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歯ッピーになる歯の話その20~知多ホームニュース平成20年1月中旬号掲載

2008年1月15日

「歯をぶつけたら、急いで」

 

小学生など、よく歯をぶつけ急患でくることがあります。そんなときの注意点をまとめてみました。

1.歯が折れた、かけた

折れた破片があればもっていく。必ずなければならないわけではないが一応もっていくことをおすすめします。

2.歯がぐらぐら

手でさわらない。さわって気にしているとよけい悪くなります。

3.歯が抜けた(脱臼した)

抜けた歯をできる限りもっていくこと。運動場で落としたとしても、よくさがして、きれいに洗ってもっていくこと。完全にとれたものでも、戻して再生することもあります。

 

1~3に共通して大事なこととして、出来るだけ早めに医院にかかることです。

あまり痛くないからといって、2、3日もしてからいくのではおそいです。悪くなった状態で固定されてしまうかもしれません。

学校にいるときにこのような事故が起きることが多いですが、すぐに行くことがとても大切です。

学校が終わり、下校してからではなく、すぐに行きましょう。

 

治療法

1.かけた場合、その部分に破片を戻し、くっつけてやる場合があります。しかしかけた破片がうまく戻らず、ダメなこともあります。

そのように戻せない時、あるいは破片がない時は、白いプラスチックでおぎなって処置します。

ただし、これらの処置はとれやすく、何度もその先やり直しではりつけることになる可能性が高いです。

いずれ、完全に全体をかぶせ直すことになる場合もしばしばです。

かぶせ直すタイミングは18~22才ぐらいになってからが多いです。

2.ぐらぐらは、はずれかかっている状態です。針金等を使い、歯に白いプラスチックのギプスをつけて押さえこむ処置をします。これで数ヶ月様子をみていきます。

子供の歯(乳歯)の場合、いつまでもぐらぐらが続くこともあります。大人の歯(永久歯)の場合、歯茎の中の根が完成していないとなかなか安定しない場合もあります。

3.完全に抜けた場合、抜けた歯を生理食塩水(たいていの学校にはありますが、もしなければ牛乳に入れて保存する方法もあります。)に入れて保存します。

このように保存せず、乾燥してしまうと、再生してくっつけようとしても難しくなります。

この保存状態のよいものを医院で、(2)と同様に固定していきます。

 

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