「ホワイトニング」
みなさん新年明けましておめでとうございます。平成26年のスタートです。お元気でしょうか。
一年のスタートにあたり、気持ち新たに何か始めようなんて、いくつか決めていますか。
今回は新たなスタートの時期に多くの人に質問される「ホワイトニング」について話したいと思います。
ホワイトニングに対する声は様々で、仕事や就職活動において好印象を演出したい。挙式前に歯を少しでも白くしたい。
年寄りくさくみられないように歯の黄ばみをとりたい。ずっと歯の色で悩んできたのでなんとか人並みに白くできないか。
そもそも歯の色は肌の色と同じように個人差があり、人種によっても違います。
アジア系の人の歯は黄色味を帯びています。欧米系の人の歯は灰白色系の色をしています。
そして加齢によっても歯の色は濃く変化していくものなのです。
現在最も多く行われているホワイトニングは
、(1)歯科医院内で行うオフィスホワイトニング
(2)歯科医師の指導の下に患者様自身が自宅でマウスピースを用いて行うホームホワイトニング。
(1)のオフィスホワイトニングは主に20~30%の高濃度の過酸化水素が使用され、一回30分ほどの治療時間。これを一回~数回通院します。
この際過酸化水素を反応させるために専用の波長のレーザーをあてます。
(2)のホームホワイトニングは、数%程度の過酸化水素の薬剤を用います。
一回2時間~6時間ほどマウスピースを装着します。これを約2週間ほど継続使用します。
(1)オフィスホワイトニングと(2)ホームホワイトニングには、それぞれ長所、短所があり、最大の効果を出すためにこの(1)、(2)を同時に行う「デュアルホワイトニング」という方法をとることもあります。
そして、このようなホワイトニング後、とてもきれいに白くなっても、歯の色が戻ったかのように見えることがあります。
それは、1つは再着色で、外因性の着色汚れです。
タバコや食事(色の濃いもの)など。
もう1つは内因性のもので、テトラサイクリン薬剤の影響などによって、もともと歯の中にどうしても濃い色が残っている場合です。
では最後に、今年一年もみなさんにとって有意義な最新情報をお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします。