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歯ッピーになる歯のはなし・その99~知多ホームニュース平成27年5月中旬号掲載

2015年5月15日

「歯と金属アレルギー」

 

 こんにちは5月です。ゴールデンウィークも終わり、通常が戻ってきました。落ち着いたところでしょうか?

この知多地域では、知多市民病院と東海市民病院が合併して西知多総合病院となりました。

私たちが医院にかかる場合、普段は自宅の近くのクリニックにかかることが多いと思います。

そして必要に応じて2次、3次医療機関にかかるかと思います。

例えば歯科医院において、普段、診療している際に、患者様の金属アレルギー疑われることがあります。

そのような場合は、他院での検査依頼をして、患者様に行ってもらうことがあります。

 今回は、金属アレルギーについてふれたいと思います。

歯の治療を進めていく際、お口の中に金属材料を使うことがあります。

みなさんも、お口の中を鏡で見てみると奥歯に銀色のつめ物の金属がありませんか?

どのような金属が使われているかというと、銀、パラジウム、銅、ニッケル、亜鉛、水銀などです。

人によっては、これらの金属と相性が悪く、アレルギー反応が出てしまう人もいるのです。

その金属が原因で、お口の中が荒れる人もいますが、体全体に湿疹が出る人もいて症状は様々です。

 歯科的な対応策としては、金属を除去することです。ただし、割合、アレルギーの少ない金属もあります。

それは、金、プラチナ、チタンなどの金属です。現在では金属以外の材料でつめ物を作る技術も進んできています。プラスチックタイプやセラミックなどを加工して行われています。

お口の中の金属アレルギーに関して、不安だな!と思われる方は、まず歯科医院に行って相談をしてみるのが良いと思います。

お口の中にどれくらい金属が入っているのか、どの様な金属が入っているのか、いつくらいから入っているのか、どの様な症状が出るのか、必要に応じて原因金属の特定の検査をすることもあります。

 では、だんだん暑くなっていきますが、健康に留意して楽しく過ごしましょう。

 

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