「ホワイトデーとホワイトニング」
みなさん、昨日はホワイトデーでしたね。(※平成24年3月15日現在) ホワイトデーに、お返しはしましたか?あるいはお返しをもらいましたか?
私は毎年、幾人かの人にお返しを渡すのですが、みなさん、お返しって何かいいですかネ。
たぶん無難な定番はクッキーあたりでしょうか。
また、デパート、ショップ等では、ハンカチやミニタオルあたりよく売っているように感じます。
私は、まあちょっとしたハンカチならいいんじゃないかと、購入しようと思ったりするのですが、家内に「ハンカチはやめた方がいいよ」とアドバイスをもらいました。
ホワイトデーのお返しに何がいらないか、なる順位付けがあるらしく、その上位に入っている(1、2位あたり)というのです。
さすがにそういわれると、「えー、そうなんだ。じゃあどうしようねぇ」となって、結局は女性目線で彼女に選んでもらうということになるわけです。
今どきのねらい目はフランフランあたりのちょっとした小物ポーチ1000円ぐらいでしょうか。
さて、歯科という目線からいくと、オシャレな歯ブラシとホワイトニング歯みがき粉のセットなんていいんじゃないかと思います。
特に「ホワイトデー」と歯の「ホワイトニング」をかけてみました。
バレンタインデーと対になるホワイトデーはなぜかホワイトという色なわけで、白なんですから。
また、現在3月は、もうすぐ4月というある意味一年のリスタートを迎えるわけです。
会社でいえば新入社員が入ってくる、異動がある、学校でいえば、入学、進学、新たなスタートなわけです。
そんな4月を迎える時にちょこっとばかり歯が白くなったらうれしいな、と思うわけです。
では、ホワイトニング効果のある歯みがき粉について話したいと思います。
ものによって効果は様々ですが、まずはコツコツ使ってみて下さい。作用機序として、物理的に表面の汚れをとるというものがあります。
これは研磨材が入っているわけで(ホワイトニングをうたっていない一般のものにも入っているものもあります)塗りすぎると、歯を摩耗させてしまうおそれがあります。
また、歯茎にキズをつけてしまうことも心配です。
このような物理的治療効果を利用したものは以前に多かったですが、最新のものは化学反応に効果を求めるものが定番となっています。
化学反応的にいうと、ちょっとばかり高校の化学みたいです。けど、そうなんです。化学反応を利用しています。
成分として過酸化水素(H2O2)が入っていたり、尿素、チタンなどもあります。
これらの化学イオンが汚れのもととなっているものを吸着して、歯本来の白さをとりもどそうとするのです。
このあたりの効果をもう少し、つっこんで話しますと、より白くしていくというよりは、今の白さをキープするといった方がよいかもしれません。
歯みがき粉の中に入っているこれらの化学物質は安全上大量に入っているわけではないので、コツコツ使ってほしいのですが、そのパワーとしては、その日のうちに入ってきた汚れを外に捨てるといったぐらい。
歯の中に入り込んだ汚れ(歯の中に入り込んでしまって複雑にからみあっています)を引っぱりだすほど強いパワーはもちあわせていません。
さいごに、だんだんあったかく、春らしくなってきましたね。健康で、元気な笑顔を発信して頑張りましょう。