インプラントの種類
あなたの骨(歯槽骨)を再生させる方法
インプラントというのは、骨(歯槽骨)に埋め込みます。
ということは、インプラントがきちんと埋まるだけの骨の高さと厚みがなければインプラントが飛び出てしまい、インプラントをすることはできないのです。
そして、歯が抜けてしまった場所は、患者様の年齢が高くなるほど、骨(歯槽骨)の高さが低くなり、厚みもなくなっていることが多いのです。
ですから、インプラントをすることが年齢を重ねるに連れて難しくなるのは、年齢的な問題というよりは実はこの骨(歯槽骨)の高さと厚みがなくなってしまい、インプラントを埋めることが出来ないという問題なのです。
そこで
GBR法(骨造成法)であれば、ある程度までの骨吸収に対応することができます。
しかし、上顎の奥歯の場合にはGBR法では対応できず、
ソケットリフト法やサイナスリフト法でなければ対応できない場合もあります。
他にも、スプリットクレスト、ディストラクション、骨移植など様々な方法を、小島歯科室では行うことができます。
当院では過去に3000本以上のインプラントを埋入しております。
以前、断られた患者様も一度当院までご相談下さい。
治療期間を短縮するインプラント法
「インプラントはやってみたいんだけど、そんなに期間がかかるんじゃな~」
「何とかして、もっと早くできないの?」
「どうせ、やるんだったら、一刻も早く終わらせたい」
インプラントは素晴らしい治療法ではありますが、やはり期間がかかることが最大のネックです。
しかし、これまでの様々な研究開発によって
インプラントの治療期間を短縮する方法が開発されました。
それが「抜歯即時インプラント」と「即時荷重インプラント」です。
抜歯即時インプラント
抜歯即時インプラントとは、抜歯をすると同時にインプラントを埋め込むテクニックです。
数年前までは、難しいテクニックとされてきましたが、今では大変多くの研究と技術開発がなされ、
抜歯即時インプラントは本当に素晴らしい治療方法になりました。
腫れや痛みがほとんど出ません。
しかし、良いことばかりではなくデメリットもあります。
それは、歯科医師に高度な技術が必要であることです。
切開をするわけではないので、肉眼で確かめながら処置をすることができないために、
多くの経験および、技術がないと失敗してしまいます。
抜歯即時埋入法のメリット
- 切開しなくてすむ
- 治療期間が短い
- 処置後に腫れない
- 痛みが少ない
- 2回していた外科処置が1回で済む
- 審美的にすぐれている
即時荷重インプラント
早期荷重インプラントはインプラントを埋め込んでから8~10週間以内に仮歯を入れることであり、
即時荷重インプラントは、48時間以内に仮歯を入れるものです。
患者様にとっては、インプラント手術後に歯が入っていない不快さ、不便さから開放されるとともに、通院回数や痛み、腫れなどの負担を軽減できるというメリットがあります。
即時荷重インプラントの必要条件
- 即時荷重インプラントは下顎の歯が全部ない場合に行うことが勧められる
- インプラントを埋め込んだときに歯と骨の強固な初期固定が認められる
- インプラントを埋め込んだ後も失敗を未然に防ぐ為に
共振周波数分析などで定期的に固定度のチェックを行う - かぶせ物の精度の高い適合が重要
- 患者様に対するリスクの説明と患者様の理解
このように実はどんな場合でもできるわけではなく、かなり良い条件が揃っていないと、即時荷重インプラントを行うことはできないのです。
したがって、素晴らしい治療法ではあるのですが、適応可能な患者様が非常に限られるということが欠点です。
前歯の場合、審美的に目立つので、仮のインプラントを利用して、その日のうちに仮歯まで入れることもあります。
多くのインプラント症例を経験しております。