矯正美人のスチュワーデス
セントレア空港が常滑市にできて以来、日常の中でスチュワーデスに会う機会が増えた気がするのは私だけでしょうか。
さて、本日、子供の頃、スチュワーデスになりたいと夢をもった人の話をしたいと思います。
彼女は当時、中学一年生、東海市に住んでいました。東海市に住む、普通に中学校に通う女の子です。
しかし、将来の夢はスチュワーデスになりたいと誰にも言わず、心に秘めていました。
彼女は自分の歯並びが悪いことが気になっていました。人からみれば、そんなに目立って悪くはないのですが、彼女にとっては大きな問題でした。
自分は将来スチュワーデスになりたい、そんな強い思いを子供ながらしっかり持っていましたので、スチュワーデス雑誌に書いてある、健康面として、歯の健康、歯並びも試験でみられることを知ったからです。
今から15年以上前ですので、中学生で矯正治療を受けている人は少なかったです。今でこそ、小中学生の3割程度が針金をつけていて、珍しくありませんが。
彼女は矯正治療なるものを受けてみたいと思ったのですが、クラスのまわりをみても誰一人、治療を受けている人はいませんでした。自分一人だけが、矯正治療を受けて、針金をつけることが、とても心配だったのです。
そんな彼女に転機が訪れました。それは学校での「歯科検診」でした。
歯科検診の紙がクラスで配られ、むし歯の人は治しましょう、ハミガキは大切です。歯並びも治すとよりむし歯になりにくいです、とクラス担任の先生からの一言があったのです。
クラス担任の歯並びも治すとよい、のこの一言の説明で彼女が矯正治療を受ける大義名分が出来たのでした。
「そうだよね、歯並びを治すことは大切だよね。先生もそう言ったし。私、矯正治療受けてみるね。」
そんな彼女が矯正治療を受け始めた頃、まだセントレア空港は、影も形もありませんでした。しかし今、常滑セントレア空港があり、飛行機は毎日発着しています。
そして、彼女はスチュワーデスとして日々忙しく活躍しています。次はあなたの夢を叶える番です。