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歯科衛生士によるお口の相談室・第4回~ペコロス03 2009年5・6月号掲載

2009年5月1日

 

Q.前回の「なるほど診療室」で歯並びについての話がありましたが、不正咬合についてもっと詳しく教えてください。

歯並びが悪く、矯正を考えています。

(東海市在住20代男性 M・H様)

 

A.大きく分けて4つに区別される不正咬合について、写真で説明します。

1.出っ歯(上顎前突)…上の前歯が突き出て、下の歯を深く覆っている状態です。

2.受け口(反対咬合)…下の歯が上の歯より前に出ている状態です。下顎が前に突き出てしまいます。

3.開咬…噛み合わせた時に、上下の前歯の間が大きく開いている状態です。吸指癖(指しゃぶり)、爪噛み癖が原因となって起こることが多いです。

4.叢生(乱杭歯)…前歯が曲がっていたり、八重歯が飛び出ているなど、歯が前後に乱れて生えている状態です。

 

これらの治療に関しては、顎を広げる装置や、針金を歯に固定しての矯正がベストです。

治療が終了した後は、ホワイトニングを行うと、もっとキレイに仕上がります。

 

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