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歯ッピーになる歯の話その17~知多ホームニュース平成19年9月中旬号掲載

2007年9月16日

「かぶせても黒くなる?」

 

先日、かぶせものが白いのに黒くなると相談を受けました。

歯を白くきれいにしたいので歯全体に白いかぶせ物を入れてみましたが、数年経って、ふとみると、歯茎のきわは、ちょっと黒くなってきました。きわはが黒いのが気になるので、もっときれいに治せないものでしょうか。とのことでした。

歯を白くきれいにする方法はいろいろありますが、1つにはレーザーを用いたホワイトニングです。

今回の場合は、そもそもむし歯がある程度大きく削らなければならなかったのでかぶせ物で治したようです。

(レーザーホワイトニングは歯をあまり削らなくてもよい虫歯なの範囲がせまい場合にはとても有効な方法です。)

まず、この白い部分をプラスチックでつくると、数年経って色が変色してくる人がいます。プラスチックは色素を吸収しやすいです。

白いセラミックを使った場合は、表面に多少汚れがつくこともありますが、ていねいにそうじすることで、いつも同じ白さを保ちやすいです。

次に特に歯茎のきわの黒い部分ですが、基本的対策としては、歯周病に気をつけることです。

歯周病が重度に進行すると、歯茎がやせてきわが弱くなり、歯の付け根の部分がみえてきます。その部分の歯ミガキが足りないと黒ずむことがあるからです。

ですので、普段のご自身の手入れをしっかりやりましょう。

(一度治したからといって手入れをせずに一生もつということはありません。)

また定期的に歯石とりを受けることも、上手な長持ちのコツです。また、白いかぶせ物を作る側の注意点として、患者さん自身の歯とかぶせ物にできるだけ段差なく精密に作ることです。

この段差が歯茎のきわにあると、数年後にその段差から虫歯になったりして黒ずみの原因になることがあります。

この部分を精密につくるには、型取りの作業が重要なポイントとなります。歯茎のすき間まで、くまなく正確に型をとっていくことです。

この方法は患者さんにとって麻酔の注射を忘れたり、歯茎を器具で押さえこまれたりと、少々は大変なこともあるのですが、きれいと長持ちのためにはかかせません。

 

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