暑い日が続いています。そんな日には、冷たいビール、麦茶などがほしい、ゴクッゴクッ飲んでみたくなりますね。実はとってもおいしい飲み方があるんです。それは歯ミガキをしっかりしてお口の中をさっぱりさせてから飲むことなんです。
みなさんぜひ、一度試してみて下さい。すると、もう毎回、歯ミガキなしでは飲めなくなりますよ!?
さて8月も半ばで、もうすぐ夏休みも終わってしまいますが、この夏休みには、歯並び、噛み合わせの相談に医院を訪れる方が、とても多いです。特に最近では、お父さんも一緒に来られるケースが増えています。
休みを利用して、一度お母さんと一緒に話をどうせなら聞いてみたいということなのでしょう。お母さん一人が説明を聞いて、それをお家に持って帰って、そのあとのよくある会話はお父さんに「え、それで」「どうして」「ってことはどーなるの?」などと、お母さん質問攻め。たまったものではありません。だからお父さんも縄をつけて連れてくるのでしょうか?
またお子さま自身も、矯正治療を始めるにあたり、決意しやすい時期といえるでしょう。普段、学校生活、塾に追われている時とは違い、一つの大きなことをやる決断をじっくり考えて受け止められる時間があるわけです。あるBさんの具体例を少し紹介します。その電話はある夏休みの午前中に突然かかってきました。お母さんより「やっぱりうちの子の歯並びがどうしても気になってきました。以前言われた通りにさらに曲がってきた様に思います。すぐに相談に行きたいので約束を取りたいです。できれば夏休み中に。お父さんって一緒に連れて行ってもいいんですかね?」「そうですか、それは心配ですよね。早い方がいいですね。今日の3時ならキャンセルが出ましたので、すぐに見れますが、ご都合はいかがですか。」「えー、はいはい。」「お気をつけて、お待ちしております。」
そして午後3時、小4のBさんは、「え、今日もう器具つける?」「どんなの?見せて!」「今日は型取りだから器具が入るのは次回、2週間後だよ。」「あー、そうか、びっくりした。」「じゃあ一緒に頑張ろうね。」
お父さんより、「この子でも出来ますか。大丈夫ですかね。そのネジ、本当に回せますか?ちゃんと回せなかったらどうなってしまうんですか?」「お父さん、Bさんは、こちらの話もよく聞いて理解力のあるお子さんです。本人に任せて大丈夫ですよ。自分の健康の為に、自分で努力することが大切です。そしてこの矯正治療を受けていくことは本人にとって健康の勉強なんです。自分で身をもって学んでいくことがいいんです。でもどうしてもうまく器具のネジが回せない時は、お父さん、お母さんが回してあげて下さい。」
そして2週間後、Bさんは器具をお口の中に入れました。こちらの説明をよく理解して頑張っています。ご両親も一緒によくお口の中を観察している様で、サポートもばっちりです。Bさんにとってこの夏休みの出来事はこれからの長い人生の中で、きっといつか想い出すすばらしい体験になったと思います。
最後に、健康は大切です。子供にとって健康それは、もしかしたら、当たり前のことかもしれません。
しかし健康はたんに与えられるものでもなく、自ら努力して勝ち取ることもあります。塾で頑張るのも一つ、スポーツを頑張るのもすばらしい、矯正を頑張るのも同じです。子供は学び、成長していきます。