「CT検査」
こんにちは、6月です。これから段々暑くなっていきますね。お元気にお過ごしでしょうか。季節の変わり目です。このような時には普段、痛みや腫れを感じていない歯やアゴが突然気になりだすことがあります。慢性的な状態で症状がさほど気になるわけでもなかったのが、急に痛くなったりするのです。
さて今日はCTについてお話したいと思います。CTという検査はレントゲンの一種です。通常のレントゲン検査とは違いより詳しく体の中を調べることが出来ます。歯科医療においてCT検査をする場合はいろいろありますが、
1.親知らず
2.歯の根の治療
3.インプラント治療
4.アゴの骨の病気
などが挙げられます。
1.親知らず
親知らずの多くは奥深くに埋もれていることが多いです。
親知らずまた、親知らずの根が立体的に曲がって複雑な形になっていることもしばしばあります。
その親知らずの状況を確認するために検査して調べるのです。
2.歯の根の治療
特に奥歯の場合、歯の根はいくつも枝分かれしています。
その形を確認し、またそのまわりに炎症がでているか、まわりの骨が溶けていないか歯の中にヒビが入っていないかを調べて治療していきます。
3.インプラント治療
インプラント治療の場合、実際には目では見えない骨の中にインプラントを入れていくので、事前に骨の形、中の状態を確認するために検査します。
また骨のまわりの血管や神経の位置なども確認をします。
4.アゴや骨の病気などにも使われることがあります。
また矯正治療では歯が骨の中に埋まっている場合が時々ありますので検査します。
では、雨も多いかと思いますが、楽しく笑顔で生活しましょう。