「顎関節症について・2」
(11月中旬号より続く)
―治療法―
治療法にも随分ありますが、全身に対するものと、顎や歯等、場所に対するものに分かれます。
全身的には、内科、神経科、整形外科等で相談していく事が一般的です。
顎や口の周り、口の中に関しては歯科医院にて顎関節症を扱っている医院を訪ねてみるとよいでしょう。
検査、診断の為、咬み合わせのズレはないか。抜けた歯はないか、親知らずはどんな生え方をしているか、歯周病、虫歯の状態はどうか等、基本的な事を話していきます。
又、口の周りの筋肉を触診したり、歯の型を取って調べる、レントゲン検査等さらに詳しくみてきます。
最近では、日常生活の中でのクセはないかをよく問診していく事が重要視されてきています。
そういった検査、診断の中で、咬み合わせの治療をするマウスピースを使っての治療(ボクシングのマウスピースのようなもの)。
お口の体操を普段する、クセの除去等、様々なことが選択され行われます。
では最後に皆さん平成24年も残り少なくなってきましたが、自分の体の健康に留意して楽しく元気に日々を過ごしましょう。