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歯ッピーになる歯のはなし・その64~知多ホームニュース平成24年4月中旬号掲載

2012年4月20日

「歯科検診の内容」

 

みなさん、こんにちは。ようやく春です。4月で学校が始まりました。

社会人の方は一見変わりばえしないように思う方もいるかもしれませんが、会社によっては新人登場なんかあったりして。

いずれにせよ、1つの区切りで、気持ちの上ではリスタートではないでしょうか。

子供達は、学校で4、5月頃に健康診断を受けることが多いです。

お口の中に関していえば、歯科検診が行われます。

会社で健康診断が行われることもあるかと思います。

歯科検診が項目に入っている場合、自ら歯科医院にでむいて受けるシステムも多いです。

今回は、よく学校で行われている歯科検診の内容について、話したいと思います。

歯科検診の具体的、検査項目は何でしょうか?

みなさん誰でも思いつくのが、「虫歯」かと思います。

けど虫歯のあるなし以外にもいろんなことを診ています。(1)虫歯(2)歯周病(3)顎(4)歯並び、咬み合わせに分けて説明していきたいと思います。

 

(1)の虫歯ですが、C0、C1、C2、C3、C4というふうに虫歯の大きさの程度を判別することがあります。

C0というのはもうすぐ虫歯になりそうだから気をつけてね、といったところ。

C1、C2はだんだん虫歯が大きくなってきます。

C3になると虫歯は深く、本人もかなり痛いハズ。

C4にいたっては、歯はボロボロ。

また「要注意乳歯」という言葉は検査結果に書かれていることがあります。

これは、もうそろそろその乳歯が抜けて次の大人の歯がはえてきていいんだけど、まだ乳歯が抜けないで残っています。という場合です。

乳歯がいつまでも残っているために、大人の歯のはえ替わりに悪影響を及ぼすことがあります。

そのような場合は、歯科医院で乳歯を抜いてもらう処置を受けた方がよいでしょう。

(2)歯周病について、子供の場合は、ひどい歯周病になっていることは、そんなに多くはないです。が、「歯肉炎」という程度になっていることはよくあります。

歯周病はもう歯茎の中の骨が溶けるぐらい悪いよという状況。それに対し歯肉炎は、歯ぐきは腫れてきていますよ、という状況。

ですので、しっかり歯磨きしてネ、ということになります。むろんこの歯肉炎は口臭の原因になっています。

(3)顎について。最近は顎の状態の悪い人が増えています。

しっかり咬むことのない現代人の生活スタイル、また常に横を向いて寝るなど、症状としては顎の関節がスムーズに動かず、口の開閉がおかしい、コリコリ顎が鳴ったりします。

(4)歯並び、咬み合わせ。歯が曲がっている、歯が重なって生えてきている、顎が前後にずれている、前歯が出っ歯、などです。

このような状態を「不正咬合」といいます。

歯並びに問題があると、発音がしっかりできない、ご飯がしっかり咬めず栄養をしっかりとれない、運動で力をだせない、集中力にかける、鼻がつまりやすくなる、など様々な問題が起きることがあります。

では最後になりますが、もうゴールデンウィークは目の前ですね。ケガのない楽しくて健康的なホリデーをお過ごし下さい。

生活も乱れず歯磨きしましょう。

 

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