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歯ッピーになる歯のはなし・その128~知多ホームニュース平成29年10月中旬号掲載

2017年10月25日

「大人の矯正・子供の矯正」

 

 みなさんこんにちは、10月です。秋ですね。

 最近は街で20代、30代の男女で、矯正治療を受けている器具をつけている人をとてもよく見かけます。

特に東京では、そうだなと思います。

はり金を装着している人も見ますが、プラスチックマウスピースの矯正装置の人も見ます。

プラスチックマウスピースの矯正方法は、一見して手軽でよい方法だと思われがちですが、よくよく検討が必要です。

人によって合う場合、合わない場合があるからです。プラスチックマウスピースで歯を動かすことは、人によっては80点を目指す治療方法になります。

治療後も歯の裏側から固定をする必要が出てくることもあります。

 このプラスチックマウスピースに向いている人はどんな人でしょうか。

まず成人であること(骨の成長のある子供には不向きです。)どうしてもはり金をつけたくない人。

その結果80%くらい揃えばよいという人(はり金を使って治療する方がよりよい位置に歯を動かすことが可能な人も多いです。)

はり金も使うのだが、一部の期間はプラスチックマウスピースを使い、はり金の期間を短縮する場合の人。(大事な部分は、はり金でなければ十分に動かせない場合も多いため)

 こと大人の場合、いろんな悩みがあると思います。

例えば、人に気付かれず短期間でもっと痩せたい、もっと綺麗になりたい、口元をもっと綺麗にしたい、様々な欲望がります。

そんな欲望、願望を叶えるために矯正治療を受けることもあるかと思います。

自分の願望をどのように解決していくのか。考え方が人によってまちまちです。

多少完成度を犠牲にしても、とにかく目立たない方法がよいという人もいます。

 一方、より安全、確実であれば、はり金が目立ったもよいという人。

どちらの方法が正しいのではなく、どちらがより自分にあっているのか、どちらがより自分のライフステージにあっているのかを、落ち着いて考えてみることです。

ネット広告に煽られて判断してしまうのは注意が必要です。

 日本の矯正学会でもプラスチックマウスピースは第一選択には、慎重に検討するという方向を示しています。

(子供の場合はプラスチックマウスピースは骨の成長に影響を与えるので注意が必要です。)

 

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