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「ホワイトニングの長持ち度」歯ッピーになる歯の話・その202~知多ホームニュース令和6年2月号掲載

2024年2月16日

 

今回は歯のホワイトニングはどの程度長持ちするのか?と言うことに関してお話をしたいと思います。

歯のホワイトニングをすると個人差はありますが、歯がある程度白くなります。

そしてこれをしつこく続けていくと、実はかなり白くなります。

無論例外もあるのですが、それはどんな場合かと言うと、抗生剤のテトラサイクリン着色などの場合です。

ですが、最近の50才以下の人にはそのような方はとても少ないと思います。

ですので、ホワイトニングし続けると一定以上は効果が出る事はまず間違いないでしょう。

そして、問題なのはホワイトニングをして、それがどの程度長持ちするのかと言う話題です。

患者様からもたまにやった後どれぐらい長持ちしますか?と質問されることがあります。

これに関しては実はかなり個人差があるのです。

ホワイトニングを2回ほどやった後、2年も3年で全く色が戻らない白い状態がずっと続いていると言う方もいます。

一方で半年ぐらいするとあぁ少しだんだんやっぱり暗くなってきたかなぁということで、ホワイトニングを追加する方もいます。

これはかなり大きな個人差があると思ってください。

この個人差に委ねられている部分がホワイトニングと言う処置の難しさでもあります。

常にある一定以上80点なら80点の結果が出続けるようなものであれば良いのですが、そうでもなく、その人の歯の質、生活習慣、食習慣に大きく委ねられます。

ですので、ホワイトニングをした後にどのような経過をたどるかを歯科衛生士は観察していきます。

着色が少ない人であれば、基本的な歯のクリーニングだけを4ヶ月ごとに受けていくことをお勧めしますし、再試着色がとても起こりやすい人であれば、半年に1回ほどリカバリーのレーザーを当てるなどが考えられます。

個人ごとよく相談しながら経過を見ていくと言うことが良い方法です。

ホワイトニングというものはやってすぐ結論が出るとは思わないでください。

その結果から次どうすべきかと言うことをたくさんの症例を見てきた私は多分この人はこうしたほうがいいだろうとなんとなく予測できますので。

やったところがまずはスタートです。

そして何年もどのようにきれいな状態を実現していくのかを付き合っていくものです。

 

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