「早すぎるスタート」
小1Bさんのお母さんより
「まわりのお友達でもう矯正をはじめている子がいます。うちの子も、もう始めて下さい」
「そんなに急がなくてもBさんの場合は大丈夫ですよ」
最近、学校検診などで、小1、小2ですでに矯正装置をつけている子を見かけます。
中には幼稚園児でもいます。そんなに早く本当にスタートしなければならないのでしょうか。
私の答えはノーです。確かに一部(約20%)の子は早くにスタートした方がよい結果となります。
が、あまりに早すぎるスタートは結局は治療の長期化で、本人はマラソンのラストスパートで疲れてしまい、治療の成果は下がるとみています。
短くできることはコンパクトに圧縮してやることです。