こんにちは4月です。お元気に楽しくお過ごしでしょうか。
さて今回は4月と言うこともあり新しいスタートですね。
ですので歯周病予防に関して改めてお話ししたいと思います。
歯科医院に行ってお口のお掃除をしてもらった事はあなたはありますか?
このお掃除、歯科衛生士が行う専門的な歯のクリーニングです。
これをぜひとも受けた方が良いです。
特にこれを受けるとお口の中がすっきりして気持ちいいですよ。
この定期クリーニングは、その人の歯周病の状態にもよりますが大体2、3ヶ月に1度受けると良い場合が多いです。
20歳を過ぎると実は体は老化が始まっています。
歯に関して言えば歯を支える骨や歯茎は、1年間に0.1ミリずつ減っています。
これがお口の中の老化です。
となると10年で約1ミリ骨や歯茎が減っていると言うことになります。
正常な方でも30年経てば50歳の時3ミリ歯茎や骨が減っていると言うことです。
これを聞いてあなたはどう思いますか?
あなたがもし若ければ、どうせ先の事だろうと軽く思うかもしれません。
一方年齢の高い方であれば、自分はもうずいぶん減ってしまったなぁと寂しく思うかもしれません。
ですが、もし定期的な歯のクリーニングを受けていればこの現象は少し抑えることができます。
全くゼロにすると言う事は難しいです。
しかし10年で1ミリ減るのが、0.5ミリに抑えられる。30年で3ミリ減るのが1.5ミリに抑えられる、ような予防効果が期待できるのです。
これはとても嬉しいことです。
歯を削って治療することを考えればとても効果的な方法です。
歯のクリーニングは具体的には歯の溝の中を専門的な器具で洗って出来る限りツルツルにすることです。
もちろん歯の表面も機械で掃除しますが、特に溝の中をきれいにする事はとても自分では難しいです。
また位相差顕微鏡を用いて適時溝の中に細菌が住み着いていないか検査をしたりします。
では皆さん自分の体を大切に生活しましょう。