です。これらは読んで字のごとくの場所にあります。耳下腺が耳の下からやや前方あたり。
指先を、頬と耳たぶの間にあて、耳の下から前方あたりを円を描くように回してマッサージします。顎下腺は下顎の奥のつけ根あたりです。耳の下から、顎先まで顎の内側を指先をつかって何か所か押しマッサージします。舌下腺は舌の下です。親指の腹で、顎の真下から舌のある方へ、つき上げるようにゆっくりと押し上げます。これらのあたりを、3回ほど繰り返しマッサージしてみて下さい。食前に行うのがオススメです。やってみて、うまくいくと自分で、唾液が出てきたことが実感できるはずです。
(2)舌の運動。 唾液の分泌を促すためには、舌の周りの筋肉を鍛えることがよいです。下の運動を行うと、舌の周りになる筋肉が鍛えられます。具体的は、口を大きくあけて、舌を前後に出したりひっこめたりします。次に舌をできるだけ前へ出してそのまま左右に動かします。次に舌全体をなめ回すように舌先で円を描きます。次に、前歯の裏に舌先をあて、舌打ちするように音を出します。
(3)よく噛む。 唾液を多くだすには、とにかくよく噛んで食べることです。昔に比べ、最近の日本人はあまり噛まなくなったと言われていますが、よく噛んで食べることは、食べ物の消化がしやすくなる、肥満防止になる、脳細胞を刺激するといった様々な効能がありますので、ゆっくりよく噛んで楽しみながら食事をするように心がけましょう。
(4)唾液を分泌するのに有効な食品。 食品によっても唾液の分泌量が異なります。基本的に柔らかく食べやすい物よりも、ある程度噛みごたえのある食品の方が咀嚼する回数が増え、その分たくさんの唾液が分泌されます。酸味のあるもの、梅干しやレモンなど酸味のあるものを食べると、その中にふくまれるクエン酸に口の中が刺激され唾液が分泌されます。昆布、昆布に含まれるアルギン酸には口腔内を保護し、保湿する効果があります。納豆、納豆の糸状になる成分であるポリグルタミン酸には高い保湿成分があり、また唾液分泌を持続的に促進する効果があります。ガムを噛み続けることにより唾液の分泌を促すことができます。
そして、最後に唾液の少なくなる原因について少しふれておきたいと思います。それは生活習慣、環境によるものが、まず考えられます。すなわち、口呼吸、ストレス、口が不潔な場合、乾燥した室内などによるものです。
また病気によるものとしては、シューグレン症候群、エイズ、糖尿病、パーキンソン病などです。さらに、加齢による場合や血圧降下剤や抗うつ病薬の副作用も考えられます。
では、また暑い夏にお会いしましょう。


 

歯ッピーになる歯の話65

知多ホームニュース掲載/平成24年5月中旬号

「唾液は大切」

みなさんこんにちは。だんだん暑さを感じるようになってきましたね。元気にお過ごしでしょうか。元気な人は唾液も多いです。今回は唾液についてお話ししたいと思います。
唾液はヒトの健康にとって、とても大切な役割を持っています。どんな役割でしょうか。
1.消化を助ける。唾液の中には、食べ物のデンプンを分解する酵素があり、食べ物が唾液と混ざると、その酵素が働いて食べ物を柔らかくし、胃で消化しやすい状態にします。小学校の理科の実験でやっていたりします。
2.飲み込む時の潤滑剤。
3.美味しいと感じるために。食べ物が唾液と混ざらなければ、味を感じることができません。味を感じるのは舌です。が、舌は唾液の中に溶け込んだ食べ物の味成分を知覚しています。
4.ガンの原因となる活性酸素を減少。唾液の構成成分のひとつであるペルオキシターゼは、食べ物の中の発ガン性物質がつくりだす活性酸素を酵素反応で分解します。
5.むし歯になりにくい。口の中が酸性に傾くと、エナメル質の表面からミネラル分が溶け出し、むし歯になります。唾液はこのとき、「緩衝機能」が働き、口の中を中和して、むし歯を防ごうとします。
6.体内への細菌侵入をブロック。口の中にはむし歯の原因菌だけでなく、様々な病原菌が絶えず侵入してきます。唾液には侵入してきた細菌を殺したり、抵抗する働きがあります。
7.口の中を守る。口の中には常に唾液が分泌されています。唾液は食べカスを洗い流して、口の中を清潔にしたり、常に潤いを保つことで口臭を抑制します。
8.老化を抑える作用。最近アンチエイジングで注目されているパロチンは主に耳下腺(耳の下あたり)にある唾液をつくる場所で分泌されます。パロチンには筋肉や骨の発達を促進する作用があります。
以上、唾液の大切さをわかっていただけたでしょうか。唾液がたくさんでていることは健康のパロメーターともいえます。唾液をたくさんだすためには、いろんな方法が考えられますが、そのうちの1つはしっかり噛むことです。普段しっかりとよく噛んで味わって食事しましょう。

 

歯ッピーになる歯の話64〜ホワイトデーとホワイトニング

知多ホームニュース掲載/平成24年4月中旬号

「歯科検診の内容」

みなさん、こんにちは。ようやく春です。4月で学校が始まりました。社会人の方は一見変わりばえしないように思う方もいるかもしれませんが、会社によっては新人登場なんかあったりして。いずれにせよ、1つの区切りで、気持ちの上ではリスタートではないでしょうか。


子供達は、学校で4、5月頃に健康診断を受けることが多いです。お口の中に関していえば、歯科検診が行われます。会社で健康診断が行われることもあるかと思います。歯科検診が項目に入っている場合、自ら歯科医院にでむいて受けるシステムも多いです。今回は、よく学校で行われている歯科検診の内容について、話したいと思います。
歯科検診の具体的、検査項目は何でしょうか?みなさん誰でも思いつくのが、「虫歯」かと思います。けど虫歯のあるなし以外にもいろんなことを診ています。(1)虫歯(2)歯周病(3)顎(4)歯並び、咬み合わせに分けて説明していきたいと思います。

 

(1)の虫歯ですが、C0、C1、C2、C3、C4というふうに虫歯の大きさの程度を判別することがあります。C0というのはもうすぐ虫歯になりそうだから気をつけてね、といったところ。C1、C2はだんだん虫歯が大きくなってきます。C3になると虫歯は深く、本人もかなり痛いハズ。C4にいたっては、歯はボロボロ。また「要注意乳歯」という言葉は検査結果に書かれていることがあります。これは、もうそろそろその乳歯が抜けて次の大人の歯がはえてきていいんだけど、まだ乳歯が抜けないで残っています。という場合です。乳歯がいつまでも残っているために、大人の歯のはえ替わりに悪影響を及ぼすことがあります。そのような場合は、歯科医院で乳歯を抜いてもらう処置を受けた方がよいでしょう。


(2)歯周病について、子供の場合は、ひどい歯周病になっていることは、そんなに多くはないです。が、「歯肉炎」という程度になっていることはよくあります。歯周病はもう歯茎の中の骨が溶けるぐらい悪いよという状況。それに対し歯肉炎は、歯ぐきは腫れてきていますよ、という状況。ですので、しっかり歯磨きしてネ、ということになります。むろんこの歯肉炎は口臭の原因になっています。


(3)顎について。最近は顎の状態の悪い人が増えています。しっかり咬むことのない現代人の生活スタイル、また常に横を向いて寝るなど、症状としては顎の関節がスムーズに動かず、口の開閉がおかしい、コリコリ顎が鳴ったりします。


(4)歯並び、咬み合わせ。歯が曲がっている、歯が重なって生えてきている、顎が前後にずれている、前歯が出っ歯、などです。


このような状態を「不正咬合」といいます。歯並びに問題があると、発音がしっかりできない、ご飯がしっかり咬めず栄養をしっかりとれない、運動で力をだせない、集中力にかける、鼻がつまりやすくなる、など様々な問題が起きることがあります。
では最後になりますが、もうゴールデンウィークは目の前ですね。ケガのない楽しくて健康的なホリデーをお過ごし下さい。生活も乱れず歯磨きしましょう。


 

 

歯ッピーになる歯の話63〜ホワイトデーとホワイトニング

知多ホームニュース掲載/平成24年3月中旬号

みなさん、昨日はホワイトデーでしたね。(※平成24年3月15日現在) ホワイトデーに、お返しはしましたか?あるいはお返しをもらいましたか?私は毎年、幾人かの人にお返しを渡すのですが、みなさん、お返しって何かいいですかネ。たぶん無難な定番はクッキーあたりでしょうか。また、デパート、ショップ等では、ハンカチやミニタオルあたりよく売っているように感じます。私は、まあちょっとしたハンカチならいいんじゃないかと、購入しようと思ったりするのですが、家内に「ハンカチはやめた方がいいよ」とアドバイスをもらいました。ホワイトデーのお返しに何がいらないか、なる順位付けがあるらしく、その上位に入っている(1、2位あたり)というのです。さすがにそういわれると、「えー、そうなんだ。じゃあどうしようねぇ」となって、結局は女性目線で彼女に選んでもらうということになるわけです。今どきのねらい目はフランフランあたりのちょっとした小物ポーチ1000円ぐらいでしょうか。


さて、歯科という目線からいくと、オシャレな歯ブラシとホワイトニング歯みがき粉のセットなんていいんじゃないかと思います。特に「ホワイトデー」と歯の「ホワイトニング」をかけてみました。バレンタインデーと対になるホワイトデーはなぜかホワイトという色なわけで、白なんですから。また、現在3月は、もうすぐ4月というある意味一年のリスタートを迎えるわけです。会社でいえば新入社員が入ってくる、異動がある、学校でいえば、入学、進学、新たなスタートなわけです。そんな4月を迎える時にちょこっとばかり歯が白くなったらうれしいな、と思うわけです。


では、ホワイトニング効果のある歯みがき粉について話したいと思います。ものによって効果は様々ですが、まずはコツコツ使ってみて下さい。作用機序として、物理的に表面の汚れをとるというものがあります。これは研磨材が入っているわけで(ホワイトニングをうたっていない一般のものにも入っているものもあります)塗りすぎると、歯を摩耗させてしまうおそれがあります。また、歯茎にキズをつけてしまうことも心配です。


このような物理的治療効果を利用したものは以前に多かったですが、最新のものは化学反応に効果を求めるものが定番となっています。化学反応的にいうと、ちょっとばかり高校の化学みたいです。けど、そうなんです。化学反応を利用しています。成分として過酸化水素(H2O2)が入っていたり、尿素、チタンなどもあります。これらの化学イオンが汚れのもととなっているものを吸着して、歯本来の白さをとりもどそうとするのです。


このあたりの効果をもう少し、つっこんで話しますと、より白くしていくというよりは、今の白さをキープするといった方がよいかもしれません。歯みがき粉の中に入っているこれらの化学物質は安全上大量に入っているわけではないので、コツコツ使ってほしいのですが、そのパワーとしては、その日のうちに入ってきた汚れを外に捨てるといったぐらい。歯の中に入り込んだ汚れ(歯の中に入り込んでしまって複雑にからみあっています)を引っぱりだすほど強いパワーはもちあわせていません。
さいごに、だんだんあったかく、春らしくなってきましたね。健康で、元気な笑顔を発信して頑張りましょう。

 

 

歯ッピーになる歯の話62〜最新の歯のホワイトニング・2

知多ホームニュース掲載/平成24年2月中旬号

(先月号からの続きです)
では歯科医院で行う歯のホワイトニングはどうでしょうか。ホワイトニングには個人差がつきものです。
例えば、食事、色の濃いものをよく食べる人、あるいはタバコ、コーヒー、ワインなどをよく飲食する人。また生まれつき色が濃い人もいます。そして、高齢になれば、加齢による歯の黄ばみも考えられます。以前にプラスチックで治療していれば、最初は白くても色は濃くなっていくことが多いです。このような様々な個人差はありますが最もホワイトニング効果が、早期に得られるのは歯科医院でのホワイトニングです。先にでてきた歯磨き粉にホワイトニング成分が入っていて、これを活用するようなタイプをホームホワイトニングといいます。(歯科医院でのホワイトニングはオフィスホワイトニングといいます。) ホームホワイトニングは早期には結果がでませんが、根気よくやることでよい結果を得られます。従来、オフィスホワイトニングはレーザーをあてることが主流でした。が最近ではレーザー機器のレーザー部分がLEDに変わってきています。LEDはみなさんよく耳にすると思います。電球は、長寿命のLEDにどんどん変わってきていると思います。歯科医院ではハイパワーLEDを用いてホワイトニングが行われています。そしてさらにホームホワイトニングでもLEDが利用されるようになってきているのです。アメリカのちょっと気のきいたドラッグストアではホームホワイトニング用の小型の携帯用LEDが売られています。女子高生から使われているのです。(写真参照)これを高校生がカバンに入れて学校に通っているそうです。そして昼休みに化粧を直すのではなく、プチホワイトニングするのです。そこまでエチケット文化は進んでいるのです!
最後に今年もおそらくAKB48は活躍することでしょう。元気の源は健康です。体の健康、そして心の元気。歯が白いと体に自信がもて、一回り大きな笑顔になります。心もあったかくなります。悩んでいる人も、悩んでいない人も、歯は処置を受ければ必ず白くなります。ホワイトニングには早く結果のでる人もあれば、時間のかかる人もありますが、必ず結果はでます。根気よくやれば、必ず成果がでるものです。(AKB48は数年前は地下アイドルでした。)

 

 

歯ッピーになる歯の話61〜最新の歯のホワイトニング

知多ホームニュース掲載/平成24年1月中旬号

新年明けましておめでとうございます。平成24年もいよいよ始まりました。約半月が経ったわけですが、この一年みなさんにとって良いスタートダッシュになっているでしょうか?強い決意、思いがあれば、きっと必ずやどんなことも前向きに進み、そして高みへと登っていくと思います。こと、強い決意、信念という観点においていえば、昨年3月11日の東北地方大震災の出来事は、今を生きる我々に強く強く、覚悟をうながさせた契機となっているのではないでしょうか。
今、改めて私たち一人ひとりは、何をすべきか、どう日々を積み上げていくべきか。みんなで志を一つに頑張る、それぞれが離れていようとも、思いやる自分の出来ることを尽くす。
ここ知多地域は直接の被災地ではありませんが、自分は自分のなすべきことをしっかり日々やっていく、社会人は仕事に精進、学生は勉強を頑張り、子供は楽しく遊ぶ(犬は走る?おまけですけど) また、この日本の状況に対し、世界から多くの国々、人々が支援してくれました。とてもありがたいことです。
さて、新年にあたり、アメリカでの最新のホワイトニングについてお伝えしたいと思います。歯を白くしたいと思う人は、結構多いんです。みなさん知っていましたか?あなたもそうですか。歯の悩みアンケートというようなものが、時々行われているそうですが、そうすると、実にいつもトップに出てくるのが、歯の色を白くしたい。歯の色の黄ばみ。だそうです。歯の悩みというと、多分一位は“痛い”とか“咬めない”“腫れた”“出血”などかなーと思ったりするのですが、内在的に最も人が気にしている悩みは願望のようで、歯をもっと白くならないのか、ということだったのです。日本では歯の歯磨き粉などで、歯を白くというものが売っています。が、効果は今一つかもしれません。
(続きは2月15日号にて)

 

 

歯ッピーになる歯の話60

知多ホームニュース掲載/平成23年12月中旬号

みなさんこんにちは、2011年今年もいよいよ終わります。みなさんにとってどんな年だったでしょうか。かぜをひかずに元気に日々精一杯楽しく生活できたでしょうか。
今年は3月に東北地方の大震災が起こり未曾有の大惨事となりました。
日本という近代国家において、とても衝撃的で日本全国社会経済的にも大きな影響があったと思います。そしてなによりも涙なくして見ていられないショッキングな光景…。
こんな大惨事の際、残念ながら幾多の尊い命が失われます。多数の亡くなられた方の身元、人を判別するために、鑑定が行われます。TVドラマで法医学教室など見る事などあるかと思います。
又、DNA鑑定という、言葉は新聞等でもよく目にするのではないでしょうか。それらの鑑定以上に実は最も、必ず行うのが歯からの鑑定です。
学校検診などで歯の検査をすることがあり、殆どの方は今までに一度は受けたことがあるかと思います。そのような歯の詳しい検査をします。特に、どのような治療が行われて、歯にかぶせ物や詰め物が入っている状態を正確に記録していきます。
かぶせ物の金属等の種類も判別していきます。あるいは歯のない箇所もあるでしょうからそれも診ていきます。そのようにして歯の治療歴をしっかり診ていくと、その歯の状態が同じという人はまずいません。一人一人お口の状態は異なるのです。
例えば指紋が人によって違うようにお口の中はみんな違うのです。この鑑定結果と、亡くなられた方は以前に掛かった事のある歯科医院での歯の治療歴を元に身元がわかるのです。15年以上前、小牧空港で中華航空機が墜落した事故がありました。まだよく覚えていらっしゃる方も大勢いるかと思います。
264人もの方が亡くなりましたが、この時も歯の鑑定による身元判定が即座に行われたのでした。
最後になりますが、2011年は東北大震災による大惨事で一人一人の日本人が全国で、どんなに離れていようとも、人の事を思いやるという事を改めて学んだ年のように思います。

この大きな学びを基に2012年は私たちみんなで健康で楽しく明るく日々頑張りましょう。

 

 

歯ッピーになる歯の話59〜細菌性心内膜症と歯周病

知多ホームニュース掲載/平成23年11月中旬号

みなさんこんにちは、ようやく寒くなってきましたね。先月は歯周病はからだ(全身)の病気とかかわっているというお話をしました。その後、NHK等でも歯周病と全身の関係による病気が報道されました。そのせいもあって、このことについて多くの質問を受けました。なので、今回は細菌性心内膜症についてもう少し、お話ししたいと思います。
以前、Aさんは発熱や全身の倦怠感が続いたため、内科に緊急入院となりました。抗生剤による点滴を受けるなどの結果、症状はとりあえず、収まりました。
この時の病気が「細菌性心内膜症」でした。
Aさんは歯周病で歯茎から血が出て少しは気にしていましたが、そんなに強い痛みはなかったので、放っておいたそうです。しかし、入院前は咬むと痛いなあと感じはじめた頃だったそうです。
さて、細菌性心内膜症とはどんな病気でしょうか。心臓はみなさん知っているかと思います。
その心臓の内側に心内膜という膜があります。細菌が心臓まで入ってきて、この心内膜にくっついて病気を起こします。細菌が暴れ、繁殖して心内膜に炎症を起こしてしまった状態です。
では、この細菌はどこからやってくるのか?が問題なのです。
口の中には多少細菌がいる人がほとんどです。歯周病の人はどうでしょう。たくさん細菌がいそうですよね。さらには、歯周病の人は歯茎が腫れて炎症しています。なので歯茎の中の血管も拡張しています。そのため血管のすき間から歯周病の細菌が入り込みやすいのです。
通常は血管の中に歯周病の細菌が入り込んでも、白血球につかまって無毒化されます。しかし、歯周病のひどい人は、炎症を繰り返していますし、身体の抵抗力が低下して免疫力が衰えていることもありますので、白血球が勝つことができなかったりします。そうすると歯周病の細菌が、リンパや静脈へ流れてしまい、やがて心臓に入っていってしまうのです。こわいですねー。

もうすぐ12月です。平成23年をよい年で終わりたいものです。体に留意して楽しく生活しましょう。

 

 

 

歯周病とからだの病気の関係

知多ホームニュース掲載/平成23年10月中旬号

みなさんこんにちは、秋です。運動会です。普段、運動していないのに、突然、運動会で走ってみると、いかに自分の体力が落ちていることか、とびっくりされている人もいるのではないでしょうか。中には歯のかみ合わせが悪く、しっかり踏ん張れない、力が出せなかったという人も。


さて、みなさん、歯周病という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。歯周病、TVなどのコマーシャルで何度となく見て知っているかとは思います。歯茎から血が出る、なんかブヨブヨする。口の中がネバネバする等…臭う。


そして、みなさんによく知ってもらいたいことがあります。それは、歯周病は単に口の中の病気だけでは済まないことがあるのです。歯周病は全身の様々な病気と関連があります。たとえば糖尿病は恐いですね。


みなさん、歯周病といわれて、それほど重大な事だとは思わず、「口の中だけのこと」と考えてはいけません。歯周病は万病の元といっても過言ではなく、歯周病菌が歯茎にたくさん集まっている毛細血管を通して、血液によって体中に運ばれます。そして、様々な病気を発症させたり、さらに悪化させてしまうことがわかってきているのです。


特に糖尿病は歯周病との相関関係が強い病気だといわれています。血管の中の歯周病菌は、血糖値をコントロールするインスリンの働きを弱くして、その結果、糖尿病の発症や悪化に関与しているといわれているのです。


また、糖尿病になると、免疫機能が低下して、歯周病菌の繁殖を抑制する力が弱くなります。


その他の病気では、歯周病菌が血管の内壁に作用することにより、動脈硬化や心内膜炎、また歯周病菌が唾液や食物と共に気管に入る事によって引き起こされる誤嚥性肺炎、さらには早産・低体重児出産の危険もいわれています。
そして歯周病になると歯がゆるくなり、咬み合わせもずれて、出っ歯になったりします。しっかり咬めないので、力も出せません。運動会で、こんなはずじゃあ〜と思ったあなた。歯周病にご用心。


また、全身の健康状態も確認して、元気に楽しい日々を過ごしましょう。

 

 

かぶせ物を飲んだ?

知多ホームニュース掲載/平成23年9月中旬号

みなさん、こんにちは。暑い夏もようやく終わり、朝、夕は涼しく気持ちのよい日々かと思います。夜外に出てみると、スズ虫の声も聴かれ、秋の訪れを感じます。
先日、ある日突然、夜遅くに高校時代の友人から携帯に電話がかかってきました。とても慌てた様子でした。内容は友人の奥様が夕食中に、歯のかぶせ物がはずれてしまったようで、どうもそれを飲み込んだらしいというのです。たぶん銀歯だと思う。大変なことになるのでは?と。
明日は日曜日だし、今から歯医者はやっていないし、どこか救急で病院に行った方がよいのか?
高校時代の友人は現在神奈川県に住んでおり、久しく会っていなかったのですが、こんな電話がかかってくるとは、昔ながらの彼らしい、奥様への優しさ、そして事にあたるにつけ迅速さを改めて思い出しました。
「奥さんは苦しがっていないか?」それを最初に友人に質問しました。
口の中に入っている銀のかぶせ物がはずれ、飲み込んでしまった場合、大抵は、食道を通って胃の中へ入っていくことが多いです。しかし、たまに食道へいかず、気管の方へ入ってしまうことがあります。そうすると更には肺の方へ入ってしまって厄介なことになります。気管、肺へ落ちこんでいくと、本人は苦しくて明らかにおかしいと感じます。このような時は、早くに病院に行き、胸のレントゲン写真を撮ります。そして深くもぐり込んでいると、外科手術によって摘出することになります。
友人は、すぐに電話先で奥様に確認をして、
「全然そんなことはないよ。飲み込んだように思うけど、全く痛くもなかったそうだよ。」
「じゃあ多分、胃の中に入っていったんだと思うよう。胃の中に入っていく分には、まず問題ないと思うよ。あと、一応念のため、どれぐらいの大きさの物がはずれたのかなあ?小さい一つぐらいのかぶせ物ならいいけど、3つ4つぐらいのつながった大きなかぶせ物だと、どこかに引っかかることもあるから。」
「口の中を見てみるよ。懐中電灯で照らしてみればいいよね。うーん、あー多分これだね。ここだけ段があってへこんでいるから。ここは一個だね。じゃあ一個です。どうですか?」
「そう、一個ね。まず大丈夫だと思うよ。普通に生活しててOKです。けど、なんか調子悪いなと思ったら、油断しないで病院へ行ってね。その前に歯医者だけど。」
「この銀のかぶせ物ってやっぱ消化されるわけないし、いつか、便で、出てくるんだよね。」
「そうね、さがしてみる?まず見つからないと思うけど、君なら出来るかも。」
  みなさんの中にも、こんな経験をしたことがある人いるのではないでしょうか?
  普段飲食する際に、食べ物は気管に入ることがないように、食道を通っていくのが、人間の体の仕組みです。ですので、食事中に起きたとしても大抵大丈夫なことが多いのですが、参考にしてみて下さい。
  これから食の秋が待っています。楽しくおいしく食べたいものです。

 

 

歯が折れてしまったとき

知多ホームニュース掲載/平成23年7月中旬号

みなさん、こんにちは、暑い夏がやってきました。子供にとっては楽しい夏休みがもう目の前。元気よく遊ぶのはよい事ですが、行き過ぎて、転んだり、ケガ。気をつけて下さい。
ケガをして、歯を折った、折れた、グラグラ。あるいは歯が抜けてしまった。そんなことが時として起こります。こんなとき、口のまわりを打ったりして歯にダメージがあるのでは、と考えられる時は、すぐに歯科医院へ行った方がよいです。
その際、歯が折れた場合は、折れた破片を持って行きましょう。その折れた破片が有効に使えることもあります。破片を元の歯の部分に接着させて、有効に使えるからです。もし、無い場合は、他の材料で置きかえて治療を進める事になります。
では、折れてはいないんだけど、「エーびっくり、グラグラしているよ」という時。このような時は、グラグラしている歯と、そうでない歯を金属線やプラスチックでつなぎあわせて、補強固定します。グラグラしないように固定するのです。そして安静にしておくことによって、グラグラがなくなり、また元の安定した歯に治していくわけです。
じゃあ、歯が抜けてしまった場合。これはもうびっくりしてしまいますよね。まず、抜けてしまった歯を持っていく事です。その際、ガーゼにくるまないで下さい。牛乳につけて、乾燥させないで持って行きます。
生理食塩水があればその中に入れて持って行って下さい。そして少しでも早く、歯科医院に行く事です。一週間もしてから行ったのでは、もう、戻すことができません。そして歯科医院では抜けた歯を元の位置に戻して固定の処置をします。この治療は必ずしも、うまくいく訳ではありませんが、抜けてからの時間が短い程、くっつく可能性が高いです。
最後に、大人の歯はどうなんだ?大人の歯の場合は、子供程再生力が無いので、簡単にはいきません。だからこそ、大人の皆さんは、充分に体に気をつけましょう。

 

 

スマイルは幸せを呼ぶ

知多ホームニュース掲載/平成23年6月中旬号

(みなさん、こんにちは、だんだん夏が近づき暑くなってきましたね。
いつも元気に笑顔を発信していますか?素敵なスマイルは自分に幸せを呼ぶ力を持っていると思います。
「あの人、いつも感じいいよね。」という人に出会ったことはないでしょうか?その人はどんな顔をしていますか?想像してみて下さい。
さて、人の印象はどのように決まるのでしょうか?人に与える印象の構成要素を研究した心理学者でメラビアンという人がいます。
メラビアンによると、第一印象は服装や、表情、動作などの視覚的な要素により、55%が決まってしまうそうです。残りは、話し方やトーンなどが38%、話の内容の影響力はわずか7%にすぎないとのことです。(メラビアンの法則といいます。) すなわち、パッと見た瞬間に人の印象というのは決まってしまうということなのです。
では、メラビアンの法則に沿って具体的に第一印象で好印象を与える方法を考えてみましょう。
大学生の就職活動などをアドバイスする専門家によると、好印象を与えるための三つの条件は、挨拶、アイコンタクト、スマイル、特に重要なのは歯を見せて笑うということだそうです。気持では、笑っているつもりでも、歯が見えていないと他の人から笑っているように見えないからだそうです。
みなさんっもし初めてのお店に入って一人でいるとき誰か一人が笑顔で声をかけてくれたならば、その人に好感を持つのではないのでしょうか。いつも元気で笑顔の挨拶をしてくれる店員さんにはお客さまも話しかけやすいと思います。笑顔でいるだけで周りに人との距離は近くなり、それだけでもいろんなチャンスがまわってきます。チャンスは平等ではないのです。自分で引き寄せる事ができるのです。

最後に笑顔、ことに白い歯のこぼれる笑顔は、自分に幸せを運んでくれますが、それだけではありません。笑顔は伝染するものです。周りの人も笑顔になり、幸せになると思います。

 

 

歯科治療の放射線は?・2

知多ホームニュース掲載/平成23年5月中旬号

(4月中旬号より続き)
歯科医院で使われているレントゲン検査は、小さい写真1枚で0.02ミリシーベルト。大きいタイプの写真で0.04ミリシーベルト。歯科用CTで0.07ミリシーベルト。これくらいが目安です。


皆さんの中に一年間で、100枚も撮ったという人はいないと思いますが、それぐらいレントゲン写真を撮ったとしても、健康被害がでることは考えられないくらいごくわずかの放射線量なのです。


次にレントゲン検査の必要性について話しておきたいと思います。確かに放射線は余計に浴びたくない、そう思うのが当然ですが、極めて安全な範囲での放射線量なので、そのレントゲン検査を有効に活用したいわけです。レントゲン検査をすることにより、直接、目で見えない部分が見えるわけです。
体を切ったり、歯をたくさん削ったりせずに、中の構造を調べることができるからです。治療を進めていく上で、とても有効な情報を得て、治療方針を決めていく為です。この情報があった方が、放射線を浴びてでも、よりよい医療を行うことが出来るわけです。もし、レントゲンのデータがないとしたら、それは例えていうと、地図をもたず、やみくもに知らない町を歩いて目的地に向かおうとしている様なものなのです。


目的地にたどり着くかもしれない、たどり着かないかもしれない、迷いながら手探りで歩くので、どれだけ時間がかかるかわからない。すごく遠回りするかもしれない・・・。


最後にデマに惑わされず、思い込みによる風評被害をつくらないよう気を付けましょう。

 

ガンバレ日本!

 

 

歯科治療の放射線は?

知多ホームニュース掲載/平成23年4月中旬号

みなさんこんにちは、そして東北大震災により被災された皆様、心よりお見舞い申しあげます。一日も早い復旧のため、日々、みんなで協力、助け合って頑張っていきたいです。義捐金活動がとても重要なことは言うまでもないですが、それと同時に、私たちが目の前の小さくてもできる努力、あるいは日々の仕事をしっかりやっていくことによって社会貢献はできると考えます。

連日、新聞、TV等で放射能被曝の話が、よく流れています。もしかしたら、みなさんの方が、詳しいぐらい?かもしれません。放射線の安全性について書きたいと思います。

放射能、まあ、放射線、ほぼ同じことだと思って話を進めていきますが、実は、私たちは日常、普段の生活をしているだけで放射線を浴びています。世界のどこに行こうと、隠れようと、放射線を浴びているんです。被曝しているのです。ごくわずかですが。そして、そのほんの少量の放射線の被曝であれば、健康上問題ないのです。

日々、ごく少量の放射線を浴びているのですが、それは体内から排出されていき、体内に蓄積はほとんどしません。しかし、これが大量の放射線の被曝だと、体の中に蓄積されて健康被害となるわけです。

健康被害、それは具体的には、例えばガンになる、病気になるということです。

 

 

チョコレートとキシリトール

知多ホームニュース掲載/平成23年2月中旬号

こんにちは。先日は2月14日バレンタインデーでしたね。あなたは、たくさんチョコレートをもらいましたか。また配りましたか。
本命チョコから義理チョコ、様々な形で街中を飛びかったことと思います。最近では友チョコまで現れる始末。
さて、そんなたくさんのチョコレートを食べた後は、もちろん、ハミガキが大切になってくると、誰しも感じるのではないでしょうか。子供の頃から、チョコレートを食べたら、むし歯になりやすいと言われてきたと思います。それは、チョコレートの中に砂糖が多く入っているからで、この砂糖がむし歯の原因となっています。(そういう意味では、チョコレートに限らず、砂糖が多く使われている食品、食事も危ないということなのです!)
一方、砂糖の入っていないチョコレートというのもあります。あまり一般的ではありません。町中のお店でみかけることもほとんどありません。
チョコレートの中の成分に砂糖が入っているのは、やはりチョコレートを甘くおいしくするためです。このおいしさ、甘さを十分に出すためには、砂糖はかかせないでしょう。
しかし、むし歯という観点から、この砂糖の代わりに他のものを甘み成分として入れてチョコレートをつくることはできないかということも考えられます。そこで、砂糖の代わりにキシリトールを入れてつくられたチョコレートがあります。このチョコレートは砂糖は一切入っておらず、甘み成分としてキシリトールが代わりに入っています。ので、むし歯の原因となる砂糖がなく、そういう意味においては安心できるチョコレートといえます。
(3月中旬号に続く)

 

 

予防歯科って何するの?・2

知多ホームニュース掲載/平成22年11月中旬号

(10月中旬号の続き)

 

水の中には多少の薬でミントの味、生温かいぐらいのお湯になっています。Aさんこれで、まずはすっきり。次は歯茎の溝の汚れを剥がしていきます。


「いつも歯の裏側ってちょっとざらついてくるのよね。」とAさん。


そしてBさんは超音波チップを用いてサーっとなでていきます。ちょっとばかり高音のピッーっという音は聞こえてきますが、Bさんは名人衛生士。Aさんは、ちっとも痛がりません。


お次はクルクル回る歯医者さんの器機で、クリームを塗りたくります。白くてふぁっとパックのよう。
最後はリップマッサージ。歯肉や唇の内側をジェルを使ってのマッサージ。Bさん気持ちよくなって寝てしまいそうです。ウトウトしてあっという間の30分。


「あーすっきり、やっぱり来てよかった。」


Bさんより「今回は虫歯はなかったですね。良かったです。歯茎は少しばかり歯石がついていますので、普段のお手入れはAさんの責任で頑張って下さいね。しかし難しい所は歯科衛生士の方で、しっかり掃除して予防していきます。次回は又来年、節分の頃ですね。お元気でまたお会いしましょう。」と、お口の状態が良い方の人には、天国のような話、・・・じゃあ、あまり良くない?・・・あなたは?そんなに心配いらないです。予防の歯石とり、超音波を使ったチップによる歯茎の掃除がちょっとばかり回数が増えます。しかし、いつか歯を抜くよりはいいじゃないですか。というわけで、プラス思考で健康医学、予防医学で食欲の秋を楽しみましょう。

 

 

予防歯科って何するの?

知多ホームニュース掲載/平成22年10月中旬号

みなさん、こんにちは、もうめっきり秋ちょっと寒いくらいかもしれません。私はしっかりパジャマを着て寝ています。油断するとカゼをひくかもしれませんね。


さて、「予防歯科」なる言葉をみなさん聞いたことありますか?TVコマーシャルなんかで、「あっ、見たことある」なんて人、多いかと思います。今回はみなさんが、知っているようで知らない話題の「予防歯科」とは何かを話したいと思います。


どんな人も、できれば自分の歯を削ったり、抜いたりしたくないと思っているのではないでしょうか。歯は悪くなってから、歯科医院へ行き、そして歯を削る、抜く、こんなパターンはよくあります。しかし、そうではなく、削らなくて済むよう、もし予防できたら凄いですよね。例えば予防接種。予防接種の注射を一本打つことによってインフルエンザにかかりにくくなるなら、じゃあ「予防」しておこう、となるわけです。(むろん100%インフルエンザにならないという保証があるわけではないのですが・・・。)


では歯の予防の場合、具体的には、どんなことをするのでしょうか?そしてどんなメリットが考えられるのでしょうか?実際の歯科医院で行われる予防処置を例に挙げて説明します。


Aさん48才(女性)の場合、4ヶ月に一度予防歯科を受診し、予防処置を受けています。ここで、1人の重要人物Bさんが登場します。Bさんは歯科医院の歯科衛生士です。歯を掃除して、予防するプロフェショナル、病院でいえば、看護師さん。Bさんより「Aさん、こんにちは、4ヶ月ぶりですね。この前は6月にお会いしましたね。だんだん暑くなってきた頃でしたが、今日はもうちょっと寒いくらいかも。歯はしみていませんか?」Aさんいわく「そうねぇ、左下の奥はちょっと気になるけど、まあ、温かいものしか今は飲まないからよく分からないわね。けど、しっかりそうじしてみて下さい。」


予防歯科のイスを横に倒し、Bさんは、Aさんのお口の中を確認、そして掃除を始めます。まずは超音波状にした水流で全体を洗います。(以下続く)

 

 

口臭の原因とかぶせ物

知多ホームニュース掲載/平成22年9月中旬号

まだまだ暑い日が続きますが、みなさんお元気ですか?暑くて疲れたからといってハミガキが手抜きになったりしていませんか。


暑い汗は秋にかけ、次第にひいていきますが、口臭は年中で、そういうわけにはいきません。
本日は口臭についてお話したいと思います。口臭の原因は色々ありたくさん考えられますが、実はかぶせた歯なのに・・・という点を述べていきたいと思います。


○かぶせた金属が腐ってきた。……お口の中に金属を詰めて治す場合がよくあります。この金属が自分にはあまり合わず、腐蝕してくることがあります。簡単なイメージでいえば、自転車が錆びてしまったという感じです。


○かぶせ物の奥に穴ができたみたい。……かぶせ物がしっかりしてあっても、その中には自分の歯の元の根が残っていたりします。かぶせ物の隙間から中が悪くなり、再び虫歯はできてしまった状態です。かぶせ物の下にできる虫歯ですので、すぐには気づかない。臭いを感じない場合も多いです。
また、歯の神経を処理してからかぶせ物をしている場合は、痛みを感じないことがありますので、更に気づきにくいことが多いです。


○プラスチックの歯から臭う。……かぶせ物の歯はすべて金属でできている訳ではなく、一部はプラスチックでできているタイプの物もあります。特に前歯に表面の見える所にプラスチックをはったタイプのかぶせ物はよくあります。このプラスチックタイプのかぶせ物は長い年月の中で、お口の水分とともに汚れを取り込んでしまい、変色していきます。そして口臭の原因となることがあります。


○歯の根からの膿み。……かぶせ物がしたあってもその歯の奥の根に問題が起こる時があります。根の中や根の先あたりに細菌が入り込み、膿んでしまうことがあります。この膿みが臭いの原因となります。


以上かぶせた歯なのに口臭がする場合を述べました。そしてこれらの場合は、そのかぶせ物の治療をすることになるかと思います。必要に応じて、奥の根まで治療をする場合もあるかと思います。
では食欲の秋に備えお口をすっきりさせて、微妙な食の味を楽しんでいきたいものです。

 

 

夏休みの間に・・・

知多ホームニュース掲載/平成22年8月中旬号

暑い日が続いています。そんな日には、冷たいビール、麦茶などがほしい、ゴクッゴクッ飲んでみたくなりますね。実はとってもおいしい飲み方があるんです。それは歯ミガキをしっかりしてお口の中をさっぱりさせてから飲むことなんです。


みなさんぜひ、一度試してみて下さい。すると、もう毎回、歯ミガキなしでは飲めなくなりますよ!?
さて8月も半ばで、もうすぐ夏休みも終わってしまいますが、この夏休みには、歯並び、噛み合わせの相談に医院を訪れる方が、とても多いです。特に最近では、お父さんも一緒に来られるケースが増えています。


休みを利用して、一度お母さんと一緒に話をどうせなら聞いてみたいということなのでしょう。お母さん一人が説明を聞いて、それをお家に持って帰って、そのあとのよくある会話はお父さんに「え、それで」「どうして」「ってことはどーなるの?」などと、お母さん質問攻め。たまったものではありません。だからお父さんも縄をつけて連れてくるのでしょうか?


またお子さま自身も、矯正治療を始めるにあたり、決意しやすい時期といえるでしょう。普段、学校生活、塾に追われている時とは違い、一つの大きなことをやる決断をじっくり考えて受け止められる時間があるわけです。あるBさんの具体例を少し紹介します。その電話はある夏休みの午前中に突然かかってきました。お母さんより「やっぱりうちの子の歯並びがどうしても気になってきました。以前言われた通りにさらに曲がってきた様に思います。すぐに相談に行きたいので約束を取りたいです。できれば夏休み中に。お父さんって一緒に連れて行ってもいいんですかね?」「そうですか、それは心配ですよね。早い方がいいですね。今日の3時ならキャンセルが出ましたので、すぐに見れますが、ご都合はいかがですか。」「えー、はいはい。」「お気をつけて、お待ちしております。」


そして午後3時、小4のBさんは、「え、今日もう器具つける?」「どんなの?見せて!」「今日は型取りだから器具が入るのは次回、2週間後だよ。」「あー、そうか、びっくりした。」「じゃあ一緒に頑張ろうね。」


お父さんより、「この子でも出来ますか。大丈夫ですかね。そのネジ、本当に回せますか?ちゃんと回せなかったらどうなってしまうんですか?」「お父さん、Bさんは、こちらの話もよく聞いて理解力のあるお子さんです。本人に任せて大丈夫ですよ。自分の健康の為に、自分で努力することが大切です。そしてこの矯正治療を受けていくことは本人にとって健康の勉強なんです。自分で身をもって学んでいくことがいいんです。でもどうしてもうまく器具のネジが回せない時は、お父さん、お母さんが回してあげて下さい。」


そして2週間後、Bさんは器具をお口の中に入れました。こちらの説明をよく理解して頑張っています。ご両親も一緒によくお口の中を観察している様で、サポートもばっちりです。Bさんにとってこの夏休みの出来事はこれからの長い人生の中で、きっといつか想い出すすばらしい体験になったと思います。
最後に、健康は大切です。子供にとって健康それは、もしかしたら、当たり前のことかもしれません。

 

しかし健康はたんに与えられるものでもなく、自ら努力して勝ち取ることもあります。塾で頑張るのも一つ、スポーツを頑張るのもすばらしい、矯正を頑張るのも同じです。子供は学び、成長していきます。

 

乳歯の生えかわり

知多ホームニュース掲載/平成22年6月中旬号

今回は、歯の生え変わりについてお話したいと思います。


「2枚刃」という言葉をきいたことがあるでしょうか?カミソリを思い浮かべた人、あなたはTVの見過ぎかもしれません。カンナを思い浮かべた人、あなたはさすが職人です。


さて、「2枚刃」の話を本題に戻しますが、子供の歯が生え残っていて、その後ろから大人の歯が生えてきている状態のことがいいたかったのです。


これは、乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)へと交換していく際、うまく交換が行われず、2つの歯が前後に重なりあって存在してしまっている状態です。このようなことは、特に下の前歯で起こりやすいです。このような状態をみつけて、びっくりしたお母さん、多いのではないでしょうか。


では、つぎに、そもそもいつ生え替わるのか、についてふれたいと思います。


乳歯から永久歯への生え変わりは、多くの場合、6才前後から始まります。ただし個人差があります。早い子供と遅い子供では2年ほどの差があります。これはかなり大きい差ですので、もし生え変わりが遅いからといって心配することはない場合が多いです。


また、最初に生えかわる場所もその子供によってまちまちです。上の前歯の子供もいれば、下の前歯、奥歯が最初に出てきたという子供もいますので、人と比べて不安に思うことはありません。


最後に、子供の歯を抜く場合について話したいと思います。最初にふれたように、「2枚刃」のような状態が起きた場合は、乳歯を抜くことが多いです。乳歯から永久歯へ交換していくわけですが、その交換期間は早すぎても遅すぎてもよくないです。「2枚刃」になっているということは、本来抜けるべき乳歯が残っていて、正しい位置に永久歯がこれなくなっているということです。これはすなわち、歯の並びが悪くなっているということなのです。


最後に、「次は夏休みが楽しみだ」という声が聞こえてきそうです。

 

ハッピーになる歯の話その45〜歯の悩みの一番は歯の黄ばみ

知多ホームニュース掲載/平成22年4月中旬号

4月も半ば、新しいスタートを切った方も多いのではないでしょうか?
入学、進級、あるいは就職、職場でのステップアップなどなど……。4月は心機一転新しいスタート。歯のホワイトニングに関する相談、希望がとても増えます。気持ちも外見もリフレッシュさせ、新たな自信を持って、よし頑張るゾ!ということかと思います。


では、歯のホワイトニングについて話を進めたいと思います。歯のホワイトニングについては、以前にも少しふれたことがありますが、日々進化していく、医療技術をふまえ、更によい情報が伝えられたらと考えております。


まず、歯のホワイトニングとはどんなことなのか、をお話ししたいと思います。


簡単に言えば、歯のエステと思ってもらえばよいでしょう。歯の表面にクリームを塗り、そこにレーザーをあてます。そして歯の色をより白くするというものです。この際に歯を削ることはありません。
次に歯の色が気になる方は多いかと思いますが、その色が気になるといっても、それも色々に分類されますので、その点を分けて説明していきたいと思います。

 

  1. 1.歯の表面についている汚れ。これは歯の表面に飲食物の汚れがこびり付いてしまう場合です。お茶でも色は付いてくることがあります。特にコーヒーや、赤ワインなどに含まれるタンニンなどが、よく付きます。又タバコを吸われる方も自身で自覚できるかと思います。カレーや味噌など、色の濃い食品でも、少しずつではありますが、色が付いてきます。

これら日常生活の中では避けられないことですが、ある程度、初期の段階では歯ブラシをしっかりやることによって取れます。しかし、時間の経過とともに汚れは歯の表面に強固に吸着し、自分で歯みがきしても取れなくなってくる段階のものもあります。

 

2.歯の内側に染み込んだ色。これは子供の頃から歯の色がとてもくすんでいる方が見えると思います。テトラサイクリンという抗生物質などを子供の頃に飲むとあらわれることがあるくすみです。


 

ハッピーになる歯の話その44〜馬子にも衣装、受験生にもチューリップ

知多ホームニュース掲載/平成22年3月中旬号

みなさん、3月です。卒業シーズンです、この度は和服を着てみようか?などと考えられた方も多いのではないでしょうか。


小さいお子様が幼稚園を卒園したり、中学生が中学校を卒業したり・・・。この卒業というシーンを毎年見るに、確実に年をとるんだなと実感します。ただ漫然と仕事をしているだけでは、強く感じません。しかし、特に子供の成長というのは学年が上がっていき、一年一年が確かに過ぎているんだなとわかりやすいです。


一方、大きな桜の木。学校の校庭によくあったりします。毎年、全く同じように変わらず咲いて見えるのは不思議な光景のようにも思います。


一年一年、月日は着実に流れているはずなのに全く同じ風景を見ているようです。そのシーンは大きな雄大なる自然は恒久で年をとっていかないと物語っているように感じます。
さて今をさかのぼること何十年、私の高校3年の時、卒業式の日の想い出があります。その想い出について少し話したいと思います。たぶん3月1日だったのではないでしょうか。卒業式が終わり、帰るときです。校門、ここを何度通ったことでしょうか。3年間、ずっと通い続け、そして、最後にここを通り抜け出るときの出来事でした。部活の後輩の男子から「一輪のチューリップ」をもらったのです。思いがけず、花をもらってとても嬉しかったこと!花ってすごいですね。花を贈ることって時として人の心に残る想い出となるすばらしいプレゼントなんですね。チューリップをくれたのはバトミントン部の後輩でした。私はたいして部活にも出ず、幽霊部員でしたから、もらった時、「え!」という感じでした。「そうか、自分は一応バトミントン部だったね。」「みんな、優しいね。」こんなロクに練習にもいかなかった私にも、敬意をつくしてくれて、チューリップを手渡されて、それを持って校門を出ていく自分が嬉しかったです。素直に。私は、そもそも、一年の時、最初にテニス部に入部しました。なんか、格好いいような気がしたので。毎日友達と早くコートに行って勝手にボールを打っていました。しかし、2・3年生が来ると、どかされて、玉拾いと声出しでした。そして辞めました。(というより一年生で、入ったばっかりで、まったくテニスをやったこともないのに、図々しく、何喰わぬ顔をして勝手に打ちたくて打っていただけですが・・・。)


2ヶ月ほどでしょうか。ちなみにテニス部の顧問は、自分の担任でした。しばらくして、一年の3学期にプロレス好きの友人に誘われて、バトミントン部に入りました。そして案の定、たいして練習もせず、筋トレを何故か頑張りました。実はプロレスの技が本当にあんなに上手くいくのか、やってみようということで、基礎体力をつけてからということで、しばらく頑張りました。そして、コブラツイスト(プロレスの技)のかけあいをやっている現場を顧問の先生に注意されました。
そんなこともあり2年生以降殆ど練習に出ることはなく、受験には体力も必要だなどと、たまに聞いては、遊びがてらに年に数回参加していました。こんなバトミントン部に思い入れのない私でしたが、チューリップをもらいました。


ここから学べる教訓は、「人に愛を配る」ということでしょうか。もしこのチューリップを貰わなかったら、私の高校時代にとって、このバトミントン部はプロレスの技の練習場という、笑い話に終わっていたでしょう。しかし、人から愛され、花を貰い、心を育ててもらった貴重な部活動だったと、トータルでは考えられます。

 

最後になりますが、3月、4月は一つの節目です。歯や体の健康に留意して、次なるスタートを切りたいものです。


 

ハッピーになる歯の話その43〜バレンタインデーの後には歯磨きを!

知多ホームニュース掲載/平成22年2月中旬号

昨日は2月14日のバレンタインデーでした。そう、あの一年に一度のバレンタインデーでした。(当たり前ですが。)
みなさん、意中の人にチョコレートを渡すことはできたでしょうか。あるいは、この人からもらいたい!なんて方からプレゼントをゲットできたでしょうか?
現代社会において、バレンタインチョコは、もはや、ほとんどが義理チョコかもしれません。しかし、当世の中でも、小さな恋心のくすぶる一日だったりします。もしかしたらあの人に渡してさらには・・・なんて、心がちょっと緊張する一日でありたいものです。


かくいう私も、遠い昔々、バレンタインデーにチョコをもらった思い出があります。何十年も前の昔の物語です。しかし、不思議なぐらい覚えています。それぐらいバレンタインデーのプレゼントは人の気持ちを揺さぶるインパクトがあるのでしょう。恐るべし、バレンタインデーです。
当時、私は、中学3年生、男子はみな丸坊主の時代です。受験シーズンだったかと思います。もう入学試験は終わったのか、そのところはよく記憶にはありませんが、受験生で、もう部活動がなかったことは確かです。


今まで、誰からも、そんなもの、もらったこともなく、また自分の中でチョコがもらえるなんてことは考えたこともなかったです。期待もしていませんでした。おそらく、当時は、今と違って中学生ごときが頻繁にチョコのやりとりもしていなかったと思います。ですので、その当日、部活もなく、何も気にせずに、さっさと帰りました。だから、何ももらえませんでした。


ではなく、家に帰ってから(たぶんこの日は土曜日で、まっすぐ家に帰っていなくて、どこかによってから帰ったようです。)、玄関先で突然、親から、元気な声で「チョコレートが届いたよ!」「え、もう何冗談いってんの。」「本当だよ、女の子が2人で届けにきたよ。」と言われました。そして、茶色い紙袋を渡されました。中を開けてみると、白い小さなメモ帳のような紙が、入っていました。2つ折りにされた紙を広げると「○○○より」と手紙が書いてありました。私はそれを見た瞬間、ジーンと目頭が熱くなりました。そして2、3秒動くことができませんでした。私は、すぐにその2人というもう一人が、きっとあの子で、強く強く、家までついて行ってあげるからと引っぱってきたんだろうと想像できました。○○○の想いはすごくよくわかりました。今でいうところの好きとかなんてものではないけど、この先きっとみんなバラバラな高校へと進学していく直前の3年生。最後の3学期を同じ班でいつもいろいろみんなで頑張ってきて、様々なことがあった。担任に結構、私が出すぎて、嫌われていたけれど、よくフォローしてもらった。そんな大変なようでいて、とっても楽しかった日々。それら複雑な心をうまく形に表してくれたんだなと思いました。とても嬉しかったです。一方、どうして、直接受け取ってあげられなかったんだろう、と悔しく思いました。2人してきっと心細い思いで、家まで来たのに。袋だけ置いて帰っていったなんて。もし、私にあったらどんなことを言うつもりか考えていたろうに。彼女は、この日、どれだけの勇気を持ってして、このプレゼントを用意して中学校へ登校し、一日を過ごして、帰りを待っていたんだろう。何にもわかっていない鈍感な私は冷たくもあっという間に帰ってしまって、きっと、とても困ったことだろう。


私は袋の中をよく落ち着いて確かめるために自分の部屋へ行きました。階段下から親は、「もうすぐ帰ってくるからちょっと待ってて」と引き止めたんだよ。「ごめんね、まだ帰ってきてないんだ。」と告げると、「渡して下さい」と逃げるように帰っていったと、教えてくれました。私は中身をまじまじと見ながら、顔は笑みを浮かべ、そして目からは涙がこぼれていました。うれしくて内面から喜んでいるのに、相手の気持ちに答えられず、直接受け取れなかったこの一度きりの2月14日という日。その悔しさなのか、情けなさなのか、涙は勝手に流れていました。
小さな恋にしろ、感謝の心にしても思いを形にして相手にうまく伝えることってとてもすばらしいことですネ。

 

そして、最後にチョコレートといえば、むし歯です。これを語らずしてこのコーナーは終われません。チョコと一緒にブラシをプレゼントする、そんなエチケットある日本文化の創造をお願いしたいです。みなさん頑張って下さい。


 

ハッピーになる歯の話その42〜今年、あなたは何にトラ(虎)イしますか?

知多ホームニュース掲載/平成22年1月中旬号

2010年虎年です。とても寒い日が続きますが、トラは毛皮を着ているので、そんなに寒くないかもしれませんネ。


虎は肉食動物で、まさに「歯が命」です。トラは歯がある限り生き抜けます。歯が丈夫であれば、強いアゴと歯(特に鋭い犬歯)をもって、獰猛にエサにかぶりつく本能、生命力を遺憾なく発揮します。逆に歯が弱り、抜けて、なくなってしまった時は、もう寿命なのです。歯を失った時は、エサを得る事はできず、寿命となるのです。そして、人間も同じです。歯が丈夫でしっかりしていれば生命力は強く、健康でしかも楽しく生きていけます。もし多少歯を失っても、歯を治療し、補うことで、生命力の低下を防ぐこともできます。文明ならではの工夫で頑張るわけです。しかし全く歯がない。ちっとも咬めないとなると、人間の生命力は弱り、危うくなります。歯がしっかりと咬めていることは、その人の生命力を象徴しているといえます。人間も動物なんですね。

 

さて、みなさんは、トラと聞くと何を思い浮かべますか?阪神タイガースですか?タイガーマスクですか?しまじろうですか?私が思いついたものの1つに「山月記」という小説があります。中島敦著の短編小説です。この小説を読んだことのある人も多いかと思います。が、みなさんせっかくトラ年なので、これも何かの縁です、今一度読んでみて下さい。私も今年になって急に気になり、本屋に行って買いました。感じが多く難解な文章で構成されていますが、大変素晴らしい話です。この小説の中でトラがオチとして登場するのですが、今ここでは詳しくはその内容を書きません。(せっかく読もうとしている人の楽しみを奪ってしまうのもなんですから) 間違っても本のまわりをグルグル廻っていつの間にか溶けてバターになって、さらにはホットケーキになりました。という話ではありません。ぜひ、トライしてみて下さい。


 

ハッピーになる歯の話その40〜口と鼻、どちらでも息はできますが・・・。

知多ホームニュース掲載/平成21年11月中旬号

11月もなかばですが、インフルエンザがとても流行っているようです。みなさん、お気をつけてください。
突然ですが、あなたは普段、口で呼吸していますか?鼻で呼吸していますか?
そんなこと、いつも考えたことがないかと思います。それが普通です。自ら意識して、口で呼吸する、あるいは鼻で呼吸するというのは、運動の時とか、限られた時かと思います。
歯科医学的立場から言うと、実は、鼻呼吸がいいのです。口呼吸はいろいろな問題があります。


以下にチェック項目を列記します。10コのうち、6コ以上イエスの人は要注意です。

 

  1. テレビを観ている時、ポカンと口が開いている
  2. 朝起きると口のなかが何となくネバネバする
  3. よく口臭がするような気がする
  4. 口内炎がよくできる
  5. 歯並びが悪いと思う
  6. 歯を磨くとよく出血する
  7. 鼻がつまりやすい
  8. 大きな音のいびきをかいて寝ていると、家族によく言われる
  9. よくカゼを引く
  10. 食物に好き嫌いが多く、特に野菜は嫌いだ

みなさんどうでしたか。イエス ウィ― キャンではありませんが、イエスだらけではまずいです。
では口呼吸の弊害について、触れましょう。それは虫歯になりやすい。歯周病になりやすい(子どもの場合は歯茎が赤く腫れてくる)。歯並びが崩れて悪くなりやすい。口内炎ができやすく、また治りにくい。
義歯を使っている場合は、義歯が痛い。口臭がする。のどが悪くなりやすく、カゼを引いたり病気にかかりやすい。鼻がつまりやすく、顔の真ん中辺りの骨の成長発育が悪くなる。・・・などなど、たくさんあるのです。
これは大変な事ですね。では、どうしたらよいのでしょうか。
鼻呼吸を明日からやろうと思っても、今まで口呼吸していたのに急にできるかな?そこで、多くの人が普段気をつけることによって効果のある方法を紹介します。
まずは意識して口を閉じることです。何が何でも口を閉じる。そして鼻で息をするのです。子供の場合、すぐに忘れて、口が開いていることが多いですので、お母さんが、指摘してあげることも必要です。
口にテープを貼る。こうしてしまえば、確かに閉じています。外では出来ませんが、それぐらいの決意が効果を生むのです。
マスクをするのも1つです。マスクをして、鼻は出しておいて、口だけ隠すのです。これはある程度の効果がありますが、歯並びの防止にはやや弱いです。やはり、口のまわりの筋肉がしっかり閉じていることが大切です。
そして最後になりますが、専門医に診てもらう事です。

鼻がつまりやすい場合は耳鼻科に行く事がよいでしょう。当院でも、上顎が狭くそれが原因で歯並びが悪い場合、必要に応じて、耳鼻科にもかかって鼻のとおりを診てもらいます。お口に関して言えば、歯科医院にて矯正治療、歯周病治療を受けることをお勧めします。


 

ハッピーになる歯の話その39〜矯正美人のスチュワーデス

知多ホームニュース掲載/平成21年9月中旬号

セントレア空港が常滑市にできて以来、日常の中でスチュワーデスに会う機会が増えた気がするのは私だけでしょうか。
さて、本日、子供の頃、スチュワーデスになりたいと夢をもった人の話をしたいと思います。
彼女は当時、中学一年生、東海市に住んでいました。東海市に住む、普通に中学校に通う女の子です。しかし、将来の夢はスチュワーデスになりたいと誰にも言わず、心に秘めていました。彼女は自分の歯並びが悪いことが気になっていました。人からみれば、そんなに目立って悪くはないのですが、彼女にとっては大きな問題でした。自分は将来スチュワーデスになりたい、そんな強い思いを子供ながらしっかり持っていましたので、スチュワーデス雑誌に書いてある、健康面として、歯の健康、歯並びも試験でみられることを知ったからです。
今から15年以上前ですので、中学生で矯正治療を受けている人は少なかったです。今でこそ、小中学生の3割程度が針金をつけていて、珍しくありませんが。彼女は矯正治療なるものを受けてみたいと思ったのですが、クラスのまわりをみても誰一人、治療を受けている人はいませんでした。自分一人だけが、矯正治療を受けて、針金をつけることが、とても心配だったのです。そんな彼女に転機が訪れました。それは学校での「歯科検診」でした。歯科検診の紙がクラスで配られ、むし歯の人は治しましょう、ハミガキは大切です。歯並びも治すとよりむし歯になりにくいです、とクラス担任の先生からの一言があったのです。
クラス担任の歯並びも治すとよい、のこの一言の説明で彼女が矯正治療を受ける大義名分が出来たのでした。
「そうだよね、歯並びを治すことは大切だよね。先生もそう言ったし。私、矯正治療受けてみるね。」
そんな彼女が矯正治療を受け始めた頃、まだセントレア空港は、影も形もありませんでした。しかし今、常滑セントレア空港があり、飛行機は毎日発着しています。そして、彼女はスチュワーデスとして日々忙しく活躍しています。次はあなたの夢を叶える番です。

 

ハッピーになる歯の話その38〜新しいスタートへ向けての準備期間

知多ホームニュース掲載/平成21年8月中旬号

お盆です。セミの鳴き声がさわやかに響いてきます。子どもたちにとってそんな楽しい夏休みですが、お盆を迎えたということは、もう夏休みもあとわずか。残り2週間ほどです。宿題は順調に進んでいるでしょうか。それとも、冷や汗のラストスパートの警笛に聞こえてくるでしょうか。
さて、夏休みには、実に多くのお子様が矯正治療の相談に訪れます。そして治療を開始します。この時期は、今まで気になっていた歯並びのことを落ち着いて検討でき、しっかり医院に通える時期だからです。普段は塾で忙しくて送り迎えの大変なお母さんも、この夏休みには、時間の調整がしやすいものです。
あるお母さんいわく
「ちょっとその歯並び、気になるけど、どう、いってみない?」
と子供に言うのですが、
「うーんそうだけど、今DSやって忙しいから後にして。」
などと子供に言われたそうです。そしてお父さんをつかまえて、
「ちょっとお父さんからも一言いってください。お父さんに似たんだからね。私はそんなに歯並び悪くないんだから、お父さんにも責任あるんだからね。」
「そうだねー、じゃあ今週末にでも、ちょっと言ってあげるよ。今日はもう遅いし。」
と言いつつ数ヶ月が経ち夏休み。
「もうしびれを切らして、けど夏休みならいつでも子どもを連れていけるので、一度みて下さい」
みなさんは物事をよく後回しにしたりしていませんか?ちょっと心の痛む人もいるかもしれませんね。
「72時間ルール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。その意味は、人はやろうと思って、3日以内(24時間×3=72時間)にやらないことは、ずっといつまでたってもやらないという話です。ですのでやろうと決めたからには、3日以内にやる、あるいは、3日以内に何らかの手をつけることをお勧めします。
そして、もうすぐあと2週間で9月です。9月からは2学期ということで、ここで、改めて新たなスタートです。
「よし、歯並びを治そう」
という気持ちもこのタイミングで頑張りやすいものです。
人は何かを新たに始めるのに1月、4月といった季節が多いのです。あるいは、この夏休みの間に、ここまでしっかり仕上げようと目標をもって頑張れるものです。
まもなく訪れる9月。ここでまた2009年の途中で、よいスタートを切るチャンスです。幸いあと2週間ほどあるわけですので、今からすぐ手をつけて、十分な準備をして、よい9月を迎えたいものです。何事も目標を持ち、それを「紙」に書くと大きな成果が出ると言われています。

 

ハッピーになる歯の話その37〜白く美しい歯

知多ホームニュース掲載/平成21年7月中旬号

美容に関するインターネット等の広告はとても多く、歯に関していえば、通信販売、エステティックのような情報広告を多く見かけるものです。
例えば「これで歯を磨くと真っ白な歯になる」「マニキュアのように塗るだけで簡単にモデルのような歯になる」「2回の治療できれいな歯並び」などなど、魔法のような言葉と白い歯のタレント写真に思わず申し込んでしまおうかと思うかもしれません。
あるアンケートによると、日本人の2/3以上が、白い歯になりたいと望んでいるそうです。しかし、これらの情報に今一度冷静に検討してから、すすめていってもよいのではと思います。シンデレラの馬車がカボチャに戻ってしまったように、魔法はいつかとけてしまいます。
歯の色は、顔と同じように人それぞれです。とても白い歯の方もいれば、毎日ブラッシングをしているのに黄色や灰色がかった歯の方もいます。
まず、歯みがき剤に関していえば、その歯みがき材を使うことによってより白くなっていくのでは、というイメージを捨てさった方がよいと思います。過度の期待をもっては、がっかりするだけです。むしろ、よくある「白くなる歯みがき剤」は白さを維持するものだと、とらえてほしいです。本来このような歯みがき材が開発された経緯は、歯科医院において、ホワイトニングの治療をうけそののち、白いきれいな状態をキープするためにそのあとも患者様に日々使うように指導する為に存在しました。
「マニキュア」に関しては、だ液でぬれているお口の中に絵の具を塗るのは難しいです。すぐに剥がれてきたりします。
最後に「少ない治療回数できれいな歯」、これはある程度可能なレベルまできています。実際に回数に大きく影響する要素はそもそも、お口全体がどの程度悪いのかです。歯の根まで虫歯が達しているのに2回で完成というわけにはいきません。また、回数と時間をかけた方が、よりきれいに近づくという事をお忘れなく。TVに出ている女優の方で、歯をきれいに治療している方は、約半年〜一年かけて白くきれいな歯を獲得しています。

 

ハッピーになる歯の話その35〜口臭と公衆

知多ホームニュース掲載/平成21年5月中旬号

ゴールデンウィークも終わり、だんだんと暑くなってきました。汗ばむ季節の到来です。汗をかくことによる体臭も気になるところですが、口臭も、とても気になるものです。
では、口臭の原因は何でしょうか。いろいろあるかと思いますが、その代表的なものとしては、
1.虫歯があり、その虫歯がかなり進行している状態
2.歯周病、特に歯茎からうみがでていたりする。また、歯茎のまわりに汚れが多い
3.入れ歯の臭い
4.舌の汚れ。舌の上が白くなっていて、歯ブラシで軽くこすると、とれてくる
5.ストレス、薬の副作用、加齢により唾液が減っている
などです。
ではその原因に対する対応策としては、どんなことが考えられるでしょうか。
1.虫歯は深く大きいものだと、歯の中の神経がくさり、かなり異臭をはなつことがあります。歯科医院での歯の治療をおすすめします。
2.歯周病は、基本は自らしっかり歯を磨くことです。しかし、うみがでるほどになると、やはり歯科医院での治療もあわせて行った方がよいです。最近では特に効果の高い、うがい薬などもありますので利用するとよいでしょう。
3.入れ歯を毎日洗うことや、お口の中に残っている歯があれば、その周りもきれいにすることです。
4.舌磨き用ブラシがあることをご存知でしょうか。舌専用のブラシで軽くこすってきれいにしてあげましょう。
5.ストレス、薬の、加齢といった問題は内科にもかかり長期的にみていった方がよい場合もあります。が、簡便的な方法としては、キシリトールガムを噛むというのも一つの対策です。食後、あるいは食間に、気になる時にガムを噛んでみて下さい。

 

ハッピーになる歯の話その34〜4月、健康診断が待っています

知多ホームニュース掲載/平成21年4月中旬号

4月です。新しいスタートを切った人も多いのではないでしょうか。新入学、社会人一年生など様々かと思いますが、張り切っていきましょう。
そんなスタートの時期に訪れるのが、体の健康診断です。歯の虫歯の健診もそろそろ始まる頃かと思います。
歯の健康診断では主に、次の3つを見ています。
1. 虫歯 2.歯並び 3.歯周病 (4.顎の具合)
まず、1.虫歯ですが、虫歯があっては大変です。健診で指摘される前からでもすぐに治しに行った方がよいでしょう。
一般的に、健診でむし歯と判断されるものは、あきらかに虫歯になっている場合と、虫歯の可能性があるものです。ですので、検診で引っかかったといって必ず虫歯があるとは限りません。逆に歯と歯の間などは健診でみつけることが難しいですので、健診でなかったからといって油断はしない方がよいです。
2.歯並びについては、不正咬合をチェックしています。それは、具体的には、前歯が出っ歯、下顎が出ている(アントニオ猪木のような顎)、歯が重なりあっていてガタガタ、噛もうとしても、隙間が開いてしまうなどです。歯並びは1の虫歯や3の歯周病とも深く関連しています。歯並びが悪ければ、1の虫歯、3の歯周病にもなりやすいです。ここにチェックの入った人は矯正専門医にみてもらうことをお勧めします。
3の歯周病は、歯茎の問題です。お口の中が汚れていたりすれば、まず、チェックされます。普段からのハミガキが重要です。朝だけ急いでやっているのではないでしょうか。歯茎、歯の根元に一旦歯石となって、汚れがついてしまうと、ハミガキではなかなかとれません。そうならないよう、日々の努力が大切ということですローマは一日にして成らず、歯周病も一日にして成らず、です。

 

ハッピーになる歯の話その33〜3月は矯正のスタート

知多ホームニュース掲載/平成21年3月中旬号

3月は、桜の季節です。多くの出会いそして、別れの季節です。そんな中、この時期に、矯正治療をスタートさせようと、決意する人は多いです。以下は、実際に矯正治療を受けた20才の学生さんの感想文です。
『私は、大学1年の春に社会人になるために、今が良い機会だと思い治療を受けました。始めの頃は、分からない事ばかりで心配でしたが、その度先生に質問するように心がけました。先生は一つ一つ丁寧に教えてくれたので、不安も解消されました。私が1番治療を受けていて、つらいと思ったことは、正直見た目です。最近では、やる子も多くなったとはいえ、私は周りの目をとても気にしていました。だからこそ、1日でも早く取りたくて歯磨きも時間をかけてやったし、先生から言われた事は、絶対に守りました。治療でゴムをつけた時は、すごくショックでやるんじゃなかったとも思いました。でも絶対にゴムははずさない、と自分に言い聞かせました。始めの頃は、全然先が見えず苛立ちもありましたが、徐々に歯並びが自分でも良くなっていくのがわかり喜びに変わりました。今は本当にやってよかったの一言です。矯正をやらせてくれた親にも感謝しています。私が今までの治療を続けてこれたのは先生や歯科助手の方々が励ましてくれたのと、周りの友達がいてくれたからだと思います。治療中に様々な思いをした分、喜びもありまだ最後の最後までしっかり治療していきたいです。』
春は、次第に暖かくなり、人の決意を突き動かす力があります。
みなさんも、どんなことにも前向きにチャレンジしてみてはいかがですか。

 

ハッピーになる歯の話その32〜バレンタインデーとむし歯

知多ホームニュース掲載/平成21年2月中旬号

2月14日はバレンタインデー。多くのチョコレートが世の中を飛びかったことと思います。みなさんは、たくさんチョコレートを貰いましたか?また、あげましたか?そしてそのチョコレートを食べましたか。
チョコレートといえば、むし歯になるのではないかと心配をする食べ物の一番にくるのではないでしょうか。
むし歯の原因はチョコレートの中に入っている砂糖(ショ糖)です。この砂糖が、入っていることが、むし歯の原因につながっています。ですので、チョコレートをたくさん食べ、そのあとの歯みがきが不十分だと、とてもむし歯になりやすいのです。みなさん、今頃、貰ったたくさんのチョコレートを丁度食べているのではないですか。気をつけて下さい。
先程、砂糖が原因だという話をしましたが、ということは、何もチョコレートだけではなく、砂糖の入った物を食べれば、むし歯になる可能性があるということなのです。
さて、最近では砂糖の入っていないチョコレートなるものも売っていたりします。チョコレートの中に砂糖が入っていないのに甘くておいしいのか?と思う人もいるかもしれません。味をどう感じるのかは人それぞれですので、一概には言えませんが、そういったタイプの物も結構いけます。
その1つにキシリトール入りチョコレートという物があります。砂糖の代わりにキシリトールが入っているのです。甘み成分として、砂糖を使わずに、キシリトールという物を利用して作ってあります。このキシリトールは甘いのですが、むし歯の原因にはなりません。ですから心配な方はキシリトール入りチョコレートを食べてみてはいかがでしょうか。

 

ハッピーになる歯の話その31〜牛とカルシウム

知多ホームニュース掲載/平成21年1月中旬号

牛年です。牛には乳牛がいて、私たちは、そこから採れる牛乳や乳製品を食していると思います。牛乳はお好きですか。
牛乳を摂ることの目的に一つは、カルシウムを摂ることにあると思います。健康な体でいる為に人間にとってカルシウムは欠かせません。お口の健康に関して言えば、歯の成分になっているものの1つにカルシウムがあります。もし、カルシウム不足であれば、歯も弱いということです。
実際に、歯のもとができるのは、子供の頃です。もっと正確に言えば、お母さんのお腹の中にいるときからです。ですので、小さい頃には、この時期カルシウム十分とることが大切です。むろん体全体の健康的な成長のためもあります。
では、牛乳を飲めば、歯の表面からカルシウムが補充されて強化される?そんなことはありません。
牛乳を一生懸命、歯にすり込んだり、口の中に牛乳をためて、じっとしていてもその中のカルシウムが歯にとてもよく、くっついて強化されていくということは残念ながらありません。もう出来上がってしまって生えだした歯は後から表面にカルシウムがどんどんついてくるということはないのです。
カルシウムの充満した強い歯を作りたいということであれば、先にも触れたように、歯のもとができる時期です。その時期に、カルシウムを体内に取り込む(食事など)ことです。そうはいっても、後から表面から強化していきたいと言う人は、それはフッ素入りの歯磨き粉などを使っての強化の方が現実的で有効でしょう。
では、大人になったらもうカルシウムは要らない?そんなことはありません。成人しても、歯を支えているのは、その歯のまわりの歯茎や顎の骨で、やはりカルシウムを日々必要としています。
今年一年、牛年なわけですが、牛とは一生のお付き合いです。

 

ハッピーになる歯の話その30〜もうすぐクリスマス★むし歯にならないケーキはいかがです

知多ホームニュース掲載/平成20年12月中旬号

11月29日、12月13日に小島歯科室恒例、小・中学生を対象に「砂糖を使わないケーキ教室」が行われました。
今回は、外はふんわり、中はトロトロチョコレート。温かいチョコレートケーキ、「フォンダンショコラ」。もちろんチョコレートにもお砂糖は一切入っていません。でもとっても甘いんです。その秘密は砂糖にかわる「代替甘味料」。子どもたちも実際に食べてみて、その甘さに驚いていました。
今回参加してくれた子どもたちの感想です。
★クリスマスのかざりつけをしたのが楽しかった。
★難しかったけど、今日作り方を習ったので、うちでもお父さんとお母さんに作ってあげたいです。
★最初は友達もいなくて心配だったけど、作っていくうちにだんだん仲良くなってきたのです。またやりたいです。
★砂糖が入っていないのに甘くてとてもおいしかった。
グループのみんなと協力して、楽しくおいしいケーキができましたね!

 

ハッピーになる歯の話その29〜映画『ハンサムスーツ』と白い歯

知多ホームニュース掲載/平成20年11月中旬号

ハンサムという言葉は、古い言葉かもしれません。そんなハンサムを題材とした映画「ハンサムスーツ」が11月に封切られています。みなさんの中には、もう観たよ、という人も多いのではないでしょうか。
さて、ハンサムとは、そもそもどういう人なのか、それについてこの映画「ハンサムスーツ」の脚本家、鈴木おさむ氏(お笑い芸人・森三中の大島美幸さんのだんな様)は以下のような定義を語っています。
「ハンサムとイケメンは違います。イケメンは、流行の髪型やファッションセンス次第でイケメンになれてしまう人がいます。でもハンサムとは、顔のつくりがいい人、目鼻立ちもよく、歯も白く、男性が本当に憧れる姿です」
ハンサム役を演じるのは俳優の谷原章介さんです。もしこの谷原章介の前歯に大きな虫歯があったり、歯並びが出っ歯だったらどうでしょう。イケメンまではいけても、ハンサムとまではいけないのかもしれません。
そして、みなさん、幸せなことに白い歯は、割合手に入れやすいものです。まずは歯磨きをしっかりすること。もし虫歯で黒いなら治せばよいのです。そして歯並びが気になれば、歯科矯正という手段もあります。もっと白く歯を輝かせたいなら、歯のホワイトニングもあります。
白い歯に関していえば、誰しもが、ハンサムを手に入れられるというわけです。レッツ、ハンサム。

 

ハッピーになる歯の話その28〜しなる歯は丈夫

知多ホームニュース掲載/平成20年10月中旬号

みなさんファイバー素材という言葉を聞いた事があるでしょうか。各種様々な分野で、ファイバー素材が使われています。車、電気関係、衣類、繊維など、生活の中であちこちにあったりします。実は歯の治療でもファイバーが使われるようになっています。
ファイバーコアなるものがあります。
ファイバーコアとは何でしょうか。まず、コアとは何かを説明しましょう。歯の治療をする際、歯の中にしん棒を入れる処置を行うことがあります。このしん棒がコアというものです。コアとは中核という意味で、まさに歯のまん中あたりに歯を補強するしん棒を入れるわけです。このコアを入れれば、歯が補強され、強く丈夫にあるわけです。では歯を強く丈夫にする為にこのしん棒の素材は何がよいか。金属が使われています。そしてかたければかたいほど丈夫のように思えますので、一時期は、硬いものがよく使われました。一方、金属は費用面が効果であったり加工の面で、複雑、手間ということで、簡易的なプラスチックを使用したしん棒(コア)もあります。これもよく使われています。
このプラスチックが使われるようになった背景には、金属はかたすぎて、実はよくないのではという考え方からきています。しかし、プラスチックは脆さの欠点もあり必ずしも金属より優れているともいえません。そんななか、ファイバー素材を使ったファイバーコアが登場しました。ファイバーコアの特徴は「しなり」です。歯が強い衝撃を受けても、その衝撃を歯と一体となってしなって、そしてまた元に戻ります。だから壊れにくいのです。
みなさんも年令とともに体が硬くなり、しなりが減っていませんか。体が柔らかく、しなりがあれば、怪我もしにくく、元気で楽しい毎日が過ごせるかと思います。とても強い力で、毎日、噛み続ける歯にも「しなり」が大切だったのです。

 

ハッピーになる歯の話その27〜子どものための、砂糖を使わないケーキ教室

知多ホームニュース掲載/平成20年9月中旬号

7月26日を8月2日に夏休み恒例「子どものための、砂糖を使わないケーキ教室」が開催されました。今回は「チョコレートパフェ」。暑〜い夏にひんやりおいしいチョコレートアイスクリームから作りました。
チョコレートといえばむし歯になりやすいお菓子の代名詞的存在。そんなチョコレートにも「むし歯にならない」ものがあるということを皆さんご存知でしたか?
今回パフェに使ったチョコレートは甘みの成分としてキシリトールなどを使用しており、むし歯の原因となる砂糖が含まれていません。つまり「歯にやさしい」チョコレートなのです。
このチョコレートを湯せんで溶かして、カップに盛り付けたチョコレートアイスクリーム、バナナ、ホイップクリームの上にたっぷり、とろ〜りかけて、パフェの完成!!
以下は参加してくれた子どもたちの感想です。
★チョコレートを混ぜたり、デコレーションしたりするのが楽しかった。
★砂糖を使わず、甘くておいしいチョコレートパフェができてよかった。
★卵の白身をふわふわにまぜたり、飾りつけが楽しかったです。

 

ハッピーになる歯の話その26〜オリンピックと咬み合わせ

知多ホームニュース掲載/平成20年8月中旬号

今年はオリンピックイヤーです。TVにくぎづけになってしまう方も多いのではないでしょうか。
オリンピック選手は4年にたった一度のはれ舞台のために血のにじむような努力をします。厳しい練習に耐え、ひたすら頑張るのです。金メダルという大きな目標を目指し。
さて、オリンピック選手はスポーツの技術を磨き、体力をつけ、体を鍛えることも十二分にしますが、自らの健康にも一流アスリートとして手入れを怠りません。
その健康に対する手入れの一つとして歯の咬み合わせはとても大切な要素です。実はよくTV中継を見ていると、歯に矯正の針金を入れている選手をよく見かけます。咬み合わせをしっかり治し、最高の結果を目指しているのです。
オリンピック選手ともなると0.01秒といったとても小さな差で金メダルがとれるのか、それを逃してしまうのかという大きな差が結果としてでます。その0.01秒をうめるために、ライバルに勝つために、考えられる出来る努力はすべてするのです。
スポーツ歯学なるものがありますが、咬み合わせのよい状態とそうでない状態で、いろんな体力テストをしてみます。そうすると、やはりデータとして差が出ます。スポーツで勝つには噛み合わせは大切なのです。
ちなみに、おまけではありませんが、目の前の夏休みの宿題、勉強という意味でも集中力に差が出ると言われています。よい咬み合わせで、ガンガン宿題もこなしたいものです。

 

ハッピーになる歯の話その25〜ブライダルエステと白い歯

知多ホームニュース掲載/平成20年7月中旬号

明るい日差し、気持ち良い暖かさの季節、結婚式シーズンです。
結婚式前には、多くの花嫁がブライダルエステなるものを受けます。(人生最大、最高?)の舞台。
誰もが主演女優として披露宴のために自らに磨きをかけます。特にお肌、そして腕や背中など、美しさにさらに気合を入れます。
さて、お口の中はどうでしょうか」。
一般的に結婚前には歯のチェックをして、むし歯などあればしっかり治しておくことが大事です。
これからの新たなる人生のスタートに心も体も健康でいきたいものです。特にむし歯があったり、歯周病があって口臭がするなどは、これからの楽しい二人の結婚生活も台無しです。実際結婚前には多くの女性(なぜか女性が多く、男性は一部です。)が歯科医院を訪れます。抜かりない人達です。
この機会に、悪い歯は治療し、歯ぐきもきれいにクリーニングの手入れを受けていきます。さらには、より白く輝くために、レーザーホワイトニングを受けていかれます。(しかもギリギリ慌てて急ぎで急ぎでなんて人も)披露宴のスポットを浴びて、満面の笑みに美しい白い歯はとても好印象です。今までお世話になった親へ
最高の笑顔で旅立ちです。

 

ハッピーになる歯の話その24〜大人でも矯正治療できるのですか

知多ホームニュース掲載/平成20年6月中旬号

昔は歯並びがよかったのに、ここ数年で、歯並びが悪くなってきた。出っ歯になってきた。どうしてですか?ということを40代、50代の大人の方からよく聞かれます。
前はきれいな歯並びだったのに、そうして歯並びが悪くなるのか。それにはいくつかのことが考えられます。
特に大人の場合は、子供とは理由が違います。
一つは親知らずの影響について、顎の奥の方に親知らずが埋まっていて、普段は気づかないのですが、少しずつ知らず知らずのうちに、他の歯を押していて、結果、歯が動いてしまうことがあります。
具体的には下の前歯が歪んできた、重なってきたなどが多く見うけられます。
また、歯周病でも歯が動くことがあります。歯周病になると、歯がぐらぐらしてきます。最初のうちは自覚症状はありません。かなり年月が経ち、進行して初めておかしいことに気づくことが多いです。この歯周病の結果、歯が出っ歯になるような方向に動いてしまいます。
歯周病により一度前歯が前に出てしまうと、歯周病が良くなっても、元の内側にはなかなか戻ってくれません。出っ歯の状態が続きます。さらに、今までとても多くの治療をした人の場合、歯の噛み合わせが変化していくことも考えられます。このような人の場合は、歯に多くのかぶせ物が入っていることが多いです。では大人でも矯正治療は可能かということですが、実は、子供と同じように大人も矯正治療することは可能です。具体的には針金を歯につけて歯を動かしていきます。
期間は? 人によってまちまちです。またやる内容(どの程度まで動かすのか。どの範囲をやるのか)によっても差は大きいです。一般的に1年半から5年ぐらいです。
また、矯正を用いずに治す場合がたまにあります。それは気になっている歯が例えば、前歯4本だとします。それらの4本がすべて既に治療してあり、かぶせ物がしてある場合です。このような場合はかぶせ物を作り直して、バランス、見た目を改善します。これは矯正で歯を移動したのと同等の見た目が得られます。この方法は、針金をつけることはありません。期間は2〜3ヶ月ほどとかなり短くなります。
最後にこれらの治療(矯正、かぶせ物)を受けた場合、長持ちさせる秘訣としては歯周病の予防です。
定期的なクリーニングを受けることです。

 

ハッピーになる歯の話その23〜健康診断

知多ホームニュース掲載/平成20年4月中旬号

あたたかい陽気な春がやってきました。4月から新しいスタートということもあり、健康診断を、学校や地域の行政で受ける方も多い時期かと思います。子どもにとって学校でのむし歯の健康診断は、ちょっと緊張するものです。
もし虫歯があったらどうしよう。いつも歯みがきしたといって実はしていなかったことがお母さんにバレてしまう。また歯医者にいかなきゃいけないのかな。注射はいたいかな。ドキドキしながら健康診断を受けるのです。そしてその緊張感から解放され、しばらくして、忘れたころに担任の先生から「お知らせ」なる紙をもらい、また驚くわけです。
現在の歯の健康診断は、むし歯以外にもいくつかのことを診ています。
最近では大人だけでなく、子供でも歯周病の始まりである、歯肉炎(歯みがきが不十分ではぐきが腫れている状態など)になっている場合も結構みられます。
歯並びもチェックしています。歯が曲がってはえている。咬み合わせが反対咬合(受け口)、出っ歯などです。
一方、健康診断でむし歯等を指摘されて医院にくるのではなく、健康診断前に、医院を訪れる子供も多くなっています。できれば、健康診断でむし歯といわれるよりは、むし歯なしでしたという結果を目指そうということです。学校での健康診断の前に、勉強の予習ではありませんが、先にまず、治していこうという先取りです。
最後に、健康診断は精密な検査ではありません。簡便な診査をすることで、集団の中から、もしかしたら悪いのかも、という人を抽出していくということです。可能性、疑いのある人をピックアップして早期に医院へ行くことをすすめるものです。ですので、引っかからなかったからといって絶対病気ではないということではありません。また、逆に引っかかったといって必ず悪いということも言えません。
健康診断を上手に活用しましょう。

 

ハッピーになる歯の話その22〜入学、入社、スタート目前と白い歯

知多ホームニュース掲載/平成20年3月中旬号

3月も半ば、もうすぐ4月、いよいよまた新しいスタートが近づいています。
新入学、新学期の人、新たに社会人としてスタートする人、夢ふくらむ頃かと思います。
そんなすばらしいスタートのための、今は最後の準備期間かと思います。そういうこともあって3月は歯のホワイトニングをされる方がとても多いです。歯をより白く、きれいに、気持ち新たにスタートラインに立ちたいのですね。新しい洋服を着たりクツをはいたりしたりすることによって気分も一新、よしヤルゾというプラスのイメージの心が生まれてくると思います。歯も同じで、なんとなくくすんでいるより、白く輝いて、明るくすることによって、心にもパッと明るい前向きなモチベーションが生まれてくるものです。
歯のホワイトニングとは、今現在の歯をより明るく白くする治療技術です。歯を削ることはありません。歯の表面にエステのようなクリームを塗ります。そしてレーザーを照射します。約1時間ほど施術を受けることで、歯の内にしみこんでいるくすみの原因を分解してとっていくものです。

 

ハッピーになる歯の話その21〜ホワイトデーとさわやかな息

知多ホームニュース掲載/平成20年2月中旬号

バレンタインデーも無事(?)終わり、一ヶ月後にはホワイトデーが待ち構えています。みなさんは素敵なバレンタインデーが過ごせたでしょうか。さて、ホワイトデーには、「ホワイト」とつくだけあって白いさわやかなイメージのお返しもいいのではないかと思います。そんな恋心や、エチケットを「さわやかな息」をつくるということで、とてもおもしろいものがあります。
さわやかで、おしゃれな息をつくる「ブレスパレット」なるものを紹介します。「ブレスパレット」は1ヶ月31日毎日使うということがコンセプトの31種類のハミガキジェルです。全ての味、香りが異なるフレーバータイプで小さなカバンにも入るスティックタイプもあります。ホワイトデーには、みなさんも、相手をイメージして「さわやかな息」をプレゼントしてみてはいかがでしょう。
お問い合わせは052−601−8001まで。

 

ハッピーになる歯の話その20〜歯をぶつけたら、急いで

知多ホームニュース掲載/平成20年1月中旬号

小学生など、よく歯をぶつけ急患でくることがあります。そんなときの注意点をまとめてみました。
1. 歯が折れた、かけた
折れた破片があればもっていく。必ずなければならないわけではないが一応もっていくことをおすすめします。
2.歯がぐらぐら
手でさわらない。さわって気にしているとよけい悪くなります。
3.歯が抜けた(脱臼した)
抜けた歯をできる限りもっていくこと。運動場で落としたとしても、よくさがして、きれいに洗ってもっていくこと。完全にとれたものでも、戻して再生することもあります。
1〜3に共通して大事なこととして、出来るだけ早めに医院にかかることです。あまり痛くないからといって、2、3日もしてからいくのではおそいです。悪くなった状態で固定されてしまうかもしれません。
学校にいるときにこのような事故が起きることが多いですが、すぐに行くことがとても大切です。学校が終わり、下校してからではなく、すぐに行きましょう。

治療法
(1) かけた場合、その部分に破片を戻し、くっつけてやる場合があります。しかしかけた破片がうまく戻らず、ダメなこともあります。そのように戻せない時、あるいは破片がない時は、白いプラスチックでおぎなって処置します。ただし、これらの処置はとれやすく、何度もその先やり直しではりつけることになる可能性が高いです。いずれ、完全に全体をかぶせ直すことになる場合もしばしばです。
かぶせ直すタイミングは18〜22才ぐらいになってからが多いです。
(2) ぐらぐらは、はずれかかっている状態です。針金等を使い、歯に白いプラスチックのギプスをつけて押さえこむ処置をします。これで数ヶ月様子をみていきます。
子供の歯(乳歯)の場合、いつまでもぐらぐらが続くこともあります。大人の歯(永久歯)の場合、歯茎の中の根が完成していないとなかなか安定しない場合もあります。
(3) 完全に抜けた場合、抜けた歯を生理食塩水(たいていの学校にはありますが、もしなければ牛乳に入れて保存する方法もあります。)に入れて保存します。このように保存せず、乾燥してしまうと、再生してくっつけようとしても難しくなります。この保存状態のよいものを医院で、(2)と同様に固定していきます。

 

ハッピーになる歯の話その19〜ホワイトクリスマス・白い歯

知多ホームニュース掲載/平成19年12月中旬号

町では、イルミネーションが鮮やかで、心もウキウキしてくるような時期です。
イブもいよいよ近づいてきました。華やかなイルミネーション、赤、青、緑などもとてもすばらしいですが、ゴールド、シルバー、白といった光も美しいです。とくに、白は冬らしい雪のイメージもあり、この季節ならではの優雅さも感じさせてくれます。
イブにむけて、様々なイベント、家族の団らん、デートなど、いよいよ1年をしめくくる最大のお祭りは近づいています。
そんなフィナーレに、口元も白く輝く歯でありたいものです。
今すぐ、白い歯を手に入れるには、どうしたらよいでしょうか。
まずは歯ミガキ。これできれいになるのではれば、とても簡単です。専門的な歯を白くする歯ミガキ粉などもあり、ものによっては多少効果があることは事実です。
次にレーザーホワイトニング。
数回の処置でより輝く白い歯を手に入れることが可能です。しかし、自分の歯に虫歯があったりすると、レーザーホワイトニングだけでは速効果は望めない場合もあります。
虫歯が小さい場合は、割合、短期間で白くすることは可能です。小さい虫歯の部分を白いプラスチックにおきかえる処置を受けることによってできます。
では、中程度の大きさ、大きな虫歯へとなっていくとどうでしょうか。それは残念ながら、すぐにというわけにはいかない場合が多いです。とても大きい場合など、歯の神経の処置も行うため、時間、回数がかかります。(どうしてもおいそぎでという際は、白いプラスチックの仮歯を作ってもらうのも一つの方法です。ただし、これはあくまで、一時的なもの長時間ではもたないものです。またお正月にもちを食べたりするとこわれやすいこともあります。)

 

ハッピーになる歯の話その18〜表も裏も白?

知多ホームニュース掲載/平成19年11月中旬号

歯の白いかぶせ物、実はよく見ると、裏側に少し金属の部分が見えることがあります。そんなに目立つわけではないのですが、気づくこともあります。
白いかぶせ物は、内側に補強構造として金属のフレーム部分を入れ、その上にセラミックをやきつけるという方法でつくられています。
セラミックの白い歯は、実は中に金属の部分があるのです。歯を裏側からじっくり見ると少し金属のフレームを発見するかもしれません。
その金属の厚みは、0.2mm〜1.0mmほどでとても薄いのですが、その金属が入っているおかげでとても丈夫な歯になります。重要な内部補強構造なのです。
しかし、最近の技術ではその中の金属の補強構造に変わる高強度なセラミックが開発されてきています。
金属色ではなく白い色のフレームなのです。金属は加工しやすく物性も優れており強く、材料としてはとても素晴らしいのですが、色が金属色という弱点があります。それを補うぐらいの補強構造となるセラミックフレームがあらわれたのです。
そうなると、その補強構造も白のセラミックで、表面も従来通りのセラミックで作ることにより、かぶせ物全体がすべて白くなるものができるわけです。このようなものをオールセラミックといっています。(オール電化とちょっと似ていますが・・・) 表から見ても裏から見ても白いわけで、より自然な歯に限りなく近づいたわけです。
最後に少しばかりオールセラミックの弱点もいっておかなければなりません。
このオールセラミックはどんな歯にでも使えるわけではありません。咬み合わせの状態によっては選択できません。無理して使うと壊れてしまいます。
また例えば、歯の厚みが薄かったり、小さい場合でも使えません。その点従来の金属フレームの内面に入ったセラミックの歯はほとんどの場合有効ですし、安定度も実績が多く今現在でも高い評価です。それらを踏まえ、どちらがよいかを選んでいくこととなると思います。

 

ハッピーになる歯の話その17〜かぶせても黒くなる?

知多ホームニュース掲載/平成19年9月中旬号

先日、かぶせものが白いのに黒くなると相談を受けました。
歯を白くきれいにしたいので歯全体に白いかぶせ物を入れてみましたが、数年経って、ふとみると、歯茎のきわは、ちょっと黒くなってきました。きわはが黒いのが気になるので、もっときれいに治せないものでしょうか。とのことでした。
歯を白くきれいにする方法はいろいろありますが、1つにはレーザーを用いたホワイトニングです。
今回の場合は、そもそもむし歯がある程度大きく削らなければならなかったのでかぶせ物で治したようです。(レーザーホワイトニングは歯をあまり削らなくてもよい虫歯なの範囲がせまい場合にはとても有効な方法です。)
まず、この白い部分をプラスチックでつくると、数年経って色が変色してくる人がいます。プラスチックは色素を吸収しやすいです。白いセラミックを使った場合は、表面に多少汚れがつくこともありますが、ていねいにそうじすることで、いつも同じ白さを保ちやすいです。
次に特に歯茎のきわの黒い部分ですが、基本的対策としては、歯周病に気をつけることです。
歯周病が重度に進行すると、歯茎がやせてきわが弱くなり、歯の付け根の部分がみえてきます。その部分の歯ミガキが足りないと黒ずむことがあるからです。ですので、普段のご自身の手入れをしっかりやりましょう。
(一度治したからといって手入れをせずに一生もつということはありません。)
また定期的に歯石とりを受けることも、上手な長持ちのコツです。また、白いかぶせ物を作る側の注意点として、患者さん自身の歯とかぶせ物にできるだけ段差なく精密に作ることです。
この段差が歯茎のきわにあると、数年後にその段差から虫歯になったりして黒ずみの原因になることがあります。
この部分を精密につくるには、型取りの作業が重要なポイントとなります。歯茎のすき間まで、くまなく正確に型をとっていくことです。
この方法は患者さんにとって麻酔の注射を忘れたり、歯茎を器具で押さえこまれたりと、少々は大変なこともあるのですが、きれいと長持ちのためにはかかせません。

 

歯ッピーになる歯の話12〜歯の着色

知多ホームニュース掲載/平成19年4月中旬号

歯をかぶせて治したのに。
半年くらいして、段々と色がくすんできたという話をききます。
前歯に歯を入れたんですが、ちょっと色が茶色っぽくなってきたというのです。
このような場合、原因はいろいろ考えられます。

まず、その白いかぶせ物の歯はプラスチック製のものであることが考えられます。
白いプラスチックを使って前歯を治す治療は一般的によく行われています。
この材料は比較的安価で加工もしやすい利点があります。
一方、時間が経つとどうしても段々水分を吸ったりして表面が変化していきます。
そのため色目が変わってしまうことがあるのです。

次に食生活はどうでしょうか。コーヒー、カレーなどの着色がおこる食物を多くとっていれば、着色はつきやすいです。またタバコもそうであるといえます。
このような嗜好は突然に変えられるものではありませんが一因です。

ではどうしたら着色が起こりにくいのでしょうか。
まずは日々のお手入れである歯ミガキが大切になってきます。
歯ミガキ粉は多少は研磨材の入っているものや、美白効果をうたっているものがよいでしょう。最新の歯ミガキ粉では、その成分が歯を削り取ることなく美白効果を発揮できるのもが増えていますので安全です。また、スピードの早い音波、ブラシ専用の歯ミガキ粉もあり、とっても安心して歯ミガキが行えます。

しかし、それでもとれない場合には、セラミックの粒子を使って磨く方法があります。これは歯科医院にて歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアです。これでもダメな場合、材料自体を取りかえる処置をすることがあります。特にセラミックを使った場合は、水分を吸い込むことがないので、色の変化は起こりません。
安定して長く白い状態を維持することができます。

 

歯ッピーになる歯の話10〜奥歯も新庄?

知多ホームニュース掲載/平成18年11月中旬号

中日ドラゴンズは残念ながら日本シリーズ優勝はなりませんでした。日本ハムの新庄選手はみごと野球人としての有終の美を飾ったのではないでしょうか。その新庄選手はとても白い歯をしていることでも有名だと思います。

前歯がとても白い、というのはよく見かけます。
では奥歯はどうでしょうか。大きく口を開けたら、そばで口元をみられたら、奥歯も見えると思います。例えば恋人にちょっと口元が見えてしまった時、奥の方は金銀、宝の財宝だらけでした。なんてことも皆さんあったりしませんか。

本日は、ちょっと見えそうな奥歯の白い歯の話をしたいと思います。奥歯をつめたり、かぶせたりする治療は、多くの場合、金属を使って行うことが一般的です。小さい虫歯から中程度の大きさの虫歯は、その部分的な金属のつめものを加工してはめ込みます。その際奥歯で形が複雑な場合、歯形をとり、作業をすすめていきます。

みなさんも一度お口の中を鏡で見てみて下さい。どこかの歯に一部、部分的に金属が入っているところはありませんか。従来では、その部分的なつめものは金属でしかつくることができませんでした。しかし、最近では、そのような部分的なつめ物も白いセラミックでつくる最新技術があります。

そもそも、小さくて複雑な物、そして奥歯でとても強い力のかかるところ、それを白いセラミックでつくるのはとても難しいことでした。何故なら小さくで複雑な為に、セラミックで加工しにくいことがありました。また強度的に小さいにもかかわらず金属の強度に近づけていこうとすることが更に問題となっていました。これらの激しいハードルの為に奥歯のセラミック治療は避けられてきました。

ところが現在、最新のセラミックはハイブリッドセラミックと呼ばれとても優秀です。トヨタのハイブリッド車などとよく聞くと思います。このハイブリッドセラミックスでは先程の問題点を解決し、奥歯でも白く治していくことが可能となっています。すみずみまで白く美しく、大きな笑顔でいたいものです。そして、おおきな笑顔で自ら幸せのメッセージを発信し心の豊かな日々を送りたいものです。

歯ッピーになる歯の話9〜歯のホワイトニング、ニューウェーブ

知多ホームニュース掲載/平成17年10月中旬号

歯のホワイトニングはアメリカで始まりました
健康美にうるさいお国柄、皆さん少しでも若く白く美しくありたいのです。
アメリカの人口の70%がホワイトニングに興味を持ち、40%の人が何らかの処置や薬を使ったことがあるそうです。とても国民的にはやっているということです。

ホワイトニングの研究はなんとあの宇宙飛行船スペースシャトルで有名な研究機関NASAでも行われていたぐらいですので、アメリカ人の白い歯に対するブームはものすごいものを感じます。

そして、最近では、東洋人のためのホワイトニングの研究が進んできました。白人と東洋人では歯の基本的構造は同じですが、厚み、色調などいろいろな違いがあることがわかっています。ですので東洋人に合った専用のホワイトニング剤、専用のレーザーが開発されました。従来のアメリカ人主体としたレーザーを使うと顔が日焼けしてしまうようなこともまれにあったという研究報告があります。

東洋人の体質に合わせ、より安全に高度にホワイトニングで白い歯を手に入れることができる時代となりました。

歯ッピーになる歯の話8〜白い歯の正体

知多ホームニュース掲載/平成17年8月中旬号

とってもきれいで、形もよくて美しい白い歯の人を見かけることがあります。
そんな白い歯はときとして、人工的なかぶせ物だったりすることがあります。
白い歯の正体はセラミックでできた白いかぶせ物なのです。
では白いかぶせ物って?一体何でしょう。

これは、実は"セラミック"なる特殊な材料を使って歯をつくっているのです。セラミックという材料は陶器を作っているノリタケなどでも使われています。
色を自由に調整することができ、また。色の深み、透明感を出せることが最大の特徴です。色の鮮やかさ、奥行きが表現できるのです。のっぺりとした、ただ白い歯ではなく、本物に見せるには色の薄いところ、色の濃いところもあるし、透明感の強い歯の先の部分、これらの色のグラデーションを再現していきます。

このような技術は最新のオーダーメイド医療です。S、M、Lといったパターンだけから選ぶのではなく、その人にあったものを考え、その1つのためだけに手作業でつくられていく職人業です。
そんなキレイな白い歯は、まさに"消えることのない化粧"ともいえます。

歯ッピーになる歯の話7〜白い歯っていいね。レーザー治療

知多ホームニュース掲載/平成17年7月中旬号

レーザーは最近多くの医療現場で応用して使われています。歯を白くするホワイトニングでもレーザーを用いる方法があります。ではレーザーホワイトニングとはどんな方法でしょうか。

歯に特殊なクリーム状の薬を塗ります。そのクリーム状の薬を歯につけた状態でそこにレーザーをあてていきます。すると、クリーム状の薬がレーザーと反応して、歯の色の原因となっている汚れ物質を分解していきます。そしてみるみる歯は本来の白い色に変化していきます。
レーザーを照射する時間は人によっても違いますが、約30分〜1時間位です。15分程の連続でレーザーを照射して、一度クリーム状の薬を新しく塗りかえます。それを2〜4セットほど行います。

これは、まさに歯のエステです。レーザーをあてている間は特に痛みもなく、楽に口を開けているだけです。また、レーザー治療のよいところは、体に害のないことです。たとえば、薬は飲み過ぎるとよくないということがよく言われます。レーザーに関してはやり過ぎたから歯が溶けるといったようなことはなく安全です。



歯ッピーになる歯の話6〜歯の着色

知多ホームニュース掲載/平成17年5月中旬号

「ホワイトニング治療」は、最近でははやっており、多くの方がその恩恵を受けつつあります。きれいな歯っていいですよね。しかし、いつのまにか次第に歯に着色して濃い色になってくることがあります。

原因はいくつかありますが、今回は食事についてコメントしたいと思います。食物の中には色の原因となるコラーゲンが入っています。そのコラーゲンが歯の表面に少しづつまとわりついてきます。(むろん、簡単に目に見えるわけではありません。)そのコラーゲンが複雑にからみあうほど、光の屈折の関係で色が濃くなっていきます。

では具体的に、以下に気をつけた方がよい食物を挙げますので参考にして下さい。コーヒー、紅茶、日本茶、焼肉、コーラ、赤ワイン、きゅうりなど色の濃い野菜、ヤキソバ、カレー、スパゲティー、みそ、しょうゆ、チョコレート(これらを食べてはいけないということではありません。摂り過ぎに注意しましょう)



歯ッピーになる歯の話5〜妊娠中の方に

知多ホームニュース掲載/平成17年3月中旬号

●妊娠とレントゲン検査
X線(レントゲン)検査は簡単に情報を得られ、歯科治療でも必要になることがよくあります。でも、妊娠中に受ける場合、赤ちゃんへの影響が気になります。しかし、問題になるのは時期、部位、被爆量なのです。
最も影響が出やすいのは、妊娠4〜12週の器官形成期と呼ばれ、体の様々な部分が出来ていく期間です。それ以前、つまり妊娠とわかる前に赤ちゃんは何か影響がある場合には、逆に流産となるようです。X線検査による影響(奇形、胎児死亡など)が出るための最低被爆量は100〜200mGy(ミリグレイ)ですが、腹部X線検査であれば、その影響はさらに低くなります。
また、何もしなくても私達が宇宙や大気から受ける自然被爆は胸部X線検査の約10倍量にもなるのです。つまり、妊娠時期のいつでも検査として受ける分には心配がないのですが、不必要な被爆を避けるためには、お腹以外の検査の場合には遮蔽(しゃへい)用エプロンなどを身につけるようにすればより安心です。

●妊娠と薬
歯科治療では治療後に抗生剤、炎症止め、痛み止めなどの薬を飲まなければいけないことがあります。妊娠している方に“絶対に使っていい”とはっきり言える薬は意外に少ないのです。それは人体実験ができないからです。しかし、これまでの多くのデータから、これは大丈夫といっていいだろうという薬を産婦人科医は使っています。抗生物質についてはセフェム系、ペニシリン系という種類は大丈夫だと言われています。
痛み止めは体に負担の少ない子供用のものを使う場合もあります。妊娠中に虫垂炎(盲腸)などになった場合には、麻酔をして手術をすることもあります。一般的な風邪薬、便秘薬も使います。それでも、器官形成期(妊娠4〜12週)にはどうしても必要な場合以外には使用しないようにします。
同じ症状に使う薬でも種類を選べば使うことができるので、医師・歯科医師に相談してください。

●赤ちゃんの歯
赤ちゃんの歯は妊娠7〜10週頃作られていきます。その頃体長(頭からお尻までの長さ)はまだ数ミリ〜数センチで、妊娠していることに気が付いたお母さんは、つわりが始まりつらい頃です。つわりの時期には無理に栄養をとろうとせずに、食べられる範囲で構いませんので、脱水にならないように水分は十分とるように心がけます。炭酸や甘いものを口当たりが良いと食べ過ぎる方がいますが、一時しのぎに過ぎず体重増加の原因になるので控えましょう。
また、口腔内ケアにも気をつけましょう。
赤ちゃんが生まれたときに歯がすでに生えていることがあり、これを魔歯(まし)と呼びます。歯の付け根がもろく、自然に抜けることが多いようですが、授乳の障害になったり、赤ちゃん自身の舌を傷つける場合には、抜かなければならないこともありますので、早めに歯科医の診察を受けたほうがいいでしょう。

歯ッピーになる歯の話4〜妊娠と歯科治療について

知多ホームニュース掲載/平成17年1月中旬号

最近の妊娠検査薬は感度がよいため、市販のものでも次の生理開始予定日頃には妊娠しているかどうかわかります。この頃が妊娠4週にあたり、妊娠40週になる日を予定日と計算しています。妊婦さんが歯科治療を受ける時に一番気にされているのは赤ちゃんへの影響がないかということではないでしょうか。治療を受ける時期、どんな検査(特にレントゲン検査)を受けるか、薬は大丈夫か、などです。

一般的には胎盤ができあがって安定期といわれる妊娠16週(妊娠5ヶ月)以降を薦めていますが、急を要するような治療の場合には妊娠していることを告げた上で歯科治療を受けていただければいいと思います。

また、治療に数週間かかるような場合、分娩予定日近くから始めてしまうと分娩で通えなくなってしまうこともあるため、安定期に入ってから一度は歯科検診を受けておいたほうがいいでしょう。

歯ッピーになる歯の話3〜見た目だけでない?

知多ホームニュース掲載/平成16年10月中旬号

食欲の秋を楽しむのも自分の歯があっての話ですね。ハミガキだけしていても、むし歯や歯周病にはなります。そこで食欲の秋を楽しんでもらう為にこの様なお話を掲載してみました。

「見た目だけでない?」
先日、東海市にお住まいの30代の女性の方が矯正治療を終わられました。はり金の装置が外れた瞬間、まるで、無邪気な子供のように声を出して笑いながら、何度も何度も鏡を覗き込んでいらっしゃいました。まさに幸せを手に入れた瞬間です。私たちスタッフ一同も、この笑顔が見たくて一生懸命、仕事をしているのです。矯正治療は、期間が長くかかりますが、優しいスタッフに励まされ最後まで頑張れたそうです。

そして「装置が外れた時の達成感と喜びは、生涯忘れられないと思います。矯正治療して本当に良かったです。これで虫歯や歯周病にもかかりにくくなるんですよね、先生。」とおっしゃった笑顔がなんとも素敵でした。その通りなのです。また、趣味のテニスでは、前よりグッとかむことができて、成績好調とのことでした。

矯正治療とは、ただ単に、見た目をキレイにするだけでなく、生涯自分の歯を残すための予防処置でもあるのです。また何人もの方が、キレイになっただけではなく性格も明るくなったとおっしゃいます。これも事実なのです。矯正で歯並び、かみ合わせをなおすことは、予防と健康のためにもとても効果的なことなのです。』

読書のみなさん、いつまでも健康でいる秘訣は、やっぱり歯にあります。水が染みるとか温かいものを口に入れると歯が染みる、そんな時は、やっぱり専門医に診てもらうのが一番です。自分の歯でいられるのが一番ですね。

歯ッピーになる歯の話2〜インプラント(人工歯根)とは

知多ホームニュース掲載/平成16年5月中旬号

先日入れ歯があわなくて調子が悪いという方が当院を訪れました。Aさんは下の奥歯に、作って入れましたがどうしても慣れないそうです。当院にて、お話を伺いました。

Aさん曰く、
「取り外しの入れ歯だと外食する時に気になってしまい、楽しく食事ができないので何とかしてほしい。インプラントというのをきいたことがありますが、何ですか?」


-「インプラントとは第3の歯です。歯を不幸にして失した時、歯ぐきの土手に新しく金属の土台を入れてやり根のかわりとします。その金属の土台を歯の根のかわりとして歯をかぶせる治療のことです。取り外しがないので、自分の歯のように使えて便利な方が多いですよ。」

3ヶ月後、新しい歯が入ったAさんは「旅行に友人といった時、自分の歯と同じように食事ができて、とても楽しかったです。奥歯でしっかりかめて若返った気分でしたよ。」

最後にインプラント治療はとてもよい治療方法ですが、費用が高価であり専門的技術も伴うものです。歯医者さんの先生とよく相談して進めるとよいでしょう。

歯ッピーになる歯の話1〜信頼のおける先生と巡り会うには?

知多ホームニュース掲載/平成16年1月中旬号

先日、私のクリニックで、歯列矯正治療を終えた学生の患者さんから「治療の最初の頃は慣れないせいもあって、痛かったり、しゃべりづらかったり、辛いこともあったけど、先生のところで矯正治療を受けて良かったです。」というありがたいお話をいただきました。

この患者さんと話をしていると、ちょうどその時、30代半ばのお母さんが深刻な顔をされて来院されました。そのお母さんがおっしゃるには、「娘が2年前から名古屋の歯科医院で矯正治療を受けています。月に1回のペースで通院しているのですが、その度ごとに院長先生と矯正の担当医の先生と方針が違うようで新しい矯正ワイヤーにつけかえられたり、また元の装置に戻ったりです。治療がどうもスムーズに進んでいないようです。もうすぐ高校受験をひかえとても心配になってきました」とのことでした。

お嬢さんは、高校入学までには終わるときいていたのに本当に治るのか心配で、ストレスになり激やせしてしまったとのことです。「先生何とかなりませんか?」という深刻な面持ちでの相談でした。

皆さんも歯科治療を受けて良かったと最後には思いたいですよね。それには、信頼のおける先生、特に矯正歯科では学会の認定医等にしっかりと診てもらうことが重要になってくるのです。認定医とは、十分な知識、技術をもったドクターを学会が試験等をして認定した先生のことです。認定医であるかどうかは、歯科医院に直接電話等でたずねてみるとよいでしょう。