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歯ッピーになる歯の話その18~知多ホームニュース平成19年11月中旬号掲載

2007年11月17日

「表も裏も白?」

 

歯の白いかぶせ物、実はよく見ると、裏側に少し金属の部分が見えることがあります。

そんなに目立つわけではないのですが、気づくこともあります。

白いかぶせ物は、内側に補強構造として金属のフレーム部分を入れ、その上にセラミックをやきつけるという方法でつくられています。

セラミックの白い歯は、実は中に金属の部分があるのです。歯を裏側からじっくり見ると少し金属のフレームを発見するかもしれません。

その金属の厚みは、0.2mm~1.0mmほどでとても薄いのですが、その金属が入っているおかげでとても丈夫な歯になります。重要な内部補強構造なのです。

しかし、最近の技術ではその中の金属の補強構造に変わる高強度なセラミックが開発されてきています。

金属色ではなく白い色のフレームなのです。金属は加工しやすく物性も優れており強く、材料としてはとても素晴らしいのですが、色が金属色という弱点があります。それを補うぐらいの補強構造となるセラミックフレームがあらわれたのです。

そうなると、その補強構造も白のセラミックで、表面も従来通りのセラミックで作ることにより、かぶせ物全体がすべて白くなるものができるわけです。このようなものをオールセラミックといっています。(オール電化とちょっと似ていますが・・・) 

表から見ても裏から見ても白いわけで、より自然な歯に限りなく近づいたわけです。

最後に少しばかりオールセラミックの弱点もいっておかなければなりません。

このオールセラミックはどんな歯にでも使えるわけではありません。咬み合わせの状態によっては選択できません。無理して使うと壊れてしまいます。

また例えば、歯の厚みが薄かったり、小さい場合でも使えません。その点従来の金属フレームの内面に入ったセラミックの歯はほとんどの場合有効ですし、安定度も実績が多く今現在でも高い評価です。それらを踏まえ、どちらがよいかを選んでいくこととなると思います。

 

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