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「白いかぶせ物の種類」歯ッピーになる歯の話・その204~知多ホームニュース令和6年4月号掲載

2024年4月20日

 

こんにちはだんだん暖かくなってきましたが、お元気にお過ごしでしょうか。

今回は白いかぶせ物について話したいと思います。

最近ではいろんな白いかぶせ物が増えています。

以前は白いかぶせ物の多くはセラミックが主流でした。

最近ではプラスチックタイプのかぶせ物も増えてきています。

特に保険で診療する場合に、白いタイプのかぶせ物は以前はあまりなかったのですが、最近はそのようなものがでてきています。

セラミックとプラスチックでは何が違うのでしょうか?

様々あるかと思いますが、気をつけた方が良い点をいくつか述べていきたいと思います。

プラスチックタイプ(保険で使えるもの)は色は白いのですが、のっぺりとした白い色なのであまりきれいには見えません。

まぁそこはセラミックには勝てる事は無いので仕方がないのですが、重要な問題が1つあります。

奥歯でとても力が強くかかる場合、割れやすいことです。

これがおそらく多くの患者様が遭遇するであろう弱点です。

かぶせたは良いもののしばらく使っていて取れてきた・割れたなどということが起きてしまいます。

ですので、かなり力がかかると思われる部分にはそれが耐えられるのかどうかは慎重に判断をすることが必要です。

もしくは壊れるかもしれないと言うことを覚悟の上で進めていくということになると思います。

また患者様がわかりにくい点としては隙間の精度です。

歯とかぶせ物の間には必ずいくらかの隙間が存在します。

この隙間は目で見えるほどの隙間ではありません。一般的には30ミクロンから200ミクロンと言われています。

プラスチックタイプのかぶせ物をした場合、200ミクロン程度の誤差が生じますので隙間があると言うことなのです。

そしてセラミックでやった場合でも30ミクロン程度は必ず誤差があります。

誤差がゼロになる事は無いのですが、200ミクロンの誤差の場合、そこから細菌の流入が考えられ、歯周病や再虫歯などが考えられますので、手入れを気をつけてください。

あるいは精度の高いセラミックを活用することとなるかと思います。

では健康で楽しい成果を送りましょう。

 

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