「バレンタインと白い歯」
こんにちは、2月です。
2月にはみんなの大好きなバレンタインデーがあります。
日頃お世話になった人ちょっとしたプレゼントを渡すことによって感謝の気持を伝えるよい機会ですね。
私は個人的には、小さなチョコ1個と歯ブラシをペアで渡したりするととてもおしゃれなんじゃないかな思います。
健康志向を伝えてみてはいかがでしょうか。
さて、チョコをたくさん食べ過ぎると虫歯になってしまうのではないかと、多くの方は気にすることがあるかと思います。
チョコの中には砂糖が入っているので虫歯のリスクがあります。
一方で歯みがき粉の中には、虫歯予防や歯を白くすると謳ったものがあります。
はたしてどうでしょうか?
専門的な立場から言うと、ある一定の効果は望めるかもしれませんが、あまり期待しないほうがよいことが多いことが多いと考えられます。
歯みがきをすることによって虫歯や、歯周病は予防できます。
これは物理的に歯ブラシや、デンタルフロスなどの汚れを落としてお口の中をキレイにしていくわけです。
この際、補助として歯みがき粉は利用します。あくまで補助なのです。
あなたはどこかで「再石灰化」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
虫歯でボロボロに崩れそうな歯の表面を歯みがき粉がコーティングして修理してくれるようなイメージのものです。
多少なりともこのような修理は起きるかもしれませんが、虫歯になったものを治すというレベルでは難しいです。
また、虫歯に進行を止めることも難しいです。
その理由の一つとしては虫歯の進行は、単にその歯に虫歯菌がいるから進行するという要因だけで状況が決まっているわけではなく、その人のだ液の状態なども大きくかかわっているのです。
さらに歯みがき粉で白くするというのはなかなか難しいです。
もし、あなたの歯に食べ物の色がついたり、タバコのヤニがついたとしたら、それは、歯ブラシ、歯みがき粉で落ちることはあると思います。
ですが、先の「再石灰化」という修理が起きてさらに白くなっていくのは、あまり期待しないほうがよいと思います。
最後に、3月にはホワイトデーが待っていますね。
チョコには砂糖ではなく、キシリトール入りのものもあり、虫歯対策の打たれたものもありますので参考にしてみて下さい。