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「小学校低学年の矯正」歯ッピーになる歯のはなし・その180~知多ホームニュース・令和4年2月中旬号掲載

2022年2月19日

 

こんにちは2月です。まだ寒い日が続きますがお元気にお過ごしでしょうか。

今もう少しで春です。楽しくがんばりましょう。

さて今回は小学校1、2年生位から始める矯正治療に関してお話をしたいと思います。

矯正治療に関していつから始めるべきなのかと言うことをよく質問をされますが、結論から言うと医学的には早く始めた方が良い場合がほとんどです。

それはなぜかというと例えば中学生になってから始めても確かに歯並びを治す事は可能ですが顎の形、骨の成長を考えた場合、小学校1、2年生の場合と比べてこれから顔の中顔面が成長時期を迎えていく時期にその中顔面の骨の成長発育を促した方がより正しい形にかつきれいな形に仕上げることができるメリットが大きいからです。

顔の下の方である下顎はまだ小学校高学年や中学生になっても多少は成長するので形が変化すると言うことから中学生になってからやったほうがいいと言うような考え方もありますが、そのようなケースはむしろ稀であると考えられます。

また小学校低学年1、2年生からやる大きな理由として呼吸や舌の動き、筋肉のバランス、顔の周りの筋肉のバランスを正しくすることにより正しい顔面の骨の成長を促すことが可能になるからです。

そして筋肉の正しいバランスを筋肉のトレーニングをして揃えることにより、その良いバランスは生涯にわたって続きます。

すなわち矯正治療後に後戻りの少ない安定した状態がとても得やすいと言う大きなメリットがあるのです。

例えば小さい頃に自転車に乗れるようになった人は生涯にわたって自転車に乗れると思います。

それは体の筋肉が自転車に乗るという筋肉の使い方を筋肉自身体が覚えていて自然とそれを難なくいつまでも行えるわけです。

一方1度も自転車に乗ったこともなく20歳になった人が今から自転車に乗る練習をするとこれはかなり困難なわけです。

ということからもわかるように、その正しい筋肉のバランスを体に習得させると言う事は良い時期があると言うことなのです

またこの筋肉バランスをトレーニングすることによって治療の期間としては2、3年で済むことが多くその後矯正治療として複雑な針金などを使わなくて済むので費用的にも抑えることが可能になる場合があります。

では皆さん健康に留意して元気に楽しく生活しましょう。

 

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