「新しいスタートへ向けての準備期間」
お盆です。セミの鳴き声がさわやかに響いてきます。
子どもたちにとってそんな楽しい夏休みですが、お盆を迎えたということは、もう夏休みもあとわずか。残り2週間ほどです。
宿題は順調に進んでいるでしょうか。それとも、冷や汗のラストスパートの警笛に聞こえてくるでしょうか。
さて、夏休みには、実に多くのお子様が矯正治療の相談に訪れます。そして治療を開始します。
この時期は、今まで気になっていた歯並びのことを落ち着いて検討でき、しっかり医院に通える時期だからです。
普段は塾で忙しくて送り迎えの大変なお母さんも、この夏休みには、時間の調整がしやすいものです。
あるお母さんいわく
「ちょっとその歯並び、気になるけど、どう、いってみない?」
と子供に言うのですが、
「うーんそうだけど、今DSやって忙しいから後にして。」
などと子供に言われたそうです。そしてお父さんをつかまえて、
「ちょっとお父さんからも一言いってください。お父さんに似たんだからね。私はそんなに歯並び悪くないんだから、お父さんにも責任あるんだからね。」
「そうだねー、じゃあ今週末にでも、ちょっと言ってあげるよ。今日はもう遅いし。」
と言いつつ数ヶ月が経ち夏休み。
「もうしびれを切らして、けど夏休みならいつでも子どもを連れていけるので、一度みて下さい」
みなさんは物事をよく後回しにしたりしていませんか?ちょっと心の痛む人もいるかもしれませんね。
「72時間ルール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。その意味は、人はやろうと思って、3日以内(24時間×3=72時間)にやらないことは、ずっといつまでたってもやらないという話です。
ですのでやろうと決めたからには、3日以内にやる、あるいは、3日以内に何らかの手をつけることをお勧めします。
そして、もうすぐあと2週間で9月です。9月からは2学期ということで、ここで、改めて新たなスタートです。
「よし、歯並びを治そう」
という気持ちもこのタイミングで頑張りやすいものです。
人は何かを新たに始めるのに1月、4月といった季節が多いのです。あるいは、この夏休みの間に、ここまでしっかり仕上げようと目標をもって頑張れるものです。
まもなく訪れる9月。ここでまた2009年の途中で、よいスタートを切るチャンスです。
幸いあと2週間ほどあるわけですので、今からすぐ手をつけて、十分な準備をして、よい9月を迎えたいものです。
何事も目標を持ち、それを「紙」に書くと大きな成果が出ると言われています。