こんにちは2月です。まだまだ寒い日が続きますが、運動などして元気にお過ごしでしょうか?
今回は歯の根の治療に関してお話をしたいと思います。
あなたは歯の根の治療を受けたことがあるでしょうか?そもそも歯の根の治療とは何でしょうか。
実は歯の中には奥のほうに神経が入っています。
正確に言うとその神経は神経だけでなく血管も一緒に入っています。
この歯の中のほうにある神経や血管にまで虫歯が達して大きな虫歯になっている場合、歯の根の治療をするわけです。
すなわち歯の中心よりも下あたりが悪くなっていて、腐ったような状態になっているときです。
ばい菌が入っていっているわけです。
そのばい菌を除去する治療を歯の根の治療をすると言っています。
この歯の根の治療は結構回数がかかることが多いです。
このバイ菌をやっつけるために一回だけ削れば良いとか一度だけ薬を飲めば良い、そしてばい菌がいなくなると言うような単純なものではありません。
歯の神経の構造は極めて複雑になっているためその細かい部分を何度も消毒薬などを用いて念入りに掃除していく作業が求められます。
結構根気のいる作業です。
この治療しているドクターからしてみればとても大変な治療なのです。
ですがこの歯の根の治療をしっかりやれば、歯を抜かずに延命処置することが可能となるのです。
一般的にばい菌に感染した歯が半分以上崩壊している場合、抜かざるをえなくなります。
根の奥の方まで菌が進んでいれば抜かなければなりませんが、根の治療をすることによって助かる場合も多々あるわけです。
ですのでもしあなたが根の治療をすることになった場合、頑張って通院をしっかりしてください。
必ず終わるまで通院をすることが大切です。
途中でやめてしまうと歯を抜くしかないと言う残念な選択になってしまいます。
しかもちなみに根の治療をしたからといって100%ばい菌がなくなると言う事は残念ながら無いのです。
1度ばい菌が住み着いてしまうと例えば0.1%位はばい菌が残っていることがあり得るわけで、ですので出来る限りばい菌が繁殖しないように根の中に特殊な薬を入れたりして様々な工夫を施す治療が行われつつあります。
では皆さんもう少しで暖かい3月に期待しましょう。