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歯ッピーになる歯のはなし・その110~知多ホームニュース平成28年4月中旬号掲載

2016年4月30日

「磁石応用入れ歯」

 

みなさんこんにちは、4月です。過ごしやすい、いい季節になりましたね。お元気でしょうか?

入学式など4月は新しいスタートです。しかし、もう目の前にはゴールデンウィークがひかえています。

さて、今回は磁石を利用した入れ歯の話をしたいと思います。

入れ歯は何らかの形で、安定させるために、はり金などを用いてひっかけたりしていることが多いです。

実は入れ歯には多くの種類があります。ひっかける金具のかわりに磁石を用いる方法があります。

入れ歯の中には磁石が埋め込まれています。口の中にはその磁石にくっつく特殊な金属が固定してあります。

この金属と磁石がくっつくことによって入れ歯がより安定するという仕組みです。

 磁石応用入れ歯のメリットは何でしょうか?

(1)取りはずしが簡単。これから超高齢化社会になってきますが、入れ歯を使う人も増えてくることが予想されます。

入れ歯は先ほども述べたように、はり金でひっかける場合が多いですが、磁石ははり金に比べて取りはずしが簡単なのです。

手が少し不自由でも、取りはずしに困りません。

また介護者が入れ歯をはずしたり、入れたりも簡単に行えるのです。

(2)見た目。はり金が少ないので、目立ちません。

(3)掃除がしやすい。はり金などの複雑な構造が少ないため、歯ブラシで磨いたりする手入れが簡単です。

 では逆に磁石応用入れ歯のデメリットは何でしょうか?

(1)MRI検査。この検査をする場合には、検査画像が一部、見づらくなる点があります。ゴルフボールくらいの不透過像が現れることがあります。

(2)保険診療ではなく自費診療費がかかる。

 ではみなさん、今からゴールデンウィークの楽しい予定を立てましょう。

遊びに行ったり、外食に出かけたり…ワクワクしますね!

 

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