「マウスピースと咬み合わせ」
みなさんこんにちは、平成27年も残りわずか、そしてもうすぐクリスマスですね。
クリスマスプレゼントの準備は大丈夫ですか?あるいは自分へのご褒美は準備していますか?
では今年一年を振り返って、あらためて、咬み合わせの重要性について話したいと思います。
まず、義歯(入れ歯)を使用されている方は、夜寝る時にはずしていますか?あるいははめたまま寝ていますか?
これは、今まではずして寝た方がよいということが一般的にいわれてきましたが、最新の考え方としては、夜寝る時は義歯をはめたまま寝るべきであるというふうに変わりつつあります。
それは夜間、寝てる時の無意識下で様々なことが起きていて、それが体の健康に大きくかかわっていることが解明されつつあるからです。
特に、下顎の無意識下の動きが、健康に大きく影響を及ぼしていることがわかってきています。
上下の歯は寝ている時の呼吸運動と関連があり、歯がない状態で寝ているのはよくないという考え方がでてきたのです。
ですので義歯の調子の悪い方は、義歯を治すか、インプラント、ブリッジなどの別の治療法で治すことをおすすめします。
また、無呼吸症候群に代表されるように、マウスピースの活用の研究も進んでいます。
マウスピースを用いて歯並び、咬み合わせを治す技術も進んできており、18才以上の方にはとても利用価値の高い方法かと思います。
マウスピースを使うことによって歯並びを治すこともできるし、夜間の歯ぎしり、食いしばりからくる不健康状態の改善も期待できるからです。
すなわち、咬み合わせは、単に歯並びを治しているだけではなく、生涯に渡って健康な生活を送る上でとても重要です。親知らずの抜歯の評価も大切となってきます。
年齢に応じた、咬み合わせ、お口の中全体の評価が大事です。それが、全身の健康を守っています。
ではまた来年、元気に笑顔で再会しましょう。