「スポーツ用マウスガード」
こんにちは、秋です。過ごしやすい良い季節です。お元気ですか?
地域の運動会が開催されている地区も多いのではないでしょうか。
今回はスポーツ用マウスガード(マウスピース)についてお話したいと思います。
スポーツ用マウスガードはスポーツをする際、あるいは練習する際に、お口の中に入れるものです。
例えばボクシングのマウスピースなどは有名かと思います。
今現在、実はマウスガードを使用して行われているスポーツはかなり増えています。
中には、試合に出場するには必ずマウスガードを装着していることが必須になっている競技も多いのです。
そもそもマウスガードをする目的とは何でしょうか?
それはスポーツをしている途中、顔面をぶつけたりなどして骨折してしまうことがあり、それを守っているのです。
マウスガードは特に上アゴを守る役目が大きいです。更に、上の前歯を折らないように。また、舌をまちがえて噛み切ってしまわないように、などです。
スポーツの競技中における怪我から体を守っているわけです。
コンタクトスポーツではとても激しいぶつかり合いがありますので、マウスガードを着けないまま行うことは危険です。
マウスガードの形として大切なポイントがあります。
①上アゴの唇の内側を広くしっかりと覆っていること。
これはやや大きくて邪魔と感じるかもしれないくらいでも、確実に入りこんでいることが重要です。
ここにクッションが入っていることが上アゴの骨折をカバーしているからです。
②上と下のは全体が均等に当たっていること。
咬み合わせのバランスが悪いとスポーツに十分集中できなくて、自らの運動能力を発揮できないということになります。
咬み合わせは十分な調整をしておくことが重要です。
③材質は、硬すぎず、軟らかすぎないこと。
材質が硬すぎると歯や歯茎を痛めます。また軟らかすぎては役に立ちません。
またそれ以外の注意点としては、マウスガードはある程度の厚みがあるため、最初使用する際には、邪魔と思うくらいの違和感があることが多いです。
まず、練習時にしっかり装着して慣れること。更に歯科医院で、もう一度診てもらい調整することがよいです。