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歯ッピーになる歯のはなし・その91~知多ホームニュース平成26年9月中旬号掲載

2014年9月14日

「歯周病の検査」

 

 みなさん、こんにちは。9月も半ば、秋を少しはイメージできる季節となってきましたネ。元気に楽しく日々お過ごしのことでしょうか?

 おいしく食事を楽しんで生活したいものですが、歯茎が弱ければ、せっかくの料理も楽しめなかったりします。

美食なる言葉で代表されるように、私たちは日々、多くのおいしい食事を味わっていると思います。

でも歯が丈夫でそれらを味わうのと、歯が弱く、歯茎が悪ければ、喜びは半減です。

 さて、歯茎の状態を調べるために、歯周病の検査というものがあります。

歯茎の状態を検査して歯が健康であるのか、病的になっているのかを評価して治療、予防の指針としています。どのようなことを調べるのか、以下に紹介します。

(1)歯茎の溝(ポケット)の深さを計る。歯の周りには歯茎がくっついて支えています。が、このくっついている部分にはすき間があるのです。

健康な状態の人でも、2、3ミリのすき間があります。歯周病が進行するとこの値は4、5ミリとどんどん大きくなっていく傾向にあります。

(2)歯のぐらつき(動揺度) 1本1本の歯を押すとぐらつくことがあります。前後や左右にぐらつくことがあります。歯周病がひどい場合には上下にぐらつく人もいます。

(3)歯茎の溝(ポケット)の出血。歯茎の溝を調べると、検査中に出血してくる歯もあります。歯周病が進行して炎症している場合です。

 一般的にはこれら(1)~(3)の検査の結果や、お口に中全体の状態をみて総合的に進行具合を評価します。それ以外にも以下のことをすすめる場合もあります。

(4)顕微鏡細菌検査。お口の中の汚れを採取して位相差顕微鏡で調べます。そうすると、どのような歯がいるのか、その歯の活発度が分かります。

(5)リアルタイムPCR検査。内科などで行われる血液検査に似ています。歯茎の溝の菌を採取して、それを検査センターに送ります。(痛くはありません)

この検査では位相差顕微鏡でもみつけられない歯周病の原因菌をみつけることができます。

また結果が細菌の有無のみでなく数値ででてくるため、より客観的な歯周病菌のDNA診断をすることが可能です。

 では最後にみなさん、日々の歯みがきを大切に自らの体を大事にしましょう。

 

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