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「口腔ケアとコロナ対策」歯ッピーになる歯の話 その173~知多ホームニュース・令和3年7月中旬号掲載

2021年7月19日

home202107中旬

 

みなさん、こんにちは、7月です。

暑くなってきましたがお元気にお過ごしでしょうか?

炭酸ジュースなど飲みすぎたりしていませんか?

あなたはいつも、お口のクリーニングのために定期的に歯科医院を訪れて歯石を取ってもらったり、歯科衛生士によるおそうじのメンテナンスを受けていますか?

高齢者であれば、在宅や老健施設などで、訪問による口腔ケアを受けているでしょうか?

この歯科衛生士による歯のそうじ、クリーニングはぜひとも受けると良いです。

そのメリットは様々なことが挙げられます。

例えば、お口の中がすっきりして気持ち良い。

自分では磨ききれない、難しいところがきれいになる。

歯周ポケットの溝の中をしっかり洗ってもらえる。

お口の中の余計な細菌が減り、全身の健康状態も安全。などなど。

実は人の歯の周りの骨や歯茎は、大人になると自然と生理的に減っていきます。

人にもよりますが、その減り具合はなんと一年間で約0.1ミリ、ということは10年経てば、骨が1ミリも減っているのです。

自然と歯は弱っていくのです。

ですが、もしあなたが定期的にクリーニングを受けている場合、この生理的な減り具合を最小限に抑えることができるのです。

まさにアンチエイジグです。

いつまでも若々しく元気で楽しく生活していくために自分の体を大切にしてください。

また、人によってはコロナの感染との関係についても心配されている人もいるのではないでしょうか。

今現在わかっていることとして、歯科医院においてクラスターが発生したということはないです。

これはおそらく、クリニックは元々、すべての器具等消毒するシステムで医療が行われていることや、衛生管理がきびしい環境であることなどが考えられます。

また、お口の口腔ケアを受けている人と、受けていない人では、特に高齢者の場合、コロナを含め様々な細菌感染等による肺炎などの病気の発生率は有意に差があることが大学病院などの研究者から発表されています。

命を守るためには、まず、お口の細菌を減らすことです。

 

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