「裏腹なチョコレート」
みなさん、こんにちは。昨日は言わずと知れた2月14日のバレンタインデーでしたネ。(平成25年2月15日現在)
チョコレートもらいましたか?あるいはチョコレートあげましたか?
今年は昨年に比べ景気がやや回復傾向にあり、バレンタインの投入単価も上がっているという分析が発表されていましたが、成果の程はいかがでしたでしょうか。
そして、みなさん、チョコレートといえば、気になるのがムシ歯ですね。
甘くておいしくてうれしいんですが、その先に怖いことが待っているかもしれないんです。おいしい話って危ないんですね。
では、みなさん、チョコレートを食べ過ぎると、どうしてムシ歯になるのか?
もうみーんな知っていると思います。チョコレートの中にたくさん砂糖が入っているからなんですね。
ムシ歯ができるにはいくつかの要因(要素)があるのですが、その1つが砂糖(ショ糖)なのです。
(逆に言えば、砂糖をまったく摂取していなければ、かなり安全なのです。)
さて、チョコレートの成分ってそもそも何で、できているのでしょうか。まずはカカオ豆です。カカオ豆が主原料です。カカオ豆を擂り潰して「カカオマス」がとれます。また、カカオ豆から「カカオバター」もとれます。
さらに砂糖を加えて甘くします。中にはミルクを加えてミルクチョコレートになるものもあります。
さらに様々な香料等食品添加物が入ってきます。こうして成分をみていくと、健康のためにいいものもいっぱい入っているんですね。
特に「カカオマス」は今はやりのポリフェノールです。ポリフェノールはお茶やコーヒーなどでもたくさん摂ることも可能ですが、チョコレートを食べることによって効率的に摂ることは可能です。
一方、「カカオバター」は摂り過ぎはよいとはいえません。
そして問題は砂糖です。(佐藤は脳に栄養を早く送ると言う説もありますが、最近ではそうでもないという説も出てきています。)
チョコレートをよーくみていくと、砂糖が少量しか入っていないものも、増えてきていますので、そのあたりを狙ってみてはいかがでしょうか。
砂糖が少ないということは、結果的には「カカオマス」が増えています。すなわちポリフェノール効果が大ということになります。
最後に、詳しい方、よーく裏面なんかをしっかり見られている方はもうご存じかと思いますが、砂糖0で甘いチョコレートというものもマイナーですが時々売っています。
バレンタインデー時期には売場をよーく探すとあります。その中に砂糖の替わりに「キシリトール」で甘みをつけているものがあります。
この「キシリトール」入りチョコレートがある意味オススメです。
それはどうしてか?キシリトールはお口の中でムシ歯抑制効果を発揮するからです。なんと、びっくりですね。
通常のチョコレートとまったく逆の効果が現れるのです。食後にキシリトールチョコを一粒食べるというのもムシ歯予防としてはいいですね。
ただキシリトールチョコレートには弱点もあります。いわゆる板チョコをバリバリ食べるようにたくさん食べてしまうとお腹をこわし易いんです。適量はチョコボール1個から3個ぐらいだと思って下さい。
ではみなさんの健康と健闘をいのっています。