「フッ素キシリトール、リカルデント」
みなさんこんにちは、11月です。
寒くなってきましたね。風邪をひかずお元気でお過ごしでしょうか?今日は「むし歯予防」についてお話したいと思います。
みなさんは虫歯予防と言えば真っ先に何を思い浮かべますか?特に子供の虫歯予防といえば?
そうです、きっと「フッ素」をあげられるのではないでしょうか。
最近はいろんな雑誌、健康読本などの情報があり、熱心な保護者の方、年配の方はよく調べているかと思います。
私自身、そのような雑誌をなどをみると、それら例えば、育児書など、とても詳しいなと思い感心することがあります。
これも多くの人たちが健康を意識して生活しているんだなということかと思います。
そして、フッ素を使った製品はたくさん売られていると思います。実際人気も高いと思います。
使ったことがあるのではないですか?
厚生労働省もフッ素の使用を推奨していますので、ますますそういったフッ素入りのはみがき粉など多くの商品が売られ、人気を博していると思います。
さて、それではフッ素以外の虫歯予防法を知っていますか。
「砂糖を取らないようにする、歯磨きを上手にする!他には何だろう?」
そうなんです。意外とフッ素以外の虫歯予防法はありまり知られていません。
そもそも虫歯は五つの要素から成り立っています。
(1)歯磨きの習慣、歯磨きの上手さ
(2)唾液の量、性質、虫歯菌の酸を中和したり殺菌する能力、歯の強さ
(3)食生活〈何を食べるか。特に砂糖〉
(4)食事やおやつの回数、時間
(5)お口の中の虫歯菌の種類、量。
この中でフッ素は(2)に関する予防です。
今、日本で行われている予防の多くは(1)、(2)に関する事ばかりです。理想は(1)~(5)に対して全て予防するべきなのです。
そのためには「キシリトール」と「リカルデント(CPP-ACP)」です。
キシリトールは虫歯菌のえさにならない糖分なので虫歯菌は酸をつくる事ができません。
キシリトールを習慣的に使うことで、口の中が虫歯菌の居心地の悪い環境になり、虫歯菌は減っていきます。
リカルデントとは何でしょうか。これは牛乳から作られた「カゼインホスホ、ペプチド(CPP)」と「非結晶性リン酸カルシウム」の複合体でこれは、虫歯菌により、歯から溶け出したミネラルを元に戻し、歯を元の状態に近づけるミネラルバックの効果があります。
また、酸性になったお口を中世に戻す役割もあります。ですので、フッ素とともに、キシリトール、リカルデントも活用してみて下さい。
もちろん、子供だけではなく大人にも効果がありますよ。