「磁石応用の入れ歯」
みなさんこんにちは、11月です。今年も残すところあと一ヶ月とちょっと。そして年末にはイベント、クリスマスが控えています。
クリスマスの準備は進んでいますか?その先には年明け正月です。
さて、年末を迎えるにあたって、体、お口の健康はいかがでしょうか?特に入れ歯の具合はいかがでしょうか?
入れ歯を安定させて、快適にするためには、様々な方法が考えられますが、その1つには磁石を使う方法があります
自分のお口の中に歯の根が残っている場合、その根に金属のフタをつけます。
一方、入れ歯の内側には磁石を埋め込みます。そうすることによって磁石の力が補助をしてお口の中でピタッとくっつき入れ歯を安定させるわけです。
歯が一本も残っていない場合は、お口の土手にインプラントを入れます。そしてやはり入れ歯の内側に磁石を埋め込んでおきます。
そうすることによって磁石とインプラントがピタッとくっついて入れ歯を安定させるわけです。
インプラントを応用する場合、インプラントの本数はその人によって様々ですが、2本から4本の人が多いです。
このようなインプラントを使った入れ歯の場合、よく患者様に質問を受けることがあります。それは「MRI」の検査を受けますが大丈夫ですか?ということです。
まず、インプラントについては特に問題ありません。
磁石については、入れ歯をはずしてMRIの検査を行いますので問題ありません。
が、お口の中に、磁石とくっつかせるために、金属のフタをつけています。
この金属が影響を及ぼすことがあります。
MRIの撮影自体は行うことはできますが、MRIのデータを診断してみる際にその金属が人によってはゴルフボールくらいの大きさの読みにくい部分が出ることがあるのです。
大抵の場合は問題ないのですが、稀に、その様なことがあります。
その際は歯科医師と相談の上、金属を外すこともあります。