●上手になるとはどういうことか●
基本が大事。数をこなすことより、目の前の症例をしっかりやり遂げること。インプラント、審美、矯正等もできるようになれたらと思うが、その一歩は基本的な根治、P処、CR等から始まります。
さらに、実は患者とどう距離をうまく取れるかにあります。
とっても関係がよい患者(お互い信頼関係あり)と、
歯科医師の事を「この人は大丈夫か?」と疑っている患者
どっちがやりやすいか。やりにくい関係の患者のCRを確実にやるのは大変です。
柔道でいえば、形にはまっているか、寝技で確実に一本取れる一流選手は、いきなり離れ業で横四方固めを決めている訳でもなく、だんだん追い込んで確実に自分が押さえ込める状況に持っていってから、落ち着いてゆっくりと100%確実に一本を取っていきます。失敗はしません。
歯科医療でいえば、患者との関係を良好にもっていき、やりやすい関係で気持ちを落ち着かせ、安心して確実に自分の力を発揮すること。
うまくっていない緊張のもと、嫌な患者の寒天アルジネートをとっても、もしかしたら寒天マージン部が切れてしまうのではないかとヒヤヒヤしながらやることに。一方信頼関係のある患者なら「より良い治療をするために、念のためもう一つ型をとっておきますね。」で済む。こんな関係の場合の方が失敗も少ないし、お互いに気持ちよく治療できますよね。
●これからのドクターに必要なこと●
色々なことが挙げられますが、枚挙にいとまがないと思います。が、特に若いドクターにとっての焦点を絞っていくと、以下の4つがまずは考えられると思います。
@技術(テクニカルスキル)
Aスタッフ指導力(ヒューマンスキル)
B対患者様との関係構築力(ヒューマンスキル)
C番外(コンセプチュアスキル)
@技術
技術は言うまでもないことですが、大学等でいろいろ学ばれたと思います。そして更に高いレベルを目指そうとしているのではないでしょうか。
釈迦に説法になるかと思いますが、技術(スキル)は基本が大事です。基本の積み重ねの延長線上に、審美、インプラントはあります。コンチ、P処をしっかりやってあり、隣在歯もしっかりCRしてあるからこそ、咬合を全顎的に評価しているからこそじゃあセラミックを入れて仕上げていこうか…となる訳で。
パーシャルデンチャーの咬合が評価できるからこそ、ではこの場合インプラントにしたら、どう快適になるのか、だからインプラントも選択肢ですね…となっていく訳です。
また、矯正治療も乳歯の基本治療、TBI等を上手く出来て、その先に治療計画のプレゼンテーションとなります。確かに矯正治療の治療計画を立てるのは、経験のほとんどない若いドクターには無理があるかと思います。しかし、矯正治療も同様、基本を1つ1つ積み重ね、1級症例のみならず、2級、3級もやがてはできるようになります。
けど、これらの基本治療をしっかりやっていくには、普段コツコツと努力できるかという点があります。私自身、卒直後大学病院補綴科に入局して、毎日夜12時迄は勉強、技術の練習をしていました。日曜日にも出勤して、ほとんど人の少ない技工室で思う存分使えてやりがいがありました。日々抜去歯牙を削り、形成の練習、抜髄の練習、TEKを作る練習、個人トレー、咬合床も作りました。(当たり前かもしれませんが…)そして、それを患者の口の中に入れると、今一つうまくいかない。どうしてか。あるいは、自分が形成して自分1人で印象したCr、ワックスアップしてキャストまで自分でやったCr,けど入らない、高い、すべて自分でやったこと、自分のせいなんです。どこが下手なのかよくよく考えさせられました。(こういった努力をしろとは言っている訳ではないのですが…)
いづれにせよ、日々コツコツと努力できるか…です。毎日早く帰って遊びたい。日曜日位はゆっくり自由にしたい。若い人なら当然です。けど、そのこと以上に自分は上手くなりたいと思っているか。どうしても技術が向上したいと思い努力できるか…。残念ながら多くの若いドクターはそこそこの努力はしますが、トコトンはやらないですね。だからチャンスなんです。いかにも偉い先生の話や講演は聴いてみたいが、実際は自分で行動というレベルでは努力していないです。患者は実験台ではないので、まずは模型、抜去歯牙で練習でしょう。けど、ちょっと本で読んだり、知識は欲しがるのですが、1つの知識に10の努力が伴っていないです。
技術が伸びるには素直さが大切です。「素直さ」とは何か。
それは「相手が言ったことを、ああそういう考え方、やり方もあるんだなと、まずは一旦受け止めること」です。素直でない人に、他人は一生懸命関わりたいでしょうか?
その人のために何か全力で教えてあげようと思うでしょうか?
私自身、大学で後輩に教える際、素直に話を聞ける人には1つの質問に更にその先の可能性までたくさんのことをより教えてあげようと感じます。が、一方素直でない人には、まあさらりと教えて終わりですね。
あなたはどうして上手くなりたいのか(技術をレベルアップしたいのか?)
これは大切な質問です。技術レベルアップは自分の為ですか?確かにそうかもしれません。けどそれだけではダメです。技術レベルアップは患者のため、一緒に働く歯科医院スタッフ全員のため、そして結果的に自分のためになっているのです。ただ自分が上手くなれさえすればよい…という人と一緒に頑張って、スタッフが協力的に働こうと思いますか?患者は誰のために治療を受けているのですか?そのドクターの腕を磨くために治療に来ているのでしょうか?違いますよね。あなたがもしフランス料理のレストランに行って、そこにいるシェフが自分は自分の料理の腕を磨く事のために料理を作っていると言われたらどうでしょう。それよりもお客様に喜んでもらうためにいい料理をだしたい、と言ってもらいたいですよね。
技術を磨くこと、それは患者のためであり、一緒に働く歯科医院全員のためです。そしてそれは必ず自己成長に繋がっています。
Aスタッフ指導力
ドクターはそうなったとたん、上司という仕事がある訳です。ドクター1年目でもスタッフにとっては先生です。
治療は1人ではうまくいきません。ただ、歯科アシスタントはいなくても治療はできます。実際私は大学病院ですべて1人でやっていました。(私のいた第2補綴科はそういうシステムでした)
患者を治療台に導入する。エプロンをかける。次回のアポイントを取る。使い終わった基本セットを自分で流しに持っていき、新しいものと交換する。バキュームは自分で持って排唾管を使う。印象も1人で採る。石膏を流すのは自分。やればできます。
1人でやることのメリットは、上手くいかない時、自分は何がダメなのか、どこを失敗しているのかがわかる事です。けど、受付、会計はできないですよね。医院全体の掃除、滅菌、どうしても人の助けは必要です。また、開業医において効率的、安全安心に治療を進めるには、歯科アシスタントは必要な場面があります。歯科アシスタントが上手か下手かではなく、いかに1人1人のスタッフに力を最大限に発揮できるようお互い協力しながらできるか。これも治療に関わってくるのですから大事ですね。
けど、このスタッフ指導力ってそんなに難しくないんですよ。何も特別な事をやる必要はないです。治療上必要な事を、ただ伝えるのです。怒らずに…。うまくいかないことは自分(ドクター)のせい、うまくいった時はスタッフのおかげ。
よく聞く話…歯科衛生士はちょっとばかり知識があって生意気だ。歯科助手はわかってなさすぎだ。こいつ大丈夫?
まあ、そんな先生達の気持ち、よーくわかります。自分も昔いろんな医院を見学した時見たような気がします。生意気な、わかったような顔をしている歯科衛生士がいると感じたら、おだててあげて下さい。あまりにわかっていない歯科助手がいたら、優しく教えてあげて下さい。そんな中で自分が成長していくのです。
B患者との関係構築力
私は以前ドクターになったばかりの頃、子供の患者に苦手意識を持っていました。当時自分には子供はいませんので、子供のことがよくわかりませんでした。また、意味を理解しない子供と話をするのが不安であり嫌でした。
実は補綴科に残っていたという事もあり、大人なら自信あるけど、子供はあんまり診たことがないので、まあ子供は診なくてもいいや…ぐらいの気持ちもありました。
ちょっと補綴に力を入れている先輩なんか「ここ10年乳歯は診てないなあ。」なんて言われ、まあいいのかな…なんて錯覚していました。
これは私の経験ですが、現在まで多くのドクターを見てきて思った事ですが、どんなドクターも8割の患者とはうまくいくものです。残り2割はうまくいきません。例えば、私がうまくいかない2割の患者は、他のドクターだとうまくいくんです。人の相性ってあるんですね。
だけど私達はプロですから、できれば多くの人とうまくやっていきたいものです。そのためには、まず自分らしさを大切にすること。けど、あまり強く個性的にでることは避けましょう。
患者にとって先生とは、真面目で優しい人、それぐらいで十分です。で、少しだけそドクターなりの個性、アイデンティティーを覗かせればOKです。面白い先生とかすごく話し上手とか、そんな必要は実はないですね。私自身、話が面白い先生をみて「あっ、この先生のマネできないかな?」と思ったことがあります。参考にするのは良いですが、自分らしさを変えてまで、最初はそう焦らなくてよいと思います。
ただ、先程書きましたように「真面目で優しい人」ということなので、なれなれしい、フランクというのが素な人は考え直した方がよいです。
今歯科医療はちょっとした事で誤解を生み、クレームをつけられかねません。礼儀を大切に、患者への挨拶は必至です。社会人として対等な常識対応は十二分におさえておいた方が良いです。その先に少しの個性が出ていれば患者は共感してくれます。
ちょっとだけ難しいことを書きますが、より患者との関係構築力をレベルアップしていくには、自己分析が必要です。そして、他の人からの第三者のアドバイスを受けることも必要になってきます。すなわち、今ある自分のよさを更に磨きつつ、自分のフォローできてない甘い点を補っていく努力です。
このような自己分析・自己成長は、単なる知識・技術ではなく、人間性と創造性の能力が試されていきます。
「口腔外科にいたから、あまり歯は削ったことがない」
…大丈夫です。歓迎します。
「有名な先生の医院で勤めたけど、写真撮ったり、スライド作ったり、アシストしかやらせてもらえなくて、全然、患者さんを診させてもらえない」
「とにかく短時間で数をこなさなければいけないので、技術が上手くならない」
「保険診療ばっかりで高度な治療をやらせてもらえない」
「院長は毎日、忙しくて全然、教えてもらえなくて『これで良いんだろうか?』と思いながら診療している」
「時間におわれて毎日、何十人という患者さんをこなさないといけないので肉体的にも、精神的にも疲労しきっているけど、自分の技術アップのために得られているものがあまりない」
「自費の患者さんも少しはやってみたい。セミナーで習ったことをやりたいんだけど、やらせてもらえないから頭では分かってるんだけど、実際にやったことがないからやってみたい」
このような勤務医の先生が多いのではないでしょうか。
今まで多くの勤務医の先生と話してきましたが、このような不安・不満を抱えているDrがとても多かったです。
私自身は以前に勤めていた吉木デンタルクリニックさんでは勤務医としてやりたいことを存分にやらせてもらい、大きく成長させてもらったと自分自身が思っているので自分の医院で勤める勤務医の先生にはそのような環境を整えたいと思っていました。
勤務医の先生にはうちの医院に勤めることによって、治療技術・接遇技術がアップして開業できるようなレベルまで高まってほしいと考えています。(終身雇用も歓迎です)当院では以下のような条件が揃っているのでDrのレベルアップになると思います。
1.研修カリキュラムが充実している
当院では以下のような研修カリキュラムを用意しています。
- 研修期間(3ヶ月)の間は形成、セットのたびにチェック、指導、フォローを行います
- 研修期間後は不安がある症例について、チェック、指導、フォローを行ないます
- 模型・抜去歯牙を使った形成・感染根管治療の実習
- 咬合器を使った義歯の補綴実習
- ペリオ相互実習
- 頭蓋骨の模型を使ったインプラントのアドバンスの練習
私、院長の小島利文は厚生労働省指定の研修医指導医です。あなたにマンツーマンで指導を行います。
2.技術アップに必要な患者さんを診ることが出来る
当院では毎朝、Drが集まって診療前にカルテ・レントゲン等をチェックし、お互い相談しています。
毎週行われる症例検討会では初診患者さんのパノラマを診ながら、治療方針の検討を行います。
今、そのDrが技術アップに必要な症例の患者様を配当するようにしているので、いきなり無理な患者さんを診させられることもありませんし、いつまでもできる治療ばかりをし続けるということもありません。
3.1人1台のチェアで1人30分の治療をするので技術を高められる
当院ではDrが1台のチェアを担当し、30分1人の患者様を診ていただきます。
ですので、時間に追われて手が荒れてしまうのではなく、時間をかけて自分の技術を高めることができます。
時間におわれて、早く終らせることばかりを考えて、診療を続けているとある一定の範囲以上に技術が上手くならないという悩みを抱える心配がありません。
4.インプラント・矯正が出来るようになる
インプラントはこれからの時代に欠かすことのできない治療法だと思います。
インプラントを開業するまで見たことがないのと、開業前にオペに立ち会っているのでは大いなる違いがあります。
私も随分、時間とお金をかけてインプラントをマスターしましたが、その時間とお金を開業して診療しながら確保するのがとても大変でした。
もし、あなたが開業を考えているのであれば、開業するまでにインプラントを勉強した方が良いと思います。
また、当院では勤務医の先生がインプラントを勉強できるようにインプラントのオペにつく機会をもうけ、手取、足取り、指導を行います。
矯正治療においてもまったくやった事がなくても、院長と一緒に患者様を診ることから始めますので着実に実力がつきます。
5.幅広い年代層の患者様を数多く診ることが出来る
当院には幸い、多くの患者様が来院されます。
年代層も子供からお年寄りまで幅広くいらっしゃいます。
ですので、小児歯科治療から義歯まで、どれも偏りなく、診ることが可能です。
当院で勤務すれば、開業したときに初めて義歯を作ることになってどうしようかと思った、もしくは開業するまで子供を診ることが少なかったので開業してから子供の治療で苦労したというようなことはありません。
また、それぞれの症例を数多く経験できるので経験値が高まり、技術を向上させることが可能です。
6.治療は勤務医に丸投げではなく、不安がある治療などは院長や先輩Drがそのたびにチェックして、フォロー、指導を行いますので安心です
研修期間の3ヶ月は形成するたび、セットするたびにチェックをします。
チェックがOKになったら、次は不安がある治療などは院長・先輩Drがチェックして、フォロー、指導を行いますので安心です。
その場では、代わりに修正して、診療後に図で書いて説明し、課題を与えますので分からないこと、できないことがそのままになりません。
7.フルマウスの治療ができるようになる
当院では勤務医だからといって1本1本の治療しかやらせないのではなく、フルマウスの治療もアドバイスを受けながら、取り組んでもらいます。
このような症例にも、院長がアドバイスをしながら診てもらいますので、1本1本の歯を治すことだけでなく、咬合・歯周・補綴などを考慮した一口腔単位の治療が出来るようになり、Drとしての自信を身につけることが出来ます。
特に、自費治療などは勤務医の先生にはやらせてもらえないことが多いと思いますが、当院では自費治療も自分で決めた患者様に関してはどんどんやってもらうようにしています。
「この人は自費だから無理」ということもなく、勤務医の先生にもそのステージに応じた自費の患者さんを診るチャンスがあります。
また、自費治療に関しては特に、院長が治療のステップごとにしっかりとしたチェックを院長が行いますので、スキルが上がります。
8.セミナーで勉強したことをどんどん実践できる
多くの勤務医の先生がセミナー勉強したことをなかなか実践できないという悩みを抱えています。しかし、当院ではセミナーで勉強したことやDrがやりたいことは「どんどん、やってくれ」というスタンスなので、積極的に勉強したことを実際の患者様に実践することが可能です。
また、そのようなセミナーで勉強したことを実践する際にも、院長がマンツーマンで指導を行いますので安心して実践することが出来ます。
やはり、勉強したことを実践しないと頭で分かっているだけで、本当に分かってないんですね。実際にやることで、本当に分かったという感覚と技術を身につけることが出来ます。
なお、もうすでに十分に経験がある方には、それなりに実力の発揮できる場がありますので、その能力を存分に生かして治療をしていただきたいと思います。
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小島歯科室 院長の小島利文です。 |
小島歯科室では、現在、多くの患者様に来院していただいており、歯科医師が不足している状態です。しかし、そうは言っても、「歯科医師の資格があるなら、誰でもいいよ」「歯科医師だったら誰でもいいよ」というわけではありません。
当院では、歯科医師も「チームメンバー」だと思っております。「歯科医師」と「医院」が別々ではなく、歯科医師も医院も同じ方向を向き、一体化していきたいと考えています。だから、「ドクター」ではなく「チームメンバー」なのです。
当院の考え方は「患者様を笑顔にし、その笑顔を守り、患者様が素晴らしい人生を送るお手伝いをする」というものです。私たちは、そのために頑張っています。
あなたがイメージする歯科医院とは違うかもしれません。あなたはあなたらしく活躍できる場がうちの医院にはあります。次の6つのことに私たちは力を入れてます。あなたらしく活躍できそうなものがきっと見つかるはずです。
1.笑顔
まず、私たち自身が笑顔でなければいけません。患者様を笑顔でお迎えし、不安そうな患者様の不安を和らげる笑顔、患者様に「ここなら安心だ」と思っていただける笑顔で一杯にしてあげたいと考えています。
2.元気
多くの患者様は歯科医院に来るときは元気がありません。不安や悩みを抱えているわけですから、当然かも知れません。そのとき、私たちスタッフが元気がなく、疲れた表情で、やる気もなく接してしまったら、患者様を笑顔にすることはできません。それよりも、不快な想いをさせてしまいます。
患者様に元気を与えるような応対、それが私たちの考え方です。
ですから、難しいことではないのですが、「○○お願いします」と指示があったら、だれでも「はい!」と大きな声で返事をするようにしています。また、患者様には「こんにちは!」「お大事にどうぞ!」と大きな声で挨拶しています。
このような取り組みが多くの患者様を笑顔に元気を与えていると思います。
3.コミュニケーション
多くの歯科医院では、しずかーに診療しています。
しかし、当院は全く逆です。
患者様との明るいコミュニケーションで溢れています。
患者様との信頼関係はコミュニケーションの量に比例すると思っています。
もちろん、診療も忙しいですが、忙しい中でも、患者様とたっくさんのコミュニケーションを取ってもらっています。
当院は患者様との会話、笑い声で溢れています。
4.歯に対する価値観を高める
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患者様とお話しするカウンセリングルームです。 |
悪くなった患者様の歯は治さなければなりません。しかし、治療に当院で通う中で、患者様自身が歯の重要性に気づいてほしいと真剣に考えています。普段の生活の中で、患者様が自分の歯について考える機会はほとんどありません。
だからこそ、当院に通う中で、私たちが患者様に歯の重要性を伝え、「そうか!歯っていうのは本当に大切なものなんだ!」と思っていただきたいのです。そのために、当院では患者様にカウンセリングルームでしっかりと説明するカウンセリングのシステムを構築しています。
このようなカウンセリングを通して、その後のメンテナンスに通っていただき、信頼関係を構築し、ご自分で自分の歯を守れるようにサポートしていきたいと考えています。
5.患者様の歯を守る
患者様がず〜っとご自分の歯で美味しい物を食べていただき、生活を楽しんでいただくためにも、3ヶ月に1度の定期健診にしっかりと通っていただいてます。歯科衛生士は患者様の口腔内をケアし、患者様がセルフケアできるようにプロの仕事をします。
多くの患者様が痛くもないのに、笑顔で来院して、笑顔で帰っていかれます。
また、まだ歯が悪くない子供の歯を守り、一生、健康な歯で過ごしていただけるように、子供向けの虫歯予防クラブを結成し、入会者数は500人を超えています。このクラブには歯医者嫌いの子供ではなく、歯医者好きの子供が来院し、泣くのではなく笑顔で帰っていきます。
そうやって、小さいうちから歯に対する正しい知識と価値観と習慣を身につけてもらっています。
6.医院を良くする
歯科医院はチームです。チームリーダーである院長はどうしても診療にほとんどのエネルギーを使ってしまいます。医院の細かいところまで目が届きません。「だったら、さぼっちゃえ」ではなく「ここはこうしたら良いのではないか」と一人一人が考え、スタッフひとりひとりが「私は関係ない」ではなく「自分の医院なんだ」という気持ちで働いてくれています。
常に問題は起きるものです。それを院長ひとりが考えて、あれやれ、これやれ、そんな仕事、やりたいですか?やりたくないですよね。どうせ、やるんだったら、自分で考えて、自分で行動する方が良いと思いませんか?
うちの医院ではドクターにもそういう風に仕事をしてもらってますし、そういうところで、やりがいを感じている部分もあるんだと思います。
7.わくわく楽しい歯科医院作り
それと、ドクターが楽しく働いてくれているのは、うちが「わくわく楽しい歯科医院」を目指しているからかもしれません。
ほとんどの患者様は「歯科医院というのは痛くて、怖くて、行きたくないところ」だと思っています。しかし、小島歯科室では「歯科医院は楽しいところ」と思ってもらえるような取組みをしています。
そのほんの一部をご紹介すると・・・
(1)院内新聞の発行
スタッフが協力して、毎月スタッフ皆で記事を作り、院内新聞を発行しています。
患者様からとても喜んでいただいております。
(2)ケーキ教室
7・8・11・12月の年4回、待合室において、小学生中心の子供と我々スタッフみんなで 「砂糖を使わないケーキ」 教室を開催しています。親御さんからも好評です。
(3)予防クラブ
先ほども申し上げましたが、当院には、お子様の歯を守るための予防クラブというのがあります。
入会されたお子様は3ヶ月に1度、来院していただいてメインテナンスを受けるのです。
メインテナンスを受けるだけでなく、プリントファイルにお口の状況を記入したり、頑張って通うとご褒美がもらえたりします。
(4)ハロウィンイベント
2008年10月にはハロウィンイベントを開催しました。イベント期間中は院内をハロウィン一色にして、受付では、ハロウィンのプチプチプレゼントとして、キシリトール入りガムを配りました。
患者様からも「歯医者さんに行くのが楽しくなった」と大好評でした。
うちのスタッフはこれまでお話した7つのことにも一生懸命、取組んでいるからこそ、うちの医院の仕事は決して楽ではないのに、やりがいを感じて頑張ってくれているんだと思います。そりゃ、ずっと仕事をしていれば、嫌なこともあるし、辛いこともあると思います。でも、それをみんなでカバーしあって、励ましあいながら、自分たちの目標を達成するために頑張っています。
あと、私が大切にしているのは勤めていただいた方には、長く勤めてほしいということです。できれば、結婚しても、出産しても、仕事を続けて欲しいですし、復職できるようになっております。ですから、多くの方ができるだけ長く勤めていただける歯科医院を作って行きたいと考えております。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
いかがですか?力を貸していただけそうでしょうか?
もちろん、この文章だけではよく分からないところがたくさんあると思います。
ですから、「少しでも良いな」と思っていただいた方は是非、見学にいらしてください。
見学は大歓迎です。是非、当院の良いところも悪いところもたくさん見てください。
人間にも合う、合わないがあるように職場にも合う、合わないはあると思います。
それを是非、見学で確認してください。
条件だけではわからない、行ってみないとわからない何かが必ず、あると思います。是非、それを見学で感じてから判断してください。
あなたが当院に見学に訪れる日を楽しみにしています。
見学希望、面接希望の方は、下記の問い合わせフォームからお申込下さい。
私は、こんなうちのスタッフが大好きです。
是非、うちのスタッフの紹介文を読んでください。
スタッフがどんな気持ちで働いているかが伝わるはずです。
うちのドクターの紹介
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古根 昌江 先生 |
趣味:ジム・押し花
- 好きな食べ物:ちらし寿司
- 休日の過ごし方:のんびり&時々アウトドア
- 大切にしていること・物:家族
- モットー:全力投球
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永山 聖 先生 |
- 趣味:読書・映画鑑賞
- 好きな食べ物:トマト・納豆・トウモロコシ
- 休日の過ごし方:早起きして、家事を午前中にすませて、外出すること
- 大切にしていること・物:時間・周囲への気配り
- モットー:自分に厳しく、他人に優しく
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木暮 真啓 先生 |
- 趣味:フットサル
- 好きな食べ物:お寿司、エスカルゴ
- 休日の過ごし方:ドライブ
- 大切にしていること・物:自由な時間
- モットー:日々成長
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芳金先生の感想文
長い学生生活を終えて、5月から始めて歯科医師として働くこととなり、最初はとても緊張していました。歯科医師である前にまず社会人としてしっかり働くことが出来るか不安がありました。ですが、見学に行ったそばから院長先生のアシストの手伝いをすることとなり、最初から自分のするべき事がたくさんあり、とりあえず体を動かす事から始めました。慣れないこともたくさんありましたが、周りの皆さんに分からないことを教えて頂きながら少しずつ体が慣れていきました。
まずは物の置いてある場所を覚え、レントゲン撮影などの技術的なことは練習し失敗しないようにそしてなるべく早く撮れるように、患者さんを導入する際やドクターとしての説明は丁寧に明るく自信を持った態度でなどまず基本的なことを学びました。最初の1ヶ月ごろは言われたことをしっかり行っていれば良かったのですが一ヶ月を過ぎると自分で先回りし言われなくても自分で行動する事が大切ということを感じさせられました。
それが最初はとても苦手で考えて行動する事がなかなか出来ませんでした。ですが忙しい開業医ではゆっくりしているひまがなく、とにかくちょっとした時間でも何が出来るかを常に考えて即移行することが重要であることを学びました。アシストをたくさんしたので自分が治療する際、手順がしっかりと頭に入り必要なものなどもスムーズに用意する事ができ、この経験はとても役に立ちました。一生懸命仕事をしているつもりでもどこかでミスをしたり報告するのを怠ったり、気付いていないうちにしていたりで怒られたり注される事もたくさんありました。
怒られることを恐れて積極的に行動できなくなり、怒られる事から逃げる姿勢になったりした時もありましたが、「院長先生から怒られる事を恐れてはいけない今は怒られて成長する時、筋肉痛なくして成長なし」という言葉を頂いて逃げてはダメなんだなということに気づかされました。
最後に、院長からあなたへのメッセージ
当院ではこれまでのような歯科医院とは違う歯科医院を目指しています。もしかしたら、これまではドクターが治療して、わがままだったり、短気な院長のアシストを嫌々、やっていたかもしれませんが、当院では違います。
脇役を嫌々やるのが仕事ではなく、あなたが主役になる場がたくさんあるのです。やる気のあるあなたがやりがいを感じられる場がたくさんあるのです。そんなあなたが存分に躍動できるステージがここにあります。
あとは主役であるあなたの登場を待っています。
募集は新卒、既卒を問いません。
以下が採用条件となります。
是非、一度、見学にお越し下さい。
あなたと熱い話が出来るのを楽しみにしております。
設立年月日 |
平成9年4月1日 |
医院長名[出身大学] |
小島 利文 [東京医科歯科大学卒 補綴科(クラウンブリッジ)出身]
得意分野 [審美補綴・ホワイトニング・インプラント・矯正] |
ユニット数 |
6台(GC4台、タカラ2台) |
レセコン |
コンピューター |
土地及び建物の概要 |
自社ビル1F Pあり |
院内ラボ |
無 |
診療時間 |
9:00〜12:30/14:30〜19:00
(土) 9:00〜14:30 |
スタッフ人数
(パート含む) |
18名( Dr.常勤 4人 ) DH 5人 DA5人 受付2人 事務2人 |
医療設備 |
セファロ、デジタルレントゲン、口腔内カメラ、位相差顕微鏡、カウンセリングルーム(2)、コンピューター予約システム、DH/予防専用ユニット(2)、スタッフルーム |
関連施設 |
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交通機関 |
名鉄 太田川駅 より 知多バスで約5分 徒歩5分。マイカー通勤可。 |
【求人情報】 |
職務区分 |
常勤歯科医師 |
募集科目 |
一般歯科 小児歯科 審美歯科 インプラント 矯正歯科 口腔外科 予防歯科 (口腔外科出身者 特に歓迎) |
応募資格 |
歯科医師 (男女) |
求人数 |
2名 |
年齢・経験年数 |
年齢不問・年数不問 |
勤務時間 |
8:30〜12:30 14:00〜19:30
(土) 8:30〜14:30
( ※14:00〜14:30 カンファレンス等あり ) |
給与等(税込)金額は目安です |
●固定40〜100万
【給与詳細】
賞与支給制度:年3回(入社1年目無し)
定期昇給制度:有
退職金制度:有 3年以上勤務 円満退社
試用期間:3ヶ月 |
交通費 |
全額支給 (上限あり) |
休 日 |
日・祝日・平日1日 (週休二日制) |
休 暇 |
年末年始、夏季休暇 |
採用予定日 |
応相談 |
加入保険 |
雇用保険 労災保険 歯科医師国保 厚生年金 |
転居費補助 |
無 |
勉強会 |
有 |
学会出席 |
可能 |
出席費用 |
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開業支援 |
有 開業場所、開業ノウハウ、医院設計 支援いたします。 |
備 考 |
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求人応募フォーム
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パートを希望される方へ
当院では受付、歯科衛生士、歯科アシスタント、バックヤード等で多くのパートスタッフが活躍されています。
年代は様々ですが、(20代〜60代)皆さん仲良く、楽しくお互い協力しあってやっています。お問い合わせお待ちしております。 |
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