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「かぶせものが外れたとき」歯ッピーになる歯の話・その209~知多ホームニュース令和6年9月号

2024年9月18日

 

こんにちは。まだまだ暑い日が続きますが、お元気にお過ごしでしょうか?

今回はかぶせものが取れたときの話をしたいと思います。

かぶせものが取れたときには、その取れたものを持って歯科医院に行かれたほうがいいと思います。

その外れたものを戻すことも1つの方法ですが、そのかぶせものが再度使えるのか、またはもう無理なのか。

それは歯科医師によって状況判断をしてもらった方が良いです。

このようなかぶせ物が外れた状況で来られる患者さんは時々おられますが、患者様の希望はそれぞれです。

例えばかぶせたものをもう一度再利用してつけることはできないだろうか?と言ってくる方、一方で、もう外れたものは古いのでどうせ壊れると思うし、それをつけたくない、新しくしてほしいと言う方。

この2つの希望は全く違う方向性の話となっていますが、いずれにしてももし取れたものが手元にあれば必ず持っていかれることをお勧めします。

それはどうしてかといいますと、その取れたものがどのような状態になっているのかを確認してもらったほうがいいからです。

以前どのような状態だったのか、どのようなかぶせものだったのか、そのかぶせものが傷がついているのか、壊れているのかなど、その状況を見ることによっても、今後の治療においてどのようなことが必要かが予測できるからです。大切な情報です。

また外れてくるからには、何らかの理由があります。

例えばとても古くなって、セメントも壊れてきて、だんだんぐらぐらしてきたから外れたと言うような状況。

あるいは歯周病が進行し、全体的にいろんな歯に負担がかかってきていて、特にかぶせものの歯には強く力がかかっていたために壊れてきた。

このような状況であれば単に1本の歯が取れたと言うだけではなく、歯周病の進行の評価も必要となってきます。

歯周病で歯がぐらぐらしているのにもかかわらず、単に戻すだけではまた悪くなっていきますし、しっかり噛めない痛くなるなど、様々なことが予測されます。

もう一息で秋に向かいます。元気に笑顔で過ごしましょう。

 

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