「予防歯科って何するの?・2」
(10月中旬号の続き)
水の中には多少の薬でミントの味、生温かいぐらいのお湯になっています。
Aさんこれで、まずはすっきり。次は歯茎の溝の汚れを剥がしていきます。
「いつも歯の裏側ってちょっとざらついてくるのよね。」とAさん。
そしてBさんは超音波チップを用いてサーっとなでていきます。
ちょっとばかり高音のピッーっという音は聞こえてきますが、Bさんは名人衛生士。Aさんは、ちっとも痛がりません。
お次はクルクル回る歯医者さんの器機で、クリームを塗りたくります。白くてふぁっとパックのよう。
最後はリップマッサージ。歯肉や唇の内側をジェルを使ってのマッサージ。
Bさん気持ちよくなって寝てしまいそうです。ウトウトしてあっという間の30分。
「あーすっきり、やっぱり来てよかった。」
Bさんより「今回は虫歯はなかったですね。良かったです。
歯茎は少しばかり歯石がついていますので、普段のお手入れはAさんの責任で頑張って下さいね。
しかし難しい所は歯科衛生士の方で、しっかり掃除して予防していきます。
次回は又来年、節分の頃ですね。お元気でまたお会いしましょう。」
と、お口の状態が良い方の人には、天国のような話、・・・じゃあ、あまり良くない?・・・あなたは?そんなに心配いらないです。
予防の歯石とり、超音波を使ったチップによる歯茎の掃除がちょっとばかり回数が増えます。
しかし、いつか歯を抜くよりはいいじゃないですか。
というわけで、プラス思考で健康医学、予防医学で食欲の秋を楽しみましょう。