「咬むこととダイエット」
こんにちは、寒くなってきました。お元気にお過ごしですか?寒くなると、家の中にこもりがちになり、出かける機会も減るかも知れません。また、健康のために運動したほうがよいとは思うのですが、いよいよ運動から遠ざかっていくなんてことは起きていませんか。ダイエットという意味において、適度な運動は日々の生活の中で是非とも取り入れたいものです。
外に出かけ、街を走ってジョギングしたり、なんてことが日常であれば理想的なのですが、実は家の中で出来るダイエットがあります。それはしっかり咬むことです。ほとんどの人は、一日3回食事をとっているかと思います。今、新たに何かを始めるわけでもなく、今のそのままですぐ、今日から出来る健康ダイエットです。
昔から、「一口食べたら10回咬みなさい」なんて言われたことはありませんか。しっかり咬んでいますか?一口食べてすぐ飲み込んでいませんか?食事をゆっくり味わうことも、ダイエットです。理想は一口食べたら30回咬むなんて話もあります。それは古来、縄文時代、人は30回くらい咬んでいたのではないかということが論文で書かれているからでもあります。ただ現代人にとってはちょっとハードルが高いかもです。一口食べたら15回を目指してみて下さい。
では、一口で15回しっかり咬んで食べたらどれだけ運動したことになるのでしょうか。これは意外に運動量としては大きいです。咬むという行動は、口のまわりの筋肉を動かし顔の色々な全体的な筋肉を一緒に使っています。
また、とても強く咬む場合は、足や体幹など全身の筋肉を使っているのです。簡単にいうと、ジョギンクで5分くらい走っていたのと同等の効果があるとも言われています。凄いですよね。先日、全国学校歯科健康研究大会が青森で行われましたが、その際東北大学の先生の発表では、最近の小学生の肥満の問題が取り上げられていました。その1つの解決方法としては、しっかり咬むこと、そしてその運動によってダイエット効果も狙うというくだりもありました。
ではみなさん、来年に向けて楽しく生活をエンジョイしましょう。