「歯科検診」
みなさん、こんにちは、6月です。梅雨です。恵みの雨ですネ。
6月には学校、会社、行政などで集団検診が行われることが多い時期です。
小学生の場合、歯科の集団検診は一年に一回行われています。中にはお子さんが学校から集団検診の結果用紙をもらって来たという方もいるのではないでしょうか。
集団検診とは何でしょうか?歯科検診では次のような項目をチェックしています。
(1)顎の関節に不具合がないか?顎がうまく動かなかったり顎から異音がする、ガタガタするなど。
(2)歯並び、咬み合わせについて、前歯が出ている、受け口、顎が小さいなど。
(3)歯の汚れ、磨き残しが多く、虫歯になりやすくなっていないか。
(4)歯肉の腫れ、歯肉炎、歯周病になっていないか。
(5)虫歯になっていないか。
この歯科の集団検診は、あくまでスクリーニングであり診断ではありません。で
すので病気の可能性を拾い上げて、病院に行ったほうが良いかもしれないということを大まかに伝えています。
ですので、紙をもらって医院に赴いて診てもらっても、必ずしも治療となるとは限りません。
特に(5)の虫歯の有る無しについては、最近では様々な治療法が普及していますので、歯が黒くなっていても、薬が塗ってあるだけということもあり得ます。
最終的には、かかりつけ医にて、診断を仰ぐことが良いと思います。
では最後に、もうすぐ来る暑い夏が、ちょっとばかり待ち遠しいですね。お元気で!