「4月、健康診断が待っています」
4月です。新しいスタートを切った人も多いのではないでしょうか。新入学、社会人一年生など様々かと思いますが、張り切っていきましょう。
そんなスタートの時期に訪れるのが、体の健康診断です。歯の虫歯の健診もそろそろ始まる頃かと思います。
歯の健康診断では主に、次の3つを見ています。
1.虫歯 2.歯並び 3.歯周病 (4.顎の具合)
まず、1.虫歯ですが、虫歯があっては大変です。健診で指摘される前からでもすぐに治しに行った方がよいでしょう。
一般的に、健診でむし歯と判断されるものは、あきらかに虫歯になっている場合と、虫歯の可能性があるものです。
ですので、検診で引っかかったといって必ず虫歯があるとは限りません。
逆に歯と歯の間などは健診でみつけることが難しいですので、健診でなかったからといって油断はしない方がよいです。
2.歯並びについては、不正咬合をチェックしています。
それは、具体的には、前歯が出っ歯、下顎が出ている(アントニオ猪木のような顎)、歯が重なりあっていてガタガタ、噛もうとしても、隙間が開いてしまうなどです。
歯並びは1の虫歯や3の歯周病とも深く関連しています。歯並びが悪ければ、1の虫歯、3の歯周病にもなりやすいです。ここにチェックの入った人は矯正専門医にみてもらうことをお勧めします。
3の歯周病は、歯茎の問題です。お口の中が汚れていたりすれば、まず、チェックされます。
普段からのハミガキが重要です。朝だけ急いでやっているのではないでしょうか。
歯茎、歯の根元に一旦歯石となって、汚れがついてしまうと、ハミガキではなかなかとれません。
そうならないよう、日々の努力が大切ということですローマは一日にして成らず、歯周病も一日にして成らず、です。