「咬み合わせの高さ」
みなさん、こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?
次第に状況も変わり、外へと出やすくなってきているかと思います。
今回は咬み合わせの高さについて少しお話したいと思います。
私たちは、上のアゴと下のアゴがあります。上下にそれぞれ歯があります。
上と下の歯が咬み合って高さが決まっています。
咬み合わせの高さがあるわけです。
これは実は年をとると段々と変わっていく人がいます。
健康な人の場合、加齢とともに咬み合わせはほんの少しですが低くなっていきます。
アンチエイジング、いつまでも若く健康でいたければ、咬み合わせの高さも低くならない方がよいです。
では、低くしないためには、どうしたらよいでしょうか?
それは歯を大切にすることです。
虫歯にならないこと、歯周病にならない(歯周病を進行させないで予防していくこと、アゴや、顔の周りの筋肉が衰えていかないことです)。
筋肉に関しては衰えないために、しっかり咬む、走る、歩くなどの運動をする、また会話することも大事です。
カラオケは今はあまりできませんが、歌うことも筋肉を鍛えることになります。
そして何より笑顔、笑うことです。
さて、もしかしたら、あなたは、多少お口の中の歯が悪いかもしれません。
歯周病がやや進行している、何度も歯を削って歯を治したことがある、歯を抜いて、ブリッジ、インプラント、入れ歯を作ったことがある、などです。
加齢と共に、どうしても歯は悪くなっていきます。
歯の本数も減り、一本一本の歯の負担も大きくなり、さらに悪くなりやすい状況があったりします。
特に入れ歯の場合、入れ歯を普段、しっかり入れていないと、咬み合わせの高さは早く低くなっていくことがあります。
それは、入れ歯をいつもはずすクセのある人の場合、残された歯だけで、上下が当たったり、自分の舌などで押されていきますので、歯周病の進行も早くなります。
数少ない歯に無理な力が、かかります。
できる限り入れ歯を入れておくことをお勧めします。