「次亜塩素消毒は良い?」
こんにちは、だんだんと暑くなってきましたね。お元気にお過ごしでしょうか?
街の中や学校では、消毒についていろいろと頑張っているようです。
さて最近、次亜塩素酸を用いて消毒がよく行われているようです。
次亜塩素酸とは何でしょうか?
簡単に述べると塩素系の消毒剤です。
一般家庭でも使われていたことがあります。
流しやトイレの掃除に使っていたりしました。
また、水道水をきれいにするために塩素系の消毒剤は使われています。
現在コロナの関係もあり、ありとあらゆる場面で消毒をしようということになり、消毒薬が不足ぎみになっていたようです。
そのため安価な材料である次亜塩素酸が広く使われているようです。
最近問題となったのは、小学校などで加湿器などを用い噴霧状にして塩素を広い空間にばらまいて、きれいにして安全を確保することは大丈夫なのか?あるいはその薬剤に効果はあるのか?ということです。
WHOなど公的機関の見解としては、はっきりとした効果はわからないとしています。
ただ経験的に言えることはこのような塩素系消毒薬を噴霧状にすることはインフルエンザがはやる時期にはやっていたことです。
それにならって行われていると思われます。
一方、塩素系消毒剤は多量に使うことに関しては注意が必要ともいわれています。
例えばあなたは水道の水をそのまま飲んでいますか?あるいはミネラルウォーターなどを飲んでいますか?
水道水には残留塩素の問題を気にして飲まない方もいます。
塩素を長期にわたり体内に蓄積していくことは発ガン性の心配もあります。
そのような点を踏まえ、医療や食品工業などの分野ではオゾンによる消毒、殺菌が行われることが増えています。
オゾン水は体には無害といわれています。
気体のオゾンによる空間消毒は、低濃度であれば極めて安全な方法といわれています。
弱点としては機械が高値であることです。
学校などのすべての教室にオゾン空気清浄機を取り付けることは今後の課題ともいえます。
以前、知多市にあった石川島播磨重工IHIは気体オゾン脱臭除菌装置を製造販売していました。